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{メ}AF-S QUARTS

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MINOLTA
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MINOLTA AF-S QUARTZ(Film Camera)
MINOLTA AF-S QUARTS
ここ数年、デジカメは多機能化の道へ進んでおりますが、
フィルムカメラの多機能化が進んだのはこの機種が出る1980年代前半辺りからみたいですね。
多機能と言っても大した事はできないわけですがw

MINOLTA AF-S QUARTSは、1983年に発売された35mmフィルムを使用するフィルムカメラです。。
購入価格は525円。
発売当時の価格は50,000円程度です。
ファミコンと同じ年に登場したこのカメラなわけですが、
この機種が有名なのは、このシリーズに「AF-S トークマン」という機種がありまして、
なんとこいつがしゃべるわけですね。
「フィルムを入れてください」だの、「フラッシュを炊いてください」だのアドバイスしてくれる近未来的な発想はなかなか面白い。
ちなみに、同じような音声ガイダンスをしてくれるデジカメといえば、皆様御存知のXactiがありますね。

・カタログスペック
使用フィルムは35mm。
アクティブ式のAF機構です。
AF機構ってだけで急に新しくなった感じがしますね。

レンズは単焦点で、
F2.8で35mm。
ロッコールレンズを搭載です。
レンズ構成は4群4枚で絞り羽根は2枚のテッサータイプ。
シャッタースピードは1/8秒〜1/625秒
レンズ性能はよさそうですが、シャッタースピードは何故にこんなに中途半端なのか。

光学ファインダーは倍率0.5倍、視野率85%とあんまりですが、
割と作りがいいので気にしないことにします。

駆動は単三乾電池2本。
ミノルタといえば単三電池なイメージが勝手に形成されていたりします。

この世代の割には完全たる電子化です。
巻き上げ、巻き戻しも自動でやってくれます。
フラッシュ内蔵型です。
クオーツデート対応なだけでなく、アラーム機能も備えた多機能機ですね。

DXコードは非対応。
対応感度はISO 25/50/100/200/400/1000

・購入時の状態
付属品:本体のみ
状態 :良好
機能 :不良
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス
プラカメの割にはずっしりしていてよく出来ていそうなところですね。
この機種は大分数が出たのかよく中古やさんで見かけることがありますが、
大抵、この状態です。
というのも、この機種には着脱可能なレンズカバーがありまして、
着脱できるだけあって、それをなくしやすくこの個体もレンズカバーがありません。
それがスイッチを兼ねているらしいので是非あったほうがいいのですが、諦めるしかなさそうです。

MINOLTA AF-S QUARTZ(Film Camera)
レンズ周りのグリグリを回すと感度調節が出来ます。
ただ、背面にも感度設定の項目があり、
どうもそっち側が連動しているみたいですね。

MINOLTA AF-S QUARTZ(Film Camera)
AUTO FOCUS D Dって何のDだろう。

MINOLTA AF-S QUARTZ(Film Camera)
オレンジのボタンはセルフタイマーでした

MINOLTA AF-S QUARTZ(Film Camera)
カッコいいデザイン。

MINOLTA AF-S QUARTZ(Film Camera)
サビサビですやん

MINOLTA AF-S QUARTZ(Film Camera)
三脚穴はプラスチック

MINOLTA AF-S QUARTZ(Film Camera)

MINOLTA AF-S QUARTZ(Film Camera)
電池カバーは正直、壊れそうな勢い

MINOLTA AF-S QUARTZ(Film Camera)
背面はごちゃごちゃしてます。
上部のアナログフィルムカウンタだけでなく、
背面にもフィルムカウンタが付いてるみたいですね。
この無駄さがなんとも80年代チックです。

MINOLTA AF-S QUARTZ(Film Camera)

MINOLTA AF-S QUARTZ(Film Camera)
フラッシュはポップアップ式。
この個体はフラッシュが壊れてるみたいです。

MINOLTA AF-S QUARTZ(Film Camera)

MINOLTA AF-S QUARTZ(Film Camera)

・機能・仕様
起動は瞬速。
というか蓋がないのでずっと電源が入りっぱなしです。
多機能そうな筐体も設定保持用の電池が入っていなければ押すだけカメラですし、
あんまりAF-Eと大差はないです。

AFから巻き上げまで全て自動でやってくれるわけですが、
動作音は大きく、非常にノスタルジックな仕上がりです。
AF-Eと比べて評価ができるのはフラッシュを切れることですね。

残念ながら絞りが常に開きっぱなしなので撮影は出来ないわけですが、
是非生きてる個体を見つけて使ってみたいですね

その他の写真はこちらにございます。

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