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{メ}RICOH CX5

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RICOH
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RICOH CX5
久しぶりにデジカメレビューを書いた気がしますが、
今回は、今までサラネにもちょくちょく登場していたRICOH CX5を紹介いたします。
既にCX6も出てからだいぶ経ち、お値段もかなりお安くなってきておりますが、
購入してから10ヶ月を過ぎ、今更感あふれる状況ですね。

RICOH CX5は、2011月2月に発売された1000万画素のデジタルカメラです
購入価格は15,800円。
発売当時の価格は50,000円前後です。

以前紹介したR10の後継機種であるCX1という機種があり、
それの5代目というカメラです。
CX1から始まった裏面照射型CMOS搭載機ですが、
代を重ねるごとに成熟されているようにも見えます。

この当時、何故自分がこの機種を選んだかといえば、
単純に虫を撮りたかったというだけなわけですが、
マクロ撮影に強いということでRICOHのデジカメを選択したということ。
そして、CX6はその当時高価で、とても手が出せなかったこと。
CX4にするかCX5にするか悩んだわけですが、
超解像技術とハイブリッドAFシステムを搭載しているという物珍しさから、
CX5を購入するに至ったわけです。

 

スペック
1/2.3型の1060万画素裏面照射型CMOSセンサーを搭載。
レンズは28-300mm、F3.5-5.6の光学10.7倍レンズを搭載。
RICOH ZOOM LENZの刻印があります。最短撮影距離は30cm-∞〜、マクロモードは1cm〜∞です。以前はリコー製品は高倍率ズームレンズを売りにしている傾向にありますが、
最近のコンデジの傾向からいって、この10.7倍ズームは結構おとなしめの印象を受けます。
それだけ各社、高倍率化が進んでいるということですね。
広角側は28mmスタートと、これまたリコーとしては伝統的な画角ですが、
もう少し広角側も欲しいところです。上記の通り、ハイブリッドAFを搭載していることがこの機種の最大の特徴なわけですが、
それは、従来のコントラスト検出方式と、パッシブ外光方式の2つのAFを使用し、
AFの合焦時間を短縮させようといった技術です。実は、Caplio CX5以前の機種には普通についていた機能なわけですが、
復活したようです。
なお、望遠側で大きな効果を発揮するらしく、
マクロ撮影では全く意味が無いようです。液晶は3型のTFT液晶で、92万ドット。
メディアはSD/SDHCカードに対応。
最近のコンデジとしては標準的なスペックです。駆動はリチウムイオン電池(DB-100)
動画機能は最大1280×720ピクセル(ハーフHD)/30fpsでの撮影が可能です。

機能としては、
セルフタイマー、連射、手ぶれ補正、顔認識等の当たり前の機能は勿論として、
自動追尾やクリエイティブモード等、
この時代のデジカメらしく多彩な機能を取り揃えてございます。

・購入時の状態
付属品:新品
状態 :新品
機能 :新品
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス
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デザイン的には基本的にR10を踏襲している感じですが、
他社の最近のコンデジと比べると角ばってて大きめという印象です。
しかし、質感がよく、ホールド性も悪くないので個人的には好感触。
重さとしては、結構ずっしりとしますが、
ぶれにくいと思えば悪くないですね。

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欠点としては、左側にストロボがあるので、
普通に持つとストロボに指がかぶってしまうこと。
使わなければどうということはないのですが、
最近多用するので細かい悩みの種だったりするのです。

電源を入れると大きめのレンズユニットが伸びます。

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側面はシンプルそのものですが、
Micro-HDMI端子がついていますね。
ぼーっとしていると間違えて別のケーブルを差しそうな形状をしていますが・・・

あと、個人的にはストラップを上下に付けられるようにしているのが好印象です。

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上部。
電源ボタンが押しづらいです。
モードダイヤルはゆるく、取り出した時には大抵ずれています。
シャッターボタン、ズームレバーの配置は適切だと思います。

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底面
シンプルですね。
中国製

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背面
最近のRICOH製デジカメではおなじみという感じ。
なれると中々使いやすいのです。
ただ、カーソルキーはもう少し大きめでも良かったのではないかと。

・機能・仕様

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起動は3秒程度と最近のデジカメとしては遅めですが、
レンズが大きくて長いので仕方がないとおもいます。
動いてからは一応サクサクな状態なのですが、
カーソルキーが小さいということで、押し間違いが割りとあります。

また、マクロ切替時やAFポイント選択など、
ハードウェアにまたがる動作は少し待たされる印象です。
速射したい時はちょっと慣れがいると思います。
また、電源の入り切りも癖があり、
2回押したり、押したつもりはなくても微妙に押しているときは、
電源が入ったと思ったらレンズが格納されてしまったりという動作を繰り返すことがあります。
慌てている時に限ってそういうことが多発しますね。
また、再生キーを押すことでレンズを繰り出さずにプレビュー画面を出せますが、
そこから撮影したいときは、再生キーを押して終了させてから起動させる必要があります。

液晶の画面は新しくなるたびに綺麗になったなと実感しますね。
92万ドットなだけあり、きれいです。
バッテリーもきちんと充電していればしっかりと持つので、
全く不満はないですね。

AFの精度は、ほぼマクロ域でしか使わない人の感想としては、
正直微妙なところです。
小さいものにピントが合わないのは勿論として、
ここぞという時に外します。
日が少し落ちてきた時に特に発揮する印象ですね。

AFは暗所に弱く、手ぶれ補正は思ったほど効かないので注意が必要です。

MFもあるにはありますが、
CX6とは違い拡大表示が出来るわけではないので、
基本的にAFに頼ることになります。

ただし、フォーカスポイントをかなり際どいところまで持って行くことが出来るのは便利です。
また、AFは以前の機種と比較して相当早くなっているとはいえ、まだまだという印象ですね。

クリエイティブモードは殆ど使ったことがありませんが、
結構楽しそうです。
しかし、シーンモードとクリエイティブモードの2つのモードに分ける必要はあまりないのでは?と思われます。

[note]
シーンモード(並び順)

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ーーー
・ポートレート
・遠景
・マナー
・夜景ポートレート
・夜景マルチショット
・打ち上げ花火
・料理
・スポーツ
・ペット
・ゴルフ連写
・ズームマクロ
・高感度
・斜め補正
・文字
ーーー
クリエイティブモード(並び順)
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ーーー
・ダイナミックレンジ
・ミニチュアライズ
・ハイコントラスト白黒
・ソフトフォーカス
・クロスプロセス
・トイカメラ
ーーー
[/note]

●画質
画質に関しては、
周辺の画質はそれなりという感じです。
ISOを指定しない場合、割かし積極的に感度を上げる傾向にありますが、
ISO400辺りからノイズが出始めます。
というよりも、ディティールが失われていく印象にあります。
低感度でも割りとザラザラとした感じがしますが、
それは、フィルムの粒子のようなノイズにするように設計されているという話を小耳に挟んだことがあります。
実際、等倍でみるとちょっと目立ちますが、印刷してみると気にならないですね。

 

ただ、A4辺りが限界ですね。

追記(2013年1月16日)A3ノビまで全然いけます

 

発色はリコーらしいすっきりとした仕上がりです。
手軽でマクロ撮影も強いので、
お散歩カメラや、花、植物等のマクロ撮影をされる方には最適な一台です。
●作例
[warning]※作例に関しては、表記が無い限りは全て無加工でアップロードしております。
等倍画像をご覧になりたい場合は画像をクリック後、Flickrの該当画像が出てきますのでさらにクリック、
その後の画面で画面右上にあります「View all sizes」をクリックすると等倍画像が閲覧できます。[/warning]

R0010216

R0010309

R0010614

R0011178

R0011054

R0010702

その他の写真はこちらにございます。

 

 

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