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{メ}Mach Power DX350

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NHJ
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NHJ Mach Power DX350
久しぶりのNHJ機ですね。
Mach Powerブランドですし、割と末期のシリーズなのですが、
一体どんな機種なのか気になりますね。

NHJ Mach Power DX350は、2004年7月に発売された310万画素のデジタルカメラです。
購入価格は250円。
当時の価格は10000円前後だそうです。NHJの製品はChe-ez!シリーズを含め様々なブランドがあったわけですが、
売れたシリーズ以外の情報は全くといっていいほど無いのが現状です。
特に、NHJが倒産してしまった事や、末期に出たモデルという事でなおさら情報が無いです。
しかし、最近は便利ですので、
メーカーが倒産してしまっていても当時のキャッシュが残っていたりするので、

ある程度の仕様を引き出すことは出来るのですが、
それでもスペックシートが埋まらない謎なデジカメでした。

・カタログスペック
1/2型の310万画素CMOS素子。
レンズは単焦点で、F2.8で焦点距離は不明です。

ここまで見て、まずMach Powerというブランドであれど、
所詮はトイデジということですね。

液晶1.5型、マクロは20cm、メディアはSDカード、駆動は単三乾電池2本です。
パンフォーカスカメラなのでなおさらトイデジですね。
とはいえ、液晶がついていますし、
SDカード、単三乾電池と割と使い易い構成です。
マクロについてはこのカメラではあんまり必要なさそうですが、
あるだけ良いのではないでしょうか。

機能としては、
動画撮影、ボイスレコーダーやモノクロ、セピア撮影などのおなじみな機能はもちろん、
シーンモードやコンバーションレンズに対応していたりします。
割と気合の入ったモデルということが伺えます。

あと、CMOS機ということで、
おなじみの画素補間で500万画素で出力出来る機能がついています。
あくまでも補完ですので画質はひどいものですし、処理時間が膨大なんですけどね。
そして、公式でも500万画素として販売していたようですので、おおらかな時代だったんですねw

・購入時の状態
付属品:本体のみ
状態 :使用感あり
機能 :不具合あり
台数 :1台

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・デザイン・メカ・インターフェイス
コンパクトですが厚みがありますね。
パッと見いい感じなのですが、安っぽいプラスチックですし実際かなり安っぽいです。
レンズ周りはいかにもトイカメラですし、ゲーセンデジカメを熱くしたような感じですが、

一丁前にモードダイヤルを備えていたり、カーソルキーを備えていたり、
フラッシュがあったり液晶がついてたり、
更にSDカードも付いてるなんて、凄いじゃないですか。

ボタン類の押し心地はそんなに悪く無いですし、
電池の蓋も割としっかり作ってあるので好感が持てますね。
モードダイヤルのレバーについてる丸い突起がなかなか素敵ですが、
側面のマクロ切り替えレバーも含め、滑りが良くないのが勿体無い。

・機能・仕様

起動が6秒ぐらいと遅いです。
動かす度にピロピロと音がしますし、いかにもトイカメラらしい。
液晶も見づらいですし、ピントの山はつかめませんがそれでもいいのです。

設定画面、メニュー画面共にそんなに細かくいじることはできませんが、
インターフェイスはそれほど悪くはありません。
画像設定では撮影サイズが3Mの上に4M,5Mの表記があります。
結構色々選べますねw

日本語におかしいところはありませんが、
アジアンフォントなのが怪しさを醸しだします。

デジタルズームやセルフタイマーもついてますが、あんまり使い道はないですね。

そして、上記に動作に不具合があると記載いたしましたが、
まず第一点に動作がまったく安定しないことがあります。
写真の通り、液晶が乱れてなんにも見えませんw
しかし、暫く起動したままにしておいたり、電池を入れ替えると治ったりするので、
液晶の接触不良か、電源が不安定ということが考えられます。

2点目に、電源が切れないという事も。
要は、電源を切ると勝手に再起動してしまい、
電源を切るには電池を抜くしか無い。ということです。

3点目は時刻設定がバグること。
2026年になったりします。

・画質・撮影
●画質
パンフォーカスカメラということですし、
トイカメラらしい画質です。
悪い意味でもいい意味でも。
色ははまるとこってりで、それでいて化けるとつややかな写真を吐いてくれます。

悪いところは、その良い条件を出すことが難しいことですね。
ピントの合う範囲が望遠であってもわからず、
というか可変してるんじゃないかというぐらい気まぐれです。
マクロはまず無理ってぐらいですしw
レンズがレンズなのでフレアが盛大に出ますが、それは味のうちですね。

そんな気まぐれなところが手放せなくなってしまいますね。
なんでしょう、魅力が沢山詰まった一台といいますか、
出来の悪い子ほどカワイイと言うか。

画像
「拡大・元データ表示は無圧縮です」
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拡大・元データ
縦に色ムラ出ちゃってますねw

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拡大・元データ

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拡大・元フレアも味になります。

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拡大・元データ
マクロ。

その他の写真はこちらにございます。

評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :05/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :02/10:マクロ、画素数、レンズ、液晶など
機能 :04/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :02/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :02/10:主に操作性
AF・露出精度 :02/10:AFは正確か、
画質 :04/10:文字通り
輝き度 :09/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :06/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :07/10:今後も使い続けたいかなど
合計:43/100
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