FUJIFILM nexia Q1
APSカメラの中では大ヒットした商品の一つです。
比較的最近までラインナップされていた根強い人気のある機種ですが、
果たしてどうなのでしょうか?
購入価格は280円。
発売当時の価格は5000円程度です。
価格が非常に安価ということですし、
このスタイリッシュなボディからも爆発的なヒットをしたという事が伺えます。
なお、この商品の生産終了が2006年9月ですので、
実に5年近く製造されたロングセラー商品なんですね。
後にデジタル化したりズーム機構がついたりもしましたが、
このノーマルバージョンこそがQ1なのです。きっと。
・カタログスペック
使用フィルムはAPS。
AF機構を搭載です。
そうです。
こんな安価なカメラでもオートフォーカス機構がついているのです。
そこは写ルンですと違うんだぜというオーラを放っております。
レンズは単焦点で、
F8で28mm。(35mm換算)
FUJINON LENSを搭載です。
レンズ構成は2群2枚。
シャッタースピードは1/100秒固定
広角なのは嬉しいですが、
ここらへんは写ルンですそのものですね。
だいぶ暗いレンズですしシャッタースピードは固定。
まぁ、お散歩カメラならいいですかね。
光学ファインダーは倍率0.34倍でございます。
駆動はリチウム電池のCR2が1本と、
ここはうれしいところですね。
MRC(フィルム途中交換機能)対応です。
撮影モードはCとHのみでPには対応しておりません。
・購入時の状態
付属品:本体のみ
状態 :傷あり
機能 :良好
台数 :1台
・デザイン・メカ・インターフェイス
個人的にはかなりすきなデザインですね。
ボディに描かれている★については好き嫌いが分かれるところですが、
カメラらしくてカメラらしくないデザインです。
手のひらサイズでコンパクトですが、
持ってみると意外とずっしりきます。
片手で撮影するのが前提みたいですね。
電源レバーをONにするとレンズバリアーが開きます。
それと同時にシャッターボタンのロックが外れる親切機能
レバー類はアナログ感溢れる感じですが、
完全電子化なカメラです。
画角切り替えレバーが結構硬いですね。
電源レバーは中々いい感じですが。
というか、目立ったボタン類がない。
フィルム蓋の開閉レバー
電池が入っていなくてもフィルムが入っている場合は開かない親切設計です。
電池蓋はスライドさせて開ける感じ
デザインに沿った感じですね。
・機能・仕様
起動は早いというか一瞬です。
フラッシュチャージも早いですし、押すだけカメラとしては非常に快適ですね。
ただ、フラッシュを切ることも出来ず、
画角を変更したりフィルムを途中で巻き戻したりぐらいしか抗う手段がないのがちょっと物足りないといえばものたりないですw
しいて言えばですけどね。
背面液晶の表記はトイデジカメみたいな感じですw
撮影可能枚数が出てくるだけなのですが、文字が大きく見やすいです。
APSカメラ全般的に言えることなのですが、
モーター音が大きく、撮影するとけたたましい音でシャッターチャージされます。
この音がちょっとこのかわいいカメラっぽくないなともおもいますねw
まぁ、手軽といえば手軽です。
HOLGAか?と思うほど周辺光量落ちが凄いですね
その他の写真はこちらにございます。
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