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{メ}TOSHIBA AllegrettoM60

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TOSHIBA
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P8120070
東芝 AllegrettoM60
東芝のカメラって何か惹かれるものがあるんですよね。
といっても、東芝で他に惹かれるものといえばVALDIA位ですし、
SolaよりもAllegrettoの方が好きなのはタダの変態なだけなのかもしれません。

公開日時:2009年5月22日
追記日時:2015/8/13
画像追加
記事修正

R0010072.jpg
AllegrettoM60は、2000年11月に発売された230万画素のデジタルカメラです。
230万画素というとちょっと高性能な部類に思えてしまう自分が怖いです。
米国で先行して発売されたモデルみたいですが、
当時の実売価格は42800円と安い!
安くてこの性能ということは、相当お買い得なモデルだったことは間違いありませんね。ちなみに、購入価格500円
R0010075.jpg
R0010076.jpg


 

追記:2015/08/13

スペック

■センサー・仕様/TCP1.02
センサーサイズ/センサー 1/2型CCDセンサー(原色フィルター)
画素数 230万画素
映像エンジン 記載なし
液晶 1.8インチD-TFD液晶
オートフォーカス コントラスト検出方式
ISO感度 100-400
■レンズ性能
焦点距離(35mm換算) 38-86mm
F値 F2.8-3.2
ズーム倍率 2.2
レンズブランド
最短撮影距離 5cm
手ぶれ補正 x
■基本仕様
仕様メディア スマートメディア(64MBまでの対応)
使用電源 単3乾電池x4
動画撮影機能
記録形式 x
音声記録 x
録画時間 x
顔認識 x
Wi-Fi x
GPS x
防水 x
防塵 x

追記:2015/08/13/以下、追加画像

P8120071 P8120072 P8120073 P8120074 P8120075 P8120076 P8120077 P8120078 P8120079 P8120080 P8120081 P8120082 P8120083 P8120084

・デザイン・メカ・インターフェイス
どうみてもでかいですw
でかいからグリップしやすいと言われれば、そんなことは無く。
グリップ部が浅く、反対側は直ぐレンズと。
まぁ、幸いズームレンズなので指が写ってしまうことはないですね。背面の配置はかなり独特。
カーソルキーとENTERキーが一緒ですが、
押し心地はそこまで悪くないです。
ズームボタンは押しづらい位置にあるし、現に押しづらいので要改善というところですね。
上部の液晶と、3つのボタンは好み。
というか、解像度設定が独立したボタンって新鮮ですよねw

シャッターボタンも、もう少し前に欲しかった・・・
という惜しい感じではあります。

光学ファインダーは形状の問題で、
覗くと左下に鏡筒周りでケラレてます。これはどうにもならなかったのかw?

電池蓋は本当開けづらく、
爪を割りそうです。
というか、爪がある程度伸びてないと不可能って位硬いですね。
レバーを引き起こして、レバーを引くというタイプ。
これは本体側の爪を割らない分、突き詰めればいいギミックになるとは思うのですけどね。

後、問題点として、
スマートメディアが何故か64MBまでしか対応してない。
この世代なら普通に128MBも出ているだろうし、
是非対応していただきたいです。
1年前に発売してる機種は既に128MB対応も多いですし、
やはり画素数的にも128はほしいですし。

そして、電源は意外と多かった、モードダイヤルと兼用。
周りの灰色の部分はラバーです。
が、これが致命的な欠点でして、
位置的にもおわかりになるかと思いますが、
ちょっとした拍子に動きます。

つまり、カバンの中に入れていて突然電源が入ったりすることも多々ありました。
形状が特殊なため、
ケースに入れても入ってしまうことも・・・

これは当時困った人も多かったのではないかと推測されます。

液晶はまぁ、この世代にしては悪くないんじゃない?って程度です。
あと、ちなみにこれが500円という事には理由があります。

R0010077.jpg
買ってから気づきました・・・
液漏れで腐食・・・

一応、動作はしますが、
たまに電圧低下で不安定になります。

・機能・仕様

追記:2015/08/13/以下、追加画像

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動作はかなーりもっさり。
電源を入れてから撮影にはいるまでは2秒程度で結構早いのですが、
で、ズーム機構というか、レンズモーターが不良なのか、仕様なのかは分かりませんが、
凄くうるさい。
そして遅い。

特にAFは本当に遅く、
「ガガガガガガ」という音と振動と共にがんばって合わせてくれます。
これに関しては仕様みたいですw

AFが合ってからは結構早いんですけどね。
恐らくAFがこの状態だと動体撮影は不可能じゃないかな?って感じはします。
とりあえず、このカメラはそんなAFが本当に残念です。

・画質・撮影
画質は個人的には大好きです。
AFは遅い分、割と正確ですし、
写真の方は正直、万人受けするかは微妙な所はありますが、
独特の空気感が得られていると思います。
ちょっと黄色が強いような気がしますが、別にCMOSカメラのような黄色さではなく、
上品な黄色さといいましょうか、

若干眠たい感じもしますが、
割と細かに描写されていたりと、奥が深いカメラだと思いました。
画像
PDRM0002.JPG
PDRM0003.JPG
PDRM0005.JPG
PDRM0016.JPG
この世代のカメラは個性的な機種が多かったですが、
確かに、輝いてるカメラだと思います。

その他の写真はこちらにございます。

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コメント

  1. 匿名 より:

    PDR-M60の実物を入手してみて思ったのが、これレンズとセンサーはリコー RDC-5000と同じではないのかということですね。独特の鈍い動きと駆動音、AF合焦など駆動が同じように見えるのです。
    スペックもレンズやセンサー周りは同じですし。

  2. yohibusi より:

    レンズ周りは同じみたいですがUIなどは違うのでレンズだけ流用か?と思ったらリコー RDC-5000と同じく台湾製なのですよね。台湾製のデジカメって滅多にないうえに東芝系となるとなおさらなのでオリジナルっぽいOEMな気もしています。

  3. さらもで より:

    こんにちは、さらもででございます。
    言われてみればという感じですね。
    デザイン自体はM60は丸っこい奇抜な感じではありますが、
    どちらも動作は極めて重たいですし、M60自体東芝製デジカメの中でも若干異端児といった感じですしね。
    マイナー機種故に真相は闇の中ではありますが、
    面白いです。

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