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{メ}OLYMPUS CAMEDIA C-820L

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OLYMPUS
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P8120233
OLYMPUS CAMEDIA C-820L
昨年紹介したD-320Lの国内モデル、
というか、これが大元なわけですがw
実際、違いは全く無いデジカメなのです。

公開日時:2010年03月02日
追記日時:2015/8/13
画像追加
記事修正

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OLYMPUS CAMEDIA C-820Lは、1997年7月に発売された81万画素のデジタルカメラです。
購入価格は315円。
当時の価格は84,800円前後です。D-320Lと全く同じということで、
正直レビューにも困るわけではありますが、
それでもオリンパスにとっては歴史的な機種なのです。・カタログスペック
1/3型の81万画素CCDで補色フィルター。
レンズは単焦点で、F2.8の36mmと、
まぁ、頑張ってますねw
ビデオ用の長方画素なCCDですね。
ちなみに、オリンパスの製品紹介ページには面白いことが書いてありました。

当社の光学技術により、非球面レンズ1枚を含め、高性能ガラスレンズを5枚使用し、中心部約160本以上/mm(高級一眼レフを超える)の高解像度を実現しました。81万画素超高精細CCDと組み合わせる事により、普及型デジタルカメラとしては最高レベルの高画質を約束します。

凄い!
高級一眼レフを超えるのですね。
・・・でも、高級一眼レフではなくて、レンズの問題じゃないのだろうかとか、
このサイズで凄いレンズなんですね。

液晶は2型の低温ポリシリコンTFT液晶
マクロは20cm、メディアはスマートメディア(3.3V、8MBまで対応)駆動は単三乾電池4本と、
この世代の割りには液晶はスゴクいいのを使ってますし、
マクロはおいといてもスマートメディア!
8MBまでしか対応していないわけですが、
実はこの機種、オリンパスで最初に3.3Vのスマートメディアを採用した機種でした。
ひょっとすると、3.3V専用機としては世界初のデジカメだったのかもしれません。
そういう、オリンパスにとっても業界にとってもこの機種はターニングポイントだったようですね。
ちなみに、当時のプレス記事によると、3.3V専用機という位置づけについてはかなり否定的だったようです。(それまでは5Vが主流でしたからね)

機能としては、
D-320Lをご覧いただければお分かりの通り、
特になんにもありません。
まぁ、スマートメディアというだけでも評価に値しますね。

・購入時の状態
付属品:本体
状態 :良好
機能 :良好
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス
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追記:2015/08/13/以下、追加画像

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こんどはちゃんとCAMEDIAの表記がありますね。
メガピクセル以前の機種に関してはとくに画素数が誇らしく書いてあるワケじゃないですねw
だいぶすっきりしてます。

一見シンプルに見えますが、
結構計算されつくされた機能美があってなかなかいい感じですが、
逆方向のグリップは持ちやすく、
ファインダーの作りもよく、
なのに三脚穴はプラスチックだったり、
ボタン類は押しづらかったり、
スライドスイッチにフラッシュがくっついているという面白い構造だったり、
右下の赤いランプは正直邪魔だったりしますね。
電池蓋のロックスイッチはやっぱり開けづらいですね・・・

・機能・仕様
起動は2秒程度と早いですね。
当然、起動した状態では液晶が付きませんので、
液晶ファインダーを使う場合は緑のボタンを押さなければなりません。
ただし、そのボタンが非常に押しづらいですし、
液晶がつくまでに時間がかかるので何回も押してしまい、
それでせっかくついた液晶が消えてしまうこともあります。

液晶は一応外でも見えますが、
視野角が狭いというのが残念ですね。

メニューと言う概念がなく、
1ボタンに1機能という非常にわかりやすい仕様のはずが、
上部に並んでいるボタンに色々なアイコンが書かれているので少しわかりづらいですね。

背面の液晶はあくまでプレビューとファインダーだけですので、
マクロやらセルフタイマーやらは上部の情報表示用液晶に表示されるようになっています。
というのは、古いデジカメではおなじみですね。

ちょっと不便なのは撮影後の記録時間が長い事と、
日付設定が出来ないことですかね。

そういえば、一応オートフォーカスなのですが、
シャッターボタン半押しが非常にシビアです。
半押ししたハズがシャッターが切れてしまったという試ししかありませんw

・画質・撮影
●AF・挙動
AFは遅めですが、
そこそこ正確です。
というか、
D-320Lとおなじですけどねw

●画質
画質はD-320Lとおなじですが、
補色フィルターということで彩度が低く黄色っぽい感じです、
しかし、解像は充分ですし、80万画素にしては頑張ってますね。

今でも現役で使えるかといわれると微妙なところではありますねw

画像
「拡大・元データ表示は無圧縮です」
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拡大・元データ

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拡大・元データ

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拡大・元データ
マクロ+フラッシュ

その他の写真はこちらにございます。

評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :02/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :02/10:マクロ、画素数、レンズ、液晶など
機能 :03/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :05/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :03/10:主に操作性
AF・露出精度 :08/10:AFは正確か、
画質 :03/10:文字通り
輝き度 :03/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :04/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :03/10:今後も使い続けたいかなど
合計:36/100
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コメント

  1. […] 以前紹介しました、CAMEDIA C-820Lのご先祖様的な機種ですが、 この時点で既にレトロ感ただよういい感じになってますね。 OLYMPUS CAMEDIA C-800Lは、1996年10月に発売された81万画素のデジタル […]

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