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{メ}CAMEDIA C-2040ZOOM

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OLYMPUS
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OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOM>

OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOM

去年の今頃にCAMEDIA C-2020ZOOMを紹介しましたが、
C-4桁の200万画素モデルでは最上位のモデルとなります。
まさかこのデジカメと出会えるなんて思ってもいませんでした。

OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOMは、2000年12月に発売された200万画素のデジタルカメラです。
購入価格は278円。
当時の価格は74,800円前後です。

C-4桁で頭が2のモデルの最上位なのにこの値段ですよ。
C-2000ZOOMが11万円だとするとかなり値段が下がったと言えます。
このデジカメのどこが凄いのかといえば、下記のスペックをご覧いただければ一目瞭然ですが、
最近高級コンデジが増えてきたことから、
この時代の苦労が今報われたような感じがしますね。

スペック
1/2.の211万画素CCDで原色フィルター。
レンズは3倍ズームレンズで、F1.8-2.6の40-120mmでオートフォーカス。
OLYMPUS SUPER BRIGHT ZOOM LENSを搭載。
F1.8!
すごく明るいレンズを搭載してますね。
望遠寄りに振ってある焦点距離は好みが分かれるところですが、
原色フィルタ搭載といい、当時のオリンパス製デジカメの中でもかなり異色な存在でございます。

このレンズの明るさこそがこのデジカメの全てを物語っておりますね。

液晶は1.8型低温ポリシリコンTFT液晶。
マクロは20cm、メディアはスマートメディア(3.3V、128MBまで対応)、駆動は単三乾電池x4及びCR-V3x2と、
相変わらずマクロに弱いですね。
その他の性能は全く変わらないのも面白いところです。

機能としては、
デジタルズーム、セルフタイマー、音声付き動画撮影に対応してます。
マニュアルモードなどなど、
本格仕様でございます。

・購入時の状態
付属品:本体のみ
状態 :液晶傷、レンズにカビ
機能 :良好
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス

筐体はC-2000ZOOMと全く同じ・・・
と思いきや、結構大型化してます。
大きいので持ちやすいわけですが、
グリップ部があからさまなプラスチックなので残念です。
レンズにお金をかけすぎて他の部分は微妙なのでしょうか。

OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOM
レンズの存在感はでかいですね。
レンズの出っ張りが残念ですが仕方がないですよね。

OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOM
上部は変更されてないですね。
それにしても、配色は微妙ですね。
レンズの長さが際立ってます。

OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOM
所有欲をそそるモードダイヤル

OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOM
OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOM
側面の作りは面白い。
カバーがついており、硬くカッチりしてますが、
あからさまなプラスチック。
視差調節も出来る本格派です。
光学ファインダーの作りもいいですね。

OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOM
底面も安っぽいですね。
三脚穴が中央にあるのはいいとしても、プラスチックですし。
電池ボックスの蓋についてはC-2000/2020の頃のひねるタイプから横レバーになりました。
これは毎回爪が悲鳴をあげることがなくていいですね。

OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOM
CR-V3が使えるようになると、
単三電池が入れづらいという欠点もあります。
日本製。

OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOM
背面はおなじみですね。
ボタン類は押しやすく特に不満はないです。
欲をいえば液晶ボタンのストロークをもっと浅くしてほしかった

OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOM

OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOM

OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOM

以下、C-2000ZOOMとの比較
OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOM

OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOM

OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOM

・機能・仕様
OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOM
OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOM

OLYMPUS CAMEDIA C-2040ZOOM

起動は10秒程度と激遅です。
当然レンズに起因する物で、
立ち上がってしまえばわりかし高速でございます。
レンズの動作音はあまり大きくないわけですが、
起動がうんざりですね。

UIについては上下左右のモードを選んでからメニューを出すというタイプの前のものでして、
結構プロトタイプ感はあります。
詳細設定に行くのに何回も階層をたどっていかなければならず、あんまり操作性がいいとは言えませんが、
設定保持機能もついてますし、
露出補正もカーソルキーでいけるのでいいのではないでしょうか。
個人的にはフラッシュ設定と画質設定を保持してくれるだけでもありがたいです。

ただ、マクロやズームの位置なんかも保持されてしまうのはどうかと。
勿論、カスタムで決定出来ますけどねw
そういう点ではなかなか細かい配慮があるとおもいます。

電池のもちもよく、液晶も見やすいのでありがたいです。

・画質・撮影
●AF・挙動
AFは早く、割りと正確です。
マクロ域でもそんなに大きくは外さないのは流石ですね。

●画質
画質はトップクラス。
なんといってもレンズですよ。
コンデジなのにいいボケ味が味わえますし、
夜間撮影もまかせとけ!という打率です。
200万画素ではありますが、
それがどうしたという程魅力的な一台。
個人的には大のお気に入りです。

レンズがかびてますが、
とりあえず問題はなさそうです。

画像
「データは無圧縮です」

P1010008

霧に包まれた都市

P4270045

P4270015

その他の写真はこちらにございます。

評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :04/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :07/10:マクロ、画素数、レンズ、液晶など
機能 :07/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :03/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :06/10:主に操作性
AF・露出精度 :07/10:AFは正確か、
画質 :09/10:文字通り
輝き度 :09/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :09/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :10/10:今後も使い続けたいかなど
合計:71/100
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