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{メ}YSN/E-O2 DL2000A

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フィルムカメラレビュー
ワイ・エス・エヌ

E-O2 DL2000A

見るからにやばいフィルムカメラを手に入れてしまいました。
トイデジカメでおなじみ、YSNが世に放つフィルムカメラでございます・


YSN E-O2 DL2000A は、
詳細不明のコンパクトカメラでございます。
購入価格は315円ぐらい。
YSNということと、
そのEOSなのかEO2なのかE02なのかE-02なのか、
よくわからないネーミングだからか、
全く情報の無いカメラでございます。
とはいえ、DL2000Aという機種は共通型番のようでございまして、
YSNとしてはEDX DL2000Aという型番の商品や、
EO-3たるカメラまで、
非常に幅広く存在していたようでございます。
そして、他のメーカーからも大量に発売されていたようで、
一時代を築いてた形跡が伺えます。
それにしても、バカでかいです。

スペック

・使用フィルムは35mmフィルム
・パンフォーカス

・レンズは50mmF6.3
・最短撮影距離は不明
・DXコード非対応
・シャッタースピードは不明
・単3乾電池2本使用。
こんな筐体でなんと電子式という、
アンバランスなカメラでございます。

・デザイン・メカ・インターフェイス

もう、ものすごくでかいです。
でかいだけでなく、結構重たいのでございます。
こんなプラスチッキーなカメラのどこらへんに重たい要素とでかい要素があるのかがわかりませんが、
ソレぐらいの工作精度でございます。
全体的な安っぽさは写真で見ての通りでございますが、
一眼レフライクなデザインなだけで、
単純なコンパクトカメラでございます。
ただ驚くべきことに、
ファインダーは写真右側の窓だけでなく、
本体上部にはウエストレベルファインダーがついており、
マミヤRZを彷彿とさせます。
しかも、上下正体でございますね。
左右は反転しておりますが。
ただ、薄っすらと投影される感じで、
何が写るかぐらいがほんのり分かる程度でございます。
レンズも普通のプラスチックレンズでございまして、
全面はこれまたプラスチックのフィルターが付いております。
どうも、きれいに撮れる感じはまったくありません。
そして、絞りに関してはF6.3と暗いものの、
フィルムの前面リングを回すと、
F6.3/F8/F11/F16と切り替わりますが、
何故か、レンズが前に繰り出していきます。
ちょっと本格的な見た目にはなりますが、
切り替わるのはフォーカスでも焦点距離でもなく絞りでございますので、
かなり無意味なギミックでございますね。
しかも、総プラスチックでございますので動きが非常に悪いです。
でかくてしょぼいおもちゃカメラという感じではございますが、
普通の簡易カメラと違うところはやはり、
電子式ということでしょうか。
モータードライブと表面についている通り、
中にモーターが入っておりますので、
フィルム自動装填、フィルム送り、フィルム巻き上げもモーターでやってくれます。
非常に近代的でございますね。
しかし、駆動音は非常におおきく、
けたたましいです。
上部のモードダイヤルにあるのは撮影モードとフィルム巻き上げのノブでございまして、
ノリでひねると巻き上げを開始してしまいます。
多重露光ができるといえばそうですが、
困った機能でございます。
なお、自分の個体はモーターの駆動が不安定ですので撮影ができない状態でございますが、
モーターはけたたましい音をたてる割にはなかなかゆったりしておりますね。

また、このクラスでは珍しくホットシューがついており、
外部ストロボをサポートしております。
本体には赤目軽減らしき文言が刻印されておりますが、
果たして、本当なのでしょうか。

不動品なのが残念なところですが、
仮に動いたとしても、持ち歩くのを躊躇してしまいます。
E-OS
キヤノンのEOSと間違えることはまずありません。
日本製のレンズを使っているらしいですが、
本当なのでしょうか。
何故かセルフタイマーのイラストがかいてあります。
なお、セルフタイマーは3秒ということで、
記念撮影には短すぎます。
 
グリップとか、
そういう部分は悪くなさそうなんですけどね。
 
頑張っている上部。 
ファインダーは意外としっかりつくってあります。 
フィルム巻き上げと、
Wは撮影モードなのでしょうか。
 
このギミックはがんばってますが、
がんばっている程度。 
特にDXコードを判別できそうな機構はなし。


執筆日:2018/10/25
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