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{メ}三洋電機/VPC-Z380

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三洋電機
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P9036497
デジカメレビュー
SANYO

VPC-Z380

旧世代のでかいデジカメといった風貌ですが、
日本国内での情報が全く出てこない、
謎のデジカメでございます。


P9036497

三洋電機はたまに奇抜なデザインのカメラを出してきますが、
これに関しては、色々と中身を詰めていたらデザインがこうなってしまった。
というタイプの不格好さを感じます。

Multi-ZでもなければMZシリーズでもXactiでもない。
そんな時代のカメラでございますね。
とはいえ、世代としてはMulti-Z辺りだと思いますが。

三洋電機 VPC-Z380 は、
1999年頃に発売された130万画素のデジタルカメラです。
当時の販売価格は不明です。
購入価格は525円。

スペック

■センサー・仕様
センサーサイズ/センサー 1/2.7型CCD
画素数 130万画素(画素補完で200万画素撮影可能)
映像エンジン 記載なし
液晶 1.8インチ
オートフォーカス コントラスト検出方式
ISO感度 100
■レンズ性能
焦点距離(35mm換算) 36mm
F値 2.8
ズーム倍率 単焦点
レンズブランド 記載なし
最短撮影距離 20cm
手ぶれ補正 なし
■基本仕様
仕様メディア スマートメディア(128MBまで対応)
使用電源 単3乾電池x4
動画撮影機能
記録形式
音声記録
録画時間

情報が無い割にはここまで埋めることが出来ました。


・デザイン・メカ・インターフェイス

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上記の通り、
かなり不格好で大きいです。
そして、だからといって持ちやすいわけでもないのが悲しいところ。
これだけ大きいのにボタン類はあまり無く、
無駄にレバー類が多いというのがこのカメラの特徴でございます。
しかし、そのレバーの多さが災いし、
気が付くとレバーが動いてしまい、鞄の中で電源が入って本体が過熱するという現象を引き起こしてくれます。
とはいえ、1ボタン1機能の精神の機種なのでわかりやすいですがね。

本体はさぞかし重いとおもいきや、
電池を外すと軽いです。

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電源ONとレンズバリアーは連動します。

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当時としてはそこそこ大きい液晶
スッキリしてます。

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デジタル端子がジャック式

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スマートメディアが使用できます。

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電池は4本

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よかった、3.3Vだ。
そして、珍しく128MBも搭載可能です。
意味があるかどうかは別として

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この上部は結構見覚えがあるんですよね。

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アグファの文字をここで見ることになるとは・・・

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モニタ入切
ここはよく動きます

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なお、
PLAYにすると電源が入るので、

知らない間に過熱することが多々あります。


・機能・仕様

起動は6秒程度と遅く、
のそのそと動く感じです。
それは当時のカメラとしては非常に平均的ではありますが。

レバーの問題点は上記に記載しましたが、
このカメラ、正直言ってあまりいじる部分はありません。
ただ、カーソルキーが付いている分割りと使いやすいといえばやすいですが、
動作がトロいのでいかんともしがたいです。

まだ黎明期のカメラということで、
あまりいじれないといえども、
とんでもない項目がとんでもない位置にあったりします。
その最たるものが時間設定で、
そもそも時刻設定が出来ないものだと思っていたら、
プレビューのモードに入ってました。

なお、最高画質にすると記録に10秒ぐらい時間を要します。
電池の持ちはエネループを使う分には悪く無いですが、
液晶は推して知るべし。
といった仕様です。

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・画質・撮影
●AF・画質

AFは遅いですが、
思ったよりも正確です。

画質に関しても、
世代と画素数で考えればだいぶ頑張ってる方です。
明らかに解像力は厳しいですが、
ぱっと見綺麗に出るので、
今の時代でも使えないというわけでは決して無いです。
ただ、ビデオカメラのキャプチャー感はなくは無いですが。

レンズも悪くなく、
意外と使えるカメラでございました。
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コメント

  1. yohibusi より:

    表面はmuti-zの成りそこないみたいなデザインなのに背面は完全にmuti-zっぽいというのは中々変な感じです。そして底面や天面は何故かAPSの香り?がします。
    古デジでも画質はイジワルしなければ粘りますが、さすがに200万画素では力不足となってお蔵入りしてしまうのです。ノートPCの画面に表示する場合やL判程度では1500万画素を超える画素数の場合、逆に画素数が役不足になるのですが。

  2. さらもで より:

    正直言ってかなり不格好ですが、
    これでも当時マルチーズが出ていたんですよね。
    なんとなく、金型はEPSONのCP-500あたりを流用してるような気がしないでもないです。
    適当ですがw
    かなりフィルムカメラの影響も受けてる時代ですよね。

    とは言え、画素数が多いと縮小した時も綺麗に見えるので、
    やはり画素数はあるに越したことはないですね。
    200万画素はXGAが標準でSXGAが超解像度だった時代のものですから、
    今使うのはちょっと厳しいですね。
    人間とは欲深いもので、今となっては1200万画素でも個人的にちょっと足りないですw

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