ニチガンPlayStation
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発売時期は不明、当時の販売価格は1470円。
プレイステーション時代、
メモリーカードは、基本的に高くても純正を買うというスタンスでした。
なぜなら、こういった非純正のメモリーカードはよく消えるというウワサを聞いたからです。
当時としては、セーブデータとは命そのもの、
大切なデータは守る必要があったためです。
サードパーティ業界も、
そのイメージを払拭させるための努力は正直、感じられませんでしたが、
純正品よりも付加価値をつけたり、
価格を下げた物が多く見られました。
このメモリーキングもその中の一つで、
メモリーカードよりも値段は安い上に、
ブロック数を15ブロックから30ブロックに引き上げたという、
わりかし無理矢理感の強い付加価値をつけました。
但し、純正と考えると、
メモリーカード1枚分に満たない価格で2枚手に入るという事で、
かなりインパクトは強かったとおもいますね。
ただし、プレイステーション自体に、
30ブロックのメモリーカードを管理する機能はないので、
カードに付いているスイッチを押して、
15ブロックずつ切り替えるという、
これまた強引な仕様でございます。
余談ですが、
このニチガンというメーカー、
調べてみると、木製玩具のメーカーにたどり着いたのですが、
多分、同じ名称の違う会社ですよね。
後に、メモリーキング2からはフジワークになっているのですが、
まぁ、どうでもいいでしょう。
背面です。
winbound製のチップが確認できます。
メモリーキング 30ブロック。
その下部にあるのが切り替えスイッチです。
LEDランプ付き。
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