サラネフォトDeep カンバン 京都マイティーチャー販売株式会社 （京都市）   撮影： 2011年03月23日

Nikon D700+Nikon AF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6G IF-ED

何故かこの写真しかないわけですが、
京都マイティーチャー販売株式会社と書かれた看板でございます。
清水五条駅近くのちょっと古いマンションに貼ってあったものでございますが、
リコー教育機器という文字も見えます。

はて、マイ・ティーチャーとはなんざましょ？
それは、時代に埋もれた、昭和の謎技術でございました。

その昔、（1950年代後半）リコーの前身、理研光学工業がシンクロファックスという昭和ハイテクテクノロジーを開発しました。
それは、磁気シートに4分程度の音声を記録・再生できるという、
テープレコーダーのようなものでございました。

それを教育教材として転用したのがマイティーチャーでございまして、
この会社は、それを販売していたようですね。
そもそも、4分しか記録出来ないものを教材にするのか？
という疑問もありますが、
マイティーチャーには回答ボタンが付いており、
そのボタンによって違う音声が流れるなど、若干LDゲームのような事も出来たようですね。

そんなハイテク機器、
体験できなかったのが悲しすぎます。

そして、どうでもいい豆知識ですが、
その磁気シート。
名前は「ナカビソン」
つまり、ドクター中松氏が開発したものでございます。
更に、その名前にピンと来ている方も多いとは思いますが、
そのナカビソンこそ、ドクター中松氏が「フロッピーディスク」を発明したと主張している製品でございます。

と、看板とあんまり関係が無いことを記述してしまいました。