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{メ}OLYMPUS E-PL1

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OLYMPUS
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OLYMPUS E-PL1

今年に入ってからずっと新しいデジカメレビューとなりますが、
初のミラーレス一眼をついに買ってしまいましたw

元々、これを購入する目的は大学が中途半端な時間に始まるので、
それまでにガッツリ撮影できる小さなデジカメが欲しいなーという事と、
遊びたいなーという軽い気持ちでございます。
あんまり変わらないE-PL1sやE-PL2なんてのも登場しましたが、
性能的にもこれで十分だよね、安いしという事で、どうなんでしょうか?

OLYMPUS E-PL1は、2010年3月に発売された1420万画素のデジタル一眼レフカメラです
購入価格は35,000円位。(パンケーキキットです)
発売当初の実勢価格は80,000前後です。

当初はパンケーキキットは販売されず、
後に9000台限定で販売されました。
で、このセットには光学ファインダーが付属しているのですが、
諸般の事情で(というか箱の中にしまって、そのまま奥にしまって出せなくなった)写真には登場しません。

にしても、1年足らずで2機種も後継機が出て来て大丈夫なんでしょうか。
しかも「新品」でこんなに安いという。

スペック
17.3×13mm (フォーサーズサイズ)の1230万画素ハイスピード LiveMOSセンサーで原色フィルター。
マイクロフォーサーズでありながらフォーサーズと同サイズ、むしろやや大型なセンサーが使われてるのがいいですよね。
画素数も高すぎず、嬉しいところです。

マウントはマイクロフォーサーズ、
別売りのマウントアダプタを使用すればフォーサーズマウントのレンズもお使いいただけます(ハイスピードイメージャAF非対応レンズでもOKです)

ボディ内手ぶれ補正を搭載し、ご自慢のダストリダクションシステムも当然備えている嬉しい一台ですね。

AFはハイスピードイメージャAF(コントラスト検出式)
測距点は11エリアと標準的ですね。

ISO感度は100-3200まで。
通常は1600までで3200は拡張感度となります。
高感度耐性においても気になるところですね。

液晶は2.7型ハイパークリスタル液晶。
23万ドットと、ちょっと物足りないところです。
液晶視野率は100%

記録メディアはSDHCカード。
残念ながら、xDピクチャーカードはご使用になれません。

電池は専用バッテリー(BLS-1)となります。
E-410/420やE-620と共用できますね。

その他の仕様として、
秒間3コマかつ10枚までの連写機能や、
60秒〜1/2000秒の高速シャッター。
機構が機構ですので、ちゃんとフォーカルプレーンシャッターを搭載しております。
よって、高速シャッターを切ったからといって電子シャッターのような歪みは起こりにくいです。

HDMI端子を搭載やハイビジョン動画撮影、
そして、なんといってもおなじみ、アートフィルターやガイド機能等、
様々な機能を搭載しております。
オリンパスのマイクロ一眼シリーズの中でも最も廉価なモデルではありますが、
ひと通りの機能が揃っております。

・購入時の状態
付属品:新品
状態 :問題なし
機能 :問題なし
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス
デザインは個人的にはLUMIXのGFシリーズのほうがいいかなという感じですね。
どちらかというと機能美を追求しているような感じで、やや高さがあるのが好き嫌いが分かれそうな感じです。
カラーは気分的にルビーレッドにしてみましたが、
想像していた以上にどぎつい色でしたw
ただ、持ち歩く限りはむしろこのぐらいの色でよかったと思いますねw

重量は意外とずっしりきますが、
側面部等、一部プラスチックを使っているためE-P1やE-P2よりも軽いです。

ホールドもよく、筐体自体の不満はないですね、
ただ一点、付属のストラップのノリが強いので馴染んでくるまではちょっと違和感がありました。

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よくみると中途半端な位置にOLYMPUSロゴがついてますね。

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側面はプラスチックなわけですが、
意外と安っぽさは感じられません。
むしろ、コストダウンをしているなか質感的には中々頑張ったといえる感じですね。

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端子類はここに

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これを分厚いと見るか薄いと見るか

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上部はすっきり。
コンデジみたいは配置でございますね。

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フラッシュの機構は中々かっこいいのだけれど、
開閉レバーはちょっと使いづらいですね。
つまみが小さく浅いのと、中々固い。
そして、右側にスライドするのでやりづらくてしょうがないです。
E-300のようにボタンにするか、それかGF1の用に左側にスライドするようにした方がいいかなと。
まぁ、誤動作防止にはなりますがw

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底面。
SDカードとバッテリー室は共通です。
蓋を開けっ放しでも特に怒られることはありませんね。

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中国製

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背面
なんというか、コンデジですよねw
2.7型の液晶サイズは一昔前は大きかった方ですが、今となってはもう少し大きくてもいいかなと思えますね。
まぁ、そういうユーザーはE-P2なりE-PL2なりを買うのでしょうけどw
ダイヤルが無いのはちょっと残念ですね

・機能・仕様
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御覧いただきましたとおり、非常に多機能で御座います。

・挙動・UI
起動は3秒程度と、最近のコンデジからみると若干のもたつきがありますが、
立ち上がってしまえばサクサク快適でございます。
ボタン類がこんな感じなので、操作性については諦めかなと思いましたが、
実際には非常に良く考えられたボタン配置と割り当てなかなか使いやすいですね。
特に、フォーカスエリアの選択がワンボタン(左キーを押すだけ)で出来るので便利です。
コントラスト検出型AFらしく、画面の一部分を拡大しながら使うこともできますし、
なかなか直感的に使えていい感じです。
ただし、絞り優先やシャッタースピード優先を使う場合、
電子ダイヤルがないのでちょっと慣れるまで大変です。
具体的には、上ボタン(露出補正ボタン)を押し、
露出を変えるのが左右ボタン、絞りやシャッタースピードを変えるのが上下ボタンとなっております。
この手の操作性はオリンパスで言うとC-4桁番台のシリーズや、PANASONIC のLUMIX LXシリーズなんかもこれを採用してますね。
設定をかえるのに2つのボタンを使わなければならないのはちょっと辛いかもしれませんね。

面白いのがiAUTOモードで、
まぁ言ってしまえばオートではあるのですが、
カメラ用語を一切使わず、「背景をぼかす」や、「動きを表現する」等の用語を使用したり、
割といい感じにまとめられてる撮影のヒントなんかもあり、便利です。
通常オートですとなにもいじれないのですが、
このとおり、絞りやシャッタースピードも(数値ではなくメモリでですが)いじることはできるので、
実際、ヘタに絞り優先で撮るよりもこっちで撮ったほうがやり易い気はします。

オリンパスにとっても、E-P1やE-P2を凝り過ぎたせいでライトユーザーにあまり売れなかったので、
「ミラーレス一眼って難しそう」というイメージを払拭しようと開発された経緯もあるようですし、
オートで撮ることを前提な操作性というのも感じられます。
しかし、慣れると実にいいのですね。

話は戻って、
アートフィルターなんかも面白いです。
切り替えや撮影後にちょっと待たされますが、
ラフモノクロームやファンタジックフォーカスなんかは新たな可能性を見いだせそうな感じでございます。
詳しい作例についてはそのうち公開させていただきますね。

・動画
動画撮影はなかなか面白いです。
本体内蔵マイクはモノラルですし、フルハイビジョンで撮れるわけではないですが、
こういうのもアリだなって感じですね。
撮影中に撮影したりも出来ますが、
気になったのはAF音を拾うこと。
ただ拾うだけでなく、静かなところでは盛大に拾うのが難点です。

・液晶・バッテリー
液晶は外では見づらく、あんまり頼りにならないです。
EVFがちょっと欲しくなるところですが、まぁ仕方が無いでしょう。
もう少し高精細でも良かったかなという所ですが、そういうユーザーはE-PL2がオススメですw

バッテリーは恐ろしく持ちます。

・その他、気になったこと
E-P1やE-P2からだいぶコストダウンされている事が知られている機種ですが、
意外と知られていない致命的な欠点として、縦位置を記録してくれないのです。
要は、縦構図で写真を撮ってパソコンに取り込んでもそのままでは横なので、
画像回転させなければなりません。
これはちょっと不便で御座います。

また、これも慣れなのですが、
シャッターボタン半押しのコツがイマイチ掴めません。
半押ししたつもりがシャッターを切っていたりという事故をたまに起こしてしまいますw

AFの挙動については、
思ったよりも快適でございますね。
位相差並とは言いませんが、
ちょっといいコンデジ並みのスピードは出ますし、
AFもまずます正確です。
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8だけしか持っておりませんし、作例も限られてはいますが、
不満は今のところありません。
まぁ、シャッター音が若干大きいなと思うことはありますがw

高感度耐性についても、
最近の基準で言えばISO1600辺りではノイズは多めに出ますが、
それでもE-510辺りと比べればだいぶ少ない方ですし、自分では実用感度としてます。

AWBも正確ですし、
AEに関しては若干オリンパスっぽい挙動を見せるものの、まずまずです。

ダストリダクションシステムは流石本家だけあって強力。
手ぶれ補正に関しては気持ち役立っているかなと思えます。

・画質・撮影
●画質
実際、作例を見てみて「ああ、もうこれでいいかな」と思えるほどの満足度。
オリンパスブルーは控えめですが、文句なしです。
もうね、こんな値段で売っちゃいけないぐらい良いカメラで御座いますので、
迷っている方はオススメですよー。

P1050054
P1050096
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8も良いレンズですね。
寄れますし
P1110300
ラフモノクローム
P1050110
ファンタジックフォーカス

その他の写真はこちらにございます。

評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :08/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :08/10:画素数、液晶など
機能 :10/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :07/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :07/10:主に操作性
AF・露出精度 :07/10:AFは正確か、
画質 :08/10:文字通り
輝き度 :08/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :09/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :10/10:今後も使い続けたいかなど
合計:82/100
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