{メ}Finecam M410R

Kyocera Finecam M410R

Kyocera Finecam M410R

京セラ最末期のFinecamでございます。(ちなみに京セラ最後のデジカメはCONTAX i4R)
見た目からしてもただの高倍率ズーム機ではなさそうですし、
期待が高まります。

Kyocera Finecam M410Rは、2004年3月に発売された400万画素のデジタルカメラです。
購入価格は278円。
当時の価格は55,000円前後です。

この機種は色々と特徴はあるのですが、
京セラらしく連写が得意な画像処理エンジンRTUNEを搭載していたり、
インナーフォーカスだったりと、書ききれません。
まぁ、一番どうでもいい情報としては、M400Rの後継機かと思いきや、
同時発売だったりします。

スペック
1/2.7型の423万画素CCDで原色フィルター。
レンズは10倍ズームで、F2.8-3.1の37-370mmでオートフォーカス。
KYOCERA LENSを搭載。
残念ながらカール・ツァイスではありませんが、
望遠域が明るいレンズを採用していますね。
上記の通りRTUNEを搭載しておりますので、
高速なSDカードを使用すればメモリーカードいっぱいまで連写が出来ます。
また、京セラ製デジカメらしくコンティニュアスAFにも対応しております。

液晶は1.5型低温ポリシリコンTFT液晶。
マクロは10cm、メディアはSDカード及びMMC、駆動は単三乾電池4本と、
液晶が小さい以外はなかなか使い易いです。
ちゃんとテレマクロにも対応している辺りがありがたいですね。

機能としては、
デジタルズーム、セルフタイマー、動画、連写、シーンモード、PCカメラなど、
また、最末期でありながら京セラで初めてPictBridgeに対応しております。

・購入時の状態
付属品:本体のみ
状態 :良好
機能 :液晶死亡
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス
鏡筒周りは金属でなかなか高級感がありますが、
その他の部分はプラスチックであんまり高級感を感じません。
とはいえ、デザインは非常にかっこよく、
よくできてると思います。

Kyocera Finecam M410R
レンズ、出っ張りすぎ

Kyocera Finecam M410R
光学10倍ズーム。
最近の高倍率ズーム機は信じられないぐらい全長が短くなってますが、
技術の進歩なのでしょうかね。
この機種はフィルムカメラ時代の香りを感じます(OLYMPUSのIZMシリーズとか)
まぁ、レンズの明るさとインナーフォーカスの弊害だと思いますけどね。
以前紹介したOLYMPUS C-700UZはもっと短いですし。

そういえば、鏡筒部にあるフォーカスリングっぽいものは飾りです。

Kyocera Finecam M410R

Kyocera Finecam M410R
Kyocera Finecam M410R

Kyocera Finecam M410R
Kyocera Finecam M410R
側面側は良く出来てます。
絶妙な硬さの蓋もついていますし、
USB端子も普通のMiniB。
京セラ製デジカメは全体的に汎用性の高いのがありがたいところです。

Kyocera Finecam M410R
誇らしい400万画素の文字。
当時は既に500万画素が主流の時代ですけどね。
モードダイヤルは軽いですが、
ポップアップフラッシュはかなり勢い良く開きます。
このギミックは大好き

Kyocera Finecam M410R

Kyocera Finecam M410R
底面。
こうしてみるとやはりレンズ出っ張りすぎだなという感じです。

Kyocera Finecam M410R
電池カバーもしっかりした作りで好感持てます。
CR-V3が使えないのは残念ですが、その代わり電池が入れやすくなっているので我慢と。

Kyocera Finecam M410R
例のかっこいいフラッシュ

Kyocera Finecam M410R
ボタン類は可もなく不可もなくという感じにまとめられていますが、
カーソルキーの作りがあまかったりと、あんまりほめられたものではないです。
液晶が割れてしまっているため実用に耐えないと思いきや、
幸い、光学ファインダ部がEVFになっているのでとりあえず使えます。
というか、京セラ製デジカメってなんで液晶が割れてる個体が多いのだろう。

・機能・仕様
Kyocera Finecam M410R
Kyocera Finecam M410R

起動は2秒程度と早いです。
流石RTUNE搭載機だけあってサクサクです。
UI自体もRTUNE搭載機をつかっているひとにとってはおなじみでわかりやすい。
特に、モードダイヤルに連写があったり、
シーンモードの切り替えが非常に楽なので、
コンデジにおける煩わしさが解消されます。
露出補正もワンタッチというとこともいいですよね。

ただ、ズームはゆっくりですし、
全体的に早いだけにちょっと残念な部分も見えますね。

とりあえずEVFがあるので大抵の操作は出来ますが、
セットアップメニューに入れないのと、画像プレビューが出来ないのが煩わしいところですね。

・画質・撮影
●AF・挙動
AFは早く、
記録を含めだいぶキビキビしています。

●画質
画質については、なかなか良好です。
ただ、京セラ機全般に言えることとして、赤系がくすんだ色になる感じですね
解像感がありますし、素子サイズの割には頑張っている感じではありますが、
ちょっと補色フィルタっぽい感じです。色が薄いですし。
反面、光学性能はなかなか高く、
収差や周辺光量落ちはあんまり目立ちません。

こうして使ってみるとなかなかいい機種ではあるのですが、
なかなか評価されなかった機種でもありますね。
画像
「データは無圧縮です」
KIF_0646

KIF_0644

KIF_0571

KIF_0647
ズームテスト
(ちなみに、1枚目の写真の位置から撮影しています。)

KIF_0640
マクロテスト

その他の写真はこちらにございます。

評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :04/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :06/10:マクロ、画素数、レンズ、液晶など
機能 :07/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :06/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :05/10:主に操作性
AF・露出精度 :05/10:AFは正確か、
画質 :06/10:文字通り
輝き度 :05/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :05/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :06/10:今後も使い続けたいかなど
合計:55/100
サラネ式デジカメ採点システムテーブルa ver1.00

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コメント

  1. tomo より:

    さらもでさん今晩は。
    当方もジャンクデジカメ好きでけっこう集めています。たぶん200台近くはあると思います。
    そろそろちゃんとした1眼レフデジカメに移行しようと思ってます。ただ1台ある1眼レフデジカメオリンパスE-500、FinePix F70EXR ricoh r6 パナソニックのFZ-38を
    持ち歩くのが多いですね。ぜひFUJI好きのさらもでさん4900Zと6900Zなどをレビューして下さい。

    ちなみにM410R新品同様で持ってます。CCDも交換済み S5R S3R SL400Rも持っていたりなんかします。

    また投稿いたしますのでよろしくお願い致します。
     

  2. さらもで より:

    こんばんは、さらもでと申します。
    サイトをご覧いただきありがとうございます。
    200台とは素晴らしいです。
    ジャンクデジカメ集めは中毒化しますよね。
    特に、最近は700万画素クラスであっても動作するものがジャンクボックスに眠っていたりするので侮れません。
    >E-500、FinePix F70EXR ricoh r6 パナソニックのFZ-38を
    名機ぞろいではないですかw
     E-500はオリンパスでは国内最後のコダック製CCD搭載機ですし、
    羨ましい組み合わせでございます。
    4900Z、6900Zはなかなか名機ですが、
    動作する状態のモノは高いですしなかなかジャンクボックスに転がってないので、
    気になっているのですがまだ所有できておりませんw
    見つけ次第レビューしたく思いますのでご期待下さい!

    新品同様のM410Rは凄いですね。
    S5R,S3Rなんかは個人的にも思い入れが強い機種でしたし、
    SL400Rを含め、京セラのRTUNE搭載機は名機ぞろいだっただけに、
    撤退は今でも残念でなりません。

    >また投稿いたしますのでよろしくお願い致します
    ありがとうございます。
    今後も変わらずに運営を続けていきたく思いますので、
    今後とも宜しくお願いいたします。
    また、tomo様のBLOG,早速ブックマークに登録させていただきました。