Apple Cinema HD Display(30インチ)
実は3ヶ月ぐらい前から家にあったこいつです。
大画面の欲望に耐えきれず気がついたら購入しておりました。
Apple Cinema HD Displayは2004年に発売されたディスプレイでして、
一応、今でも現行品でございます。
6年も現行の商品なんて化物ですね。特に、進化の早いパソコン業界ですので。
ちなみに、
当時の価格はなんと40万!
とても貧乏大学生の出せる金額ではありません。
ちなみに、出た当時は自分は高校2年生ぐらいでしたが、
丁度eMacを購入してマカー生活に足を踏み入れた頃ですね。
このディスプレイが登場した時の衝撃は今も覚えておりまして、
とにかく、欲しかった。
貧乏大学生でも買えないのに貧乏高校生が買えるはずもなく、
PowerMacG5とこのディスプレイを買う貯金はeMacと第三世代のiPod(15GB)に化けたわけです。
そんなこいつも、今では最安値で16万。
だいぶ値下がりしました。
当然自分は10万を切って購入したわけですが、
とってもいい買い物をしたと思います。
2004年ということで、
性能的に物足りない部分も当然あるわけです。
その最大の欠点が地デジやBlu-rayなどの再生に必須なHDCPに対応していないこと。
つまり、この大画面を持ってしても地デジやBlu-rayは見れないわけです。
非常に残念ですね。
あと、LEDバックライトでは無いという点。
現行のCinema Displayはこの機種以外はすべてLEDバックライトになってデザインもカッコよくなりましたが、
この機種は化石のごとくそのまんまです。
それがまたいい。という事もありますが、それでも寂しいですね。
幸い、この機種だけDVI(但し1系統)かつ、ノングレアパネルなので長時間の作業でも目がつかれませんし、
DisplayPortじゃないのでつなげる機械の幅が広がります。
そして、くさってもIPS液晶。
そして、最大の利点でもある
2560x1600の解像度!
こりゃ、写真編集にもってこいなワケですよ。
ということで、結論から言うともう、大満足です。
買って良かったというか、一生モノのモニターですよ。
今まで使ってたディスプレイはなんだったのかというばかりの画質です。
まぁ、いい商品だけに欠点もそれなりにあります。
上記以外にも、
ACアダプタがでかくて置き場所に困るとか、
ケーブルが着脱式じゃないとか、
デュアルリンクの相性が結構でるとか、
なんか液晶が黄色っぽいとか、
Windowsマシンにつなぐと輝度調節がわかりにくいとか(Macで使えよって感じですが)
あとは、輝度しかいじれないという所もちょっときになりました。
そして、贅沢な欠点としては、
解像度が高いので古いデジカメの画像の粗が目立つ(解像度的な意味で)という事もありますが、
とにかく、買いな一台です。
コメント
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誤って途中送信… すみません…
昔の(といっても約10年前)ディスプレイはいいものだとしてもチューナー付きなテレビよりはるかに高かったのですね。
現在はMITSUBISHIが液晶ディスプレイ事業から撤退というニュースが結構衝撃になっていましたがこのディスプレイは6年以上も現行品とは…
三菱はパネルこそLG製ですがその他や処理エンジンに資金をつぎ込んで高評価を受けていたみたいです
他に家電店でディスプレイの座をとっているのはAppleを除いてバッファロー、LGくらいですか?
きれいすぎるディスプレイ、忠実すぎるオーディオはソースの粗までもさらけ出してしまって嫌になると聞いたことがあります。
10年前ですと、32インチの液晶テレビも70万円ほどしていたので、
今はだいぶいい時代になりましたね・・・orz
三菱のディスプレイはかなり評判がよかったのですが、
三菱、ナナオ辺りのディスプレイはやはりCRT時代が最高でしたね。
ダイヤモンドトロンはダンパー線が見える仕様でしたが、
当時はかなり魅力的でした(当時、自分は三菱製ディスプレイは買えなかったので同じダイヤモンドトロンのiiyama製を買いました)
個人的には、現行品の27インチよりもこちらのほうが好きですね。
画面は黄色いですが。
結局、パネルよりもエンジンとチューニングみたいですね。
ディスプレイはナナオ、NEC、Acer、BENQ辺りも強いですね。
昔はシャープやソニー、サムスンも売られていたのですが・・・
4Kはだいぶ好みがわかれますよね。
ただ、高解像ディスプレイに慣れてしまうと、
1920×1200では物足りなく感じてしまいます。