デジカメレビューオリンパスOLYMPUS OM-D E-M5 MARK II
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壊れていなければOLYMPUS PEN E-P5を使い続けていたでしょうし、
正直、お値段が安くなったE-M1と相当迷いましたが、
5軸手ブレ補正とソニー製センサーということもあり、
こちらに決めました。
E-M1がフラッグシップ機なだけに、
満足度は高いと思いますけどね。
OLYMPUS OM-D E-M5 MARK IIは、
2015年2月に発売された1600万画素のミラーレス一眼です。
そして、このリミテッド・エディションは6月26日に発売された限定モデルでございまして、
通常品との違いは外装がチタニウムカラーになっていたり、
皮のストラップやカードケースなどが付属しているという、
ある意味ではそれだけのセットでございます。
なお、レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIしか選べません。
通常品との違いは外装がチタニウムカラーになっていたり、
皮のストラップやカードケースなどが付属しているという、
ある意味ではそれだけのセットでございます。
なお、レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 IIしか選べません。
スペック
■センサー・仕様 | |
マウント | マイクロフォーサーズマウント |
センサーサイズ/センサー | マイクロフォーサーズ(17.3×13.0mm)/LiveMOSセンサー(ローパスフィルターレス) |
画素数 | 1720万画素(有効画素数1605万画素) |
映像エンジン | TruePic VII |
液晶 | 3インチTFT液晶搭載(バリアングル液晶) |
ファインダー | EVF/236万ドット/視野率100%/1.30~1.48倍 |
オートフォーカス | コントラスト検出方式 81点/(測距点自体は800点以上) |
ISO感度 | 100-25600 |
シャッタースピード | 1/8000〜60秒/バルブ |
連写性能 | 10コマ/秒 |
手ぶれ補正 | ◯ |
Wi-Fi | ◯ |
■基本仕様 | |
仕様メディア | SD/SDHC/SDXC |
使用電源 | BLN-1 |
動画撮影機能 | 1920x1080/60p |
記録形式 | MOV/AVI |
音声記録 | ◯ |
録画時間 | 29分59秒 |
防滴 | ◯ |
防塵 | ◯ |
性能面ではE-M1寄りというよりも、
一部では凌駕している部分もございます。
センサーはソニー製であり、
像面位相差センサーは付いておりません。
更に、液晶がオリンパスのミラーレス一眼では初となるバリアングル液晶となっていたり、
OM-Dムービーということで60フレームに対応している上手ぶれ補正もしっかり効いたりと、
色々と進化しております。
個人的に一番響いいたのが、5軸手ぶれ補正でシャッター速度5段分の補正が出来るようになったということでしょうか。
一部では凌駕している部分もございます。
センサーはソニー製であり、
像面位相差センサーは付いておりません。
更に、液晶がオリンパスのミラーレス一眼では初となるバリアングル液晶となっていたり、
OM-Dムービーということで60フレームに対応している上手ぶれ補正もしっかり効いたりと、
色々と進化しております。
個人的に一番響いいたのが、5軸手ぶれ補正でシャッター速度5段分の補正が出来るようになったということでしょうか。
なかなか高級感があり、
持った感じも若干ズシッと来ますが、
安っぽさはあまり感じません。
OM-3Tiを模したということですが、
少なくともNikon Dfよりもデザインとしては成功しているのではないでしょうか。
個人的な意見ですけどね。インターフェースは初代の悪いところはだいたい直した。
という感じで、
先代E-M5と似たような操作性にしたE-M10とは対照的でございます。
スイッチの位置を替えたのも大きいですね。
ボタン数はE-M1と比べると少ないですが、
自分の使い方では特に気になりません。
OLYMPUS PEN E-P5よりもボタン配置はよく、
使いやすい所に使いやすいボタンが来ていると思いますよ。
持った感じも若干ズシッと来ますが、
安っぽさはあまり感じません。
OM-3Tiを模したということですが、
少なくともNikon Dfよりもデザインとしては成功しているのではないでしょうか。
個人的な意見ですけどね。インターフェースは初代の悪いところはだいたい直した。
という感じで、
先代E-M5と似たような操作性にしたE-M10とは対照的でございます。
スイッチの位置を替えたのも大きいですね。
ボタン数はE-M1と比べると少ないですが、
自分の使い方では特に気になりません。
OLYMPUS PEN E-P5よりもボタン配置はよく、
使いやすい所に使いやすいボタンが来ていると思いますよ。
フラッグシップではなく、
フォーサーズ機で言えばE-3におけるE-30みたいな立ち位置でございます。
ああ、多分、E-30なんてカメラ、
次に思い出すのは15年後ぐらいなんだろうなーと。
可哀想なカメラでございました。
フォーサーズ機で言えばE-3におけるE-30みたいな立ち位置でございます。
ああ、多分、E-30なんてカメラ、
次に思い出すのは15年後ぐらいなんだろうなーと。
可哀想なカメラでございました。
こういう部分に高級感を感じます。
珍しく、X接点が付いている。
こういうところもソニーは見習っていただきたい。
こういうところもソニーは見習っていただきたい。
α7シリーズでモノブロックストロボを使いたいという方が沢山いるのに、
X接点で取り出すにもラジオスレーブで取り出すにも、
MIシューをまずオートロックシューに変換してからアクセサリーシューに更に変換させて、
それからトランスミッターなりX接点を取り出すAS15的なアイテムをつけたりと、
メガドラタワーみたいになっちゃうんですよね。
X接点で取り出すにもラジオスレーブで取り出すにも、
MIシューをまずオートロックシューに変換してからアクセサリーシューに更に変換させて、
それからトランスミッターなりX接点を取り出すAS15的なアイテムをつけたりと、
メガドラタワーみたいになっちゃうんですよね。
かっこいいっすね
モードダイヤルのボタンは、
E-M1と同じく押してロック、押してロック解除でございます。
決して押しながらではありません。
E-M1と同じく押してロック、押してロック解除でございます。
決して押しながらではありません。
何気な変更点として、
こちらでございます。
TTLの接点が4つから5つに増えております。
そして、E-P2からの伝統だったアクセサリーポートがついになくなってしまいました。
別に残念では全く無いですが、
外付EVFを着けてウエストレベルファインダーごっこができなくなったり、
MAL-1を着けて触覚をつけたりということができなくなってしまいました。
一応、増えた接点は電源供給用ということでございます。
こちらでございます。
TTLの接点が4つから5つに増えております。
そして、E-P2からの伝統だったアクセサリーポートがついになくなってしまいました。
別に残念では全く無いですが、
外付EVFを着けてウエストレベルファインダーごっこができなくなったり、
MAL-1を着けて触覚をつけたりということができなくなってしまいました。
一応、増えた接点は電源供給用ということでございます。
なお、戸惑いポイントとして、
SDカードを挿入する向きが他社のそれと反対です。
SDカードを挿入する向きが他社のそれと反対です。
そして、どうでもいい改良点として、
何故今までそういう仕様だったのかさっぱりわかりませんでしたが、
ようやくHDMIのパススルー出力に対応いたしました。
つまり、ライブビュー画面をHDMIを経由してモニターに出力できるようになったのです。
逆に言えば、今までできなかったということですよ。
何故今までそういう仕様だったのかさっぱりわかりませんでしたが、
ようやくHDMIのパススルー出力に対応いたしました。
つまり、ライブビュー画面をHDMIを経由してモニターに出力できるようになったのです。
逆に言えば、今までできなかったということですよ。
中国製からいつの間にやらベトナム製になってしまいました。
なお、自分の個体は、
バッテリーの押さえの爪が物凄く弱く、
爪を持ち上げて振らないとバッテリーが出てこないです。
バッテリーの押さえの爪が物凄く弱く、
爪を持ち上げて振らないとバッテリーが出てこないです。
・・・交換するほどのものでも無いので放置してますが
なんといっても、
バリアングル液晶になったというのも偉いポイントでございます。
よく、「オリンパス初」ですとか、
「オリンパスのレンズ交換式デジカメ初」
バリアングル液晶になったというのも偉いポイントでございます。
よく、「オリンパス初」ですとか、
「オリンパスのレンズ交換式デジカメ初」
ですとか、そう言っている方がいらっしゃいますが、
色々と忘れられてるな。
と思うのでございます。
色々と忘れられてるな。
と思うのでございます。
・・・E-30とか・・・
とはいえ、E-30以外にもたくさんありますけどね、
オリンパスのバリアングル液晶。
オリンパスのバリアングル液晶。
なお、縦構図でも使えるということですとか、
専ら評判の良いバリアングル液晶でございますが、
自分としては、開いた時に光軸がずれてしまい位置が掴みづらい(マクロ撮影が主ですので)事や、
専ら評判の良いバリアングル液晶でございますが、
自分としては、開いた時に光軸がずれてしまい位置が掴みづらい(マクロ撮影が主ですので)事や、
開くときに硬く、ちょっと時間がかかること。
そしてスペースを使うということであまり好きではなかったりします。そして、そのような理由を述べると、
バリアングル好きな方から物凄く怒られるので、
普段は「いいっすよねぇ」というようにしております。あと、電気屋さんとかに行くと、
ぐるぐる回しすぎて液晶が死んでしまっている展示機をよく目にしますね。
そしてスペースを使うということであまり好きではなかったりします。そして、そのような理由を述べると、
バリアングル好きな方から物凄く怒られるので、
普段は「いいっすよねぇ」というようにしております。あと、電気屋さんとかに行くと、
ぐるぐる回しすぎて液晶が死んでしまっている展示機をよく目にしますね。
・機能・仕様
最新機種なのでとくに文句をつける部分もありませんが、
起動するときに若干のもたつきがあります。
センサークリーニングの超音波の絡みだとは思いますが、
OLYMPUS PEN E-P5よりも若干遅れる感じですね。
それ以降は割りとサクサクであり、
メニュー配置はオリンパスおなじみですので、
若干クセがありますが悪く無いです。
ただ、撮影画面中にOKボタンをおした時の挙動は、
上下移動のコンデジライクのものではなく、
従来のハイパーコンパネに近いものになりました。
これは、設定位置を一応保持はしてくれるものの、
上下左右で移動させるという性質上ちょっと違和感を感じます。
慣れればどうということも無いのですがね。
OLYMPUS PEN E-P5からの改良点としては、
手ぶれ補正動作中の「ジーッ」という音がしなくなったり、
液晶の色がだいぶ改善されたというところでしょうか。
後は、静音連写が追加された事ですね。
なんとなくブレも抑えられそうですし、虫も逃げにくくなったような気がします。
ハイレゾショットは使ったことが無いですけどね。
あと、ファームで改善されるかそれとも、個体なのかはわかりませんが、
オリンパス特有の不安定さは有ります。
フリーズは今のところないですが、
どのSDカードを詰めても、途中で認識されなくなるというトラブルがありますね。
電源を切ればまた使えるようになりますが、
精神衛生上よくないです。
オリンパス特有の不安定さは有ります。
フリーズは今のところないですが、
どのSDカードを詰めても、途中で認識されなくなるというトラブルがありますね。
電源を切ればまた使えるようになりますが、
精神衛生上よくないです。
・画質・撮影
●画質
●画質
正直言って、OLYMPUS PEN E-P5とは画質はあまり変わりません。
AFは気持ち食いつきが良くなった感じではありますが、
ちょっと頑固になったような気がします。
AF周りや露出周りはだいぶ制御が変わったように感じられるので、
クセを覚えていく作業をしているところでございます。
まぁ、手ぶれ補正もまずまず効いてて良いんじゃないですかね。
AFは気持ち食いつきが良くなった感じではありますが、
ちょっと頑固になったような気がします。
AF周りや露出周りはだいぶ制御が変わったように感じられるので、
クセを覚えていく作業をしているところでございます。
まぁ、手ぶれ補正もまずまず効いてて良いんじゃないですかね。
動画は今回は作例がありませんが、
確かに手ぶれ補正は強力で、
AFは迷いますが、いいですね。
内蔵マイクも結構感度がいいです。
確かに手ぶれ補正は強力で、
AFは迷いますが、いいですね。
内蔵マイクも結構感度がいいです。
<作例は全て無補正です>
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro+ストロボ使用
M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro+ストロボ使用
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II
M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II
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