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{メ}CAMEDIA C-800L

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OLYMPUS
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OLYMPUS CAMEDIA C-800L

OLYMPUS CAMEDIA C-800L

以前紹介しました、CAMEDIA C-820Lのご先祖様的な機種ですが、
この時点で既にレトロ感ただよういい感じになってますね。

OLYMPUS CAMEDIA C-800Lは、1996年10月に発売された81万画素のデジタルカメラです。
購入価格は278円。
当時の価格は12,800円前後です。

すごい値段ですが、一応業界初の80万画素機でございますし、
ちょっと前に発売された業界初の57万画素デジカメ、Powershot 600の夢をぶち壊した機種ですので、
このぐらいのインパクトがあってもいいのかもしれません。

詳しくは下記にも記載いたしますが、
オリンパス初のスマートメディア搭載機がこの機種の後継機であるCAMEDIA C-820Lですので、
C-800Lには当然スマートメディアは使えず、内蔵メモリになります。
転送はRS-232Cケーブルで行うか、
PCMCIA接続の通信アダプタ(CAMEDIA T-100)を利用して遠隔地に写真を転送する事ができたらしいです。
また、同時発売されたデジタルプリンターにて、ダイレクトプリントをすることができるなど、
いろいろと時代を先取りしておりますね。

スペック
1/3型の81万画素CCDで補色フィルター。
レンズは単焦点で、F2.8の36mmでオートフォーカス。
OLYMPUS LENSを搭載。
液晶は1.8型TFT液晶。
マクロは20cm、メディアは内蔵メモリ(6MB)、駆動は単三乾電池4本と、

一応オートフォーカスなんですねw
レンズ構成はEDレンズ1枚とガラスレンズ5枚と、
なかなか贅沢な構成ですね。
流石にCAMEDIA C-820Lとは違い、高級一眼レフを超えるとは書いてませんが、
普及機デジタルカメラとしては最高レベルの高画質を実現するようです。

その他、世代にしては頑張ってると思いますが、
せっかくの単焦点なのでもっとよれるようにして欲しかったです。

機能としては、
セルフタイマーや赤目軽減モードなどのフラッシュ機能、
あとは連写ぐらいですね。

・購入時の状態
付属品:本体のみ
状態 :良好
機能 :良好
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス
とにかく厚ぼったいです。
全体的なデザインはなんか不安定で、
小学生の工作みたいな出来です。
カラーリングやデザインを良く見れば後継機の面影もありますが、
もう少しどうにかならなかったのかと思ってしまいます。
とはいえ、大きいのでホールド感はよく、ボタン類の押し心地も悪く無いです。

OLYMPUS CAMEDIA C-800L
レンズバリアーは結構小さめ。
カプセルスタイルを踏襲しているにしては面積が小さいような気がします。
後継機になるにつれてOLYMPUS XAみたいになっていきますが、
いやはや。

OLYMPUS CAMEDIA C-800L
ポート類はシンプル。
ビデオ出力すらありません。
OLYMPUS CAMEDIA C-800L
ストラップ取り付け口は大きめ。

OLYMPUS CAMEDIA C-800L
上部の配置は90年代はずっと変わらずでしたね。
しっかりマクロボタンがあるのは好印象。
後継機はマクロは★ボタンで様々な機能と共存でしたからね。
マクロを多用する自分としては、
ボタン1発でマクロにならない機種は結構苦手です。

OLYMPUS CAMEDIA C-800L

OLYMPUS CAMEDIA C-800L
底面。
三脚穴は中央にあるものの、
プラスチックな上に変な位置にありますw
電池室の蓋については開けづらく、
開けると防水デジカメみたいな感じになってます。
蓋側の端子類が出っ張っていて、非常にお金がかかってるようなかんじです。
爪も割れづらいですしいい機構ではありますが、開けづらいというのはちょっと問題ですね。
OLYMPUS CAMEDIA C-800L
背面はシンプル。
光学ファインダは広い事は広いですがぼやけていて、
視差調節がほしくなりました。
・機能・仕様
起動は2秒と非常に早い部類ですが、
初回起動はフラッシュチャージがあるのか、メモリテストをしているのか、
20秒以上かかります。
シャッターを押す、
マクロの切り替えなど、そういう操作は世代とは思えないほど早く、
好感が持てますが、
液晶ファインダについては長押ししないと反応してくれません。
また、液晶ファインダは何故か(熱問題?)長押しして点灯してから5秒程度しか使用できず、
すぐに消えてしまうという謎仕様。
液晶の解像度は非常に低く、
ドットが見えてしまうほど。
色数も少ないですし、熱ノイズが乗るのであんまりいい感じではありません。
パソコンへの転送がオプションだけに、液晶はしっかりとして欲しかったといっても96年製のデジカメだし高くは望まないことにしますw

撮影後のタイムラグはノーマルで6秒程度、
HQモードで8秒程度となかなかかかります。

プレビューはちょっと遅く不満はありますが、
世代の割には優秀だと思います。
画質についてはパソコンに取り込めないのでわかりかねますが、
割と良さそうに見えますね。
是非とも接続ケーブルを入手したくなりました。

その他の写真はこちらにございます。

評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :02/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :04/10:マクロ、画素数、レンズ、液晶など
機能 :03/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :06/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :06/10:主に操作性
AF・露出精度 :06/10:AFは正確か、
画質 :ー:文字通り
輝き度 :08/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :05/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :05/10:今後も使い続けたいかなど
合計:38/100
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