あのレビューから、色々触ってみました。
すると、ISO100で撮影した画像は結構良さげな感じで、
レビューしたとき、小雨がぱらつく夕暮れということもあり、
公平なレビューが出来なかったのではないか?
と思ったので、再チャレンジしてみました。
実は、この再チャレンジ後に発覚したのですが、
このデジカメ、実は「初期不良品」でして、
CCDに画素欠けがあったのです。
で、新品交換してもらったのですが、
その時、何とピンが微妙にずれる不具合と、
ISO400以降のノイジーでボヤッとした画像処理周りが改善されたのです。
もし画素欠けが無ければ、このままGEのデジカメは最悪だというレッテルを貼ってしまうところでした。
いや、もう既に張ってしまいましたが・・・
ちなみに、新品交換してもらった方は、
残念ながらレンズ中央部に大きな埃が数点、入っているのですが、
もう面倒くさいのでそのままにしておくことにします。
ということで、本題に入りましょう。
条件として、マニュアルモードで撮影してみました。
ISOは100固定。
で、場合に応じて露出補正をしております。
このデジカメ、ホワイトバランスはまず外さないって位正確で、
この部分だけは国内メーカー(特にRICOH)を遙かにしのいでいるような感じなのですが、
露出は良く外すので注意です。
ということで、作例を出してみます。
逆光での作例が多いですが、
レンズが28mmということで、
周辺減光は結構あるのですが、
ゆがみは少ないですね。
ズームをすると色収差が酷いのですが、
これは仕方がないですね。
等倍鑑賞には向きませんが、
縮小してみると割と良い感じなような気さえします。
広角
味付けがシャープネスというか、輪郭強調を強めという感じで、
一昔前のデジカメみたいなシャープな感じですね。
画像処理が強く等倍付近で見るとだいぶ破綻していますが、
1/2.3インチCCDを採用してる1000万画素オーバー機なんてどれもそんなもんでしょう。
ということで、お待ちかねマクロのコーナーです。
驚くことに、予想を遙かに超える出来でした。
最短撮影距離が5cmという所を悔やむべきか。
ただ、AFについてはマクロの場合、1.5cm以下の被写体はピントを合わせるのが至難の業なので、
注意が必要ですし、
シングルAFにしないとまともにピンが来ないのは要改善ポイントですね。
ISO100での撮影は中々使えるのではないか?という結論に達しました。
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