購入価格は1050円。
当時の価格は84,800円前後です。
以前紹介したC-830Lの方が数字が若いはずなのに実はこちらの機種の方が古いというよく分からないナンバリングです。
実はこの機種、オリンパスでは初めてのメガピクセルコンデジみたいで,
だいぶ歴史的な一台みたいですね。
・カタログスペック
1/2.7型の131万画素CCDで補色フィルター。
レンズは単焦点で、F2.8の36mmでオートフォーカス。
レンズはオリンパスレンズ。、
液晶は2型の低温ポリシリコンTFT液晶
マクロは10cm、メディアはスマートメディア(16MBまで)、駆動は単三乾電池4本と、
液晶以外はC-830Lと全く同じですね。
にしても、スマメが16MBまでしか使えないという事実は悲しいです。
機能としては、
デジタルズーム、連写(2枚)、セルフタイマー、スマートメディアのファンクション撮影がついております。
割りと多機能ですね。
・購入時の状態
付属品:本体のみ
状態 :良好
機能 :良好
台数 :1台
もう、筐体は見慣れました。
ボタン周りのゴールドのメッキが素敵ですし、
筐体の色もゴールドチックになっております、
一昔前はカメラの筐体が金メッキの限定モデルなんてものが流行ったそうですが、
当然それとはまた違いますねw
見ての通りダサイ筐体なわけですが、
持ち心地はよく、
スライドもらくらくなので実は人間工学に基づいた設計をされてるみたいですね。
光学ファインダが広く、非常に見やすい辺りまだ液晶ファインダーが邪道とされていた時代を見ることが出来ますね。
・機能・仕様
起動は2秒程度と高速です。
電源を入れると「ガシャッ!」とレンズが動き出す感じが気持ちいいです。
当然、電源が入っても液晶は消灯したままですので、
液晶ファインダを使用したい場合には緑のボタンを押す必要があります。
とはいえ、外では見づらいので残念ではありますが、
液晶自体はソコソコ鮮明でございます。
UIは存在しないので、
上部のボタンに記載されている機能が働く仕組みになっていることはかわらず、
また、設定値は上部の液晶に出て、背面液晶には何も表示されないというのも変わりません。
記録時間は4秒程度(ただしHQモード時)ですので、
遅くてイライラするというほどではありませんね。
・画質・撮影
●AF・挙動
AFは遅いですが、それなりに正確です。
マクロ域でも特に問題ない感じですね。
●画質
画質は結構個性的です。
なんかぼやーっとしているというか、
くすんだ感じです。
この世代の機種はちょっと黄色っぽい画像を出す傾向にありますが、
この機種はちょっと特殊な写りをするようです。
今となってはトイデジの部類に入る写りですので、
使いようによってはなかなか面白いデジカメだと思いました。
その他の写真はこちらにございます。
評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :02/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :04/10:マクロ、画素数、レンズ、液晶など
機能 :04/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :06/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :04/10:主に操作性
AF・露出精度 :05/10:AFは正確か、
画質 :04/10:文字通り
輝き度 :06/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :04/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :04/10:今後も使い続けたいかなど
合計:43/100
サラネ式デジカメ採点システムテーブルa ver1.00
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