◆液晶キャリブレーター◆
エックスライト
カラーモンキー・スマイル
KHG0100-SM
液晶モニターを変えてから、
2台のディスプレイの色合いが明らかに違うのが気になりました。
今までずっと見て見ぬふりをしておりましたが、
そろそろ、真剣に考えないといけないなということで購入したのでございました。
モニターのカラーバランスはモニターによってまちまちですし、
使用していると常日頃変わっていくものですし、
その時の照明によっても見え方は変わってくるのでございます。
ということで、本当はあったほうがいいのですが、
ずっと、購入を踏みとどまっておりました。
使い方はこんな感じ。
Cinema Display自体、
発売から15年以上経過しているモニターでございますが、
近年はパネルの老朽化はみられるものの、
あまり、色については気になったことはありませんでした。
厳密に言えば他のモニターとも併用しているのでばらつきはありましたが、
明らかにおかしいとは感じませんでしたね。
ただ、人間怖いもので、
基準がなければ正しいのか間違っているのか気づかないもの。
ただ、最近導入したLGの4Kモニターは、
正直、色合いが明らかにCinema Displayと違うどころか、
明らかにニュートラルな色ではないなと痛感しました。
お値段も安かったですし、
写真以外の用途ではこれでいいのだと思いますが。
キャリブレーション前。
黒が締まらず、
発色が薄いです。
なお、出荷時は当然キャリブレーションが行われておりますし、
一度本体交換を行っておりますが色の傾向は変わらないので、
メーカーとしてはこれでOKということでございます。
元々、写真編集用のモニターではないですからね。
そこで登場したのはこちらのキャリブレーター。
カラーモンキースマイルでございます。
モニターキャリブレーター業界では大手でございまして、
その中の最廉価機種でございます。
上位機種にかんしては色々と機能や付属品がありますが、
ただ、色合わせするだけならこれで十分なのでございます。
とりわけ最近はハードウェアキャリブレーション機能がついたモニターがお買い得で入手できますが、
ハードウェアキャリブレーションとそうでないものの違いは、
例えば、カラーバランスが青100%緑95%黄色70%という場合に、
ハードウェアの場合は青100%緑100%黄色100%のように調整するのに対して、
ソフトウェアキャリブレーションに関しては、
青70%緑70%黄色70%にして調整するようでございます。
なお、
ハードウェアキャリブレーション機能がついているモニターもキャリブレーターは必要です。
本体は極めてシンプル。
付属品もほとんどないです。
マウスみたいなデザイン。
接続は普通のUSBです。
重りであり、
長さ調節に使用します。
使い方は簡単。
ソフトウェアをインストールして、
画面の指示に従って、
モニターに本体を垂らすだけでございます。
この枠内にキャリブレーターを吊るします。
うまく固定できなかったのでパーマセルテープで固定しております。
あとは、ボタンを押して待つだけです。
2台分しっかり色調整をしました。
まずまず同じような色になったので満足でございます。
ただ、補正を終了した時、
「これだけ色がずれてたよー」
って結果を出してくれるのですが、
それの補正前の色データは明らかに盛ってますね。
でも、満足でございました。
購入日 :2018年
購入価格 :12,826円
購入場所 :インターネット
執筆日:2019/02/15
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