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{メ}OLYMPUS CAMEDIA C-990 ZOOM

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OLYMPUS
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P8120031
OLYMPUS CAMEDIA C-990 ZOOM
ちょっと、この前紹介したじゃない!・・・というのはC-900 ZOOMです。
ボディの使い回し戦略のオリンパスって素敵!


公開日時:2009年12月2日
追記日時:2015/8/13
画像追加
記事修正

P1010277.jpg

OLYMPUS CAMEDIA C-990 ZOOMは、2000年6月に発売された200万画素のデジタルカメラです。
購入価格は500円。
当時の価格は60,000円前後です。
この頃は以前紹介したIXY DIGITALが登場し、小型コンデジがブームになった時代なのですが、
この当時のオリンパスは「小型よりも使いやすさ」路線をとっており、
まぁ、ただボディの使い回しが出来るからってメリットがあるからでしょうがw
そのせいか、他社が小型コンデジを多数発売する中、
結構後期まで大柄なボディのデジカメを販売していた記憶があります。
今でこそ薄型高倍率ズーム機など、小型軽量を頑張ってるメーカーですが、
その出遅れが響いたメーカーでもありましたね。
・・・と言うのを、このデジカメをみてひしひしと感じました。
・カタログスペック
1/2.7型の211万画素CCDで補色フィルター。
レンズは光学3倍ズームで、F2.8-4.4の35-105mmと、
かなり標準的。
ちなみに、CCDに関してはIXY DIGITALと同じモノみたいです。

液晶は1.8インチのTFT液晶、
マクロは20cm、メディアはスマートメディア(128MB対応)、駆動は単三乾電池4本(CR-V3対応)となっております。
感度は100で、400まで増感出来るようで、当時としては割と頑張っております。
マクロが長いのがちょっと問題ですね。
というか、2003年頃までオリンパスはマクロが弱いという印象を持っておりましたが、
20cmは流石に使いづらいと思われます。

・購入時の状態
付属品:本体のみ
状態 :良好

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・デザイン・メカ・インターフェイス

追記:2015/08/13/以下、追加画像

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そりゃ、筐体が2年前と似たようなモノですから、
厚ぼったいわけですよ。
そしてずっしりと重い。
ボディはプラスチックなので高級感もなく、
強いて言えばレンズバリアーのゴールドっぽいところがなかなかという感じ。
クリームっぽいゴールドな配色は好き嫌いが分かれる所ですよね。

底面の三脚穴はこの重さなのに端っこでプラスチック。
スマートメディアのカバーはかなり安っぽくなっており、そこら辺がマイナスポイントとなってます。

C-900 ZOOMと比べると、
背面のボタン類も減りました。
しかし、まだごちゃごちゃしていてプロトタイプ感は否めません。
それぞれのボタンの押し心地は割といいですけどね
他にも、フラッシュは手動開閉式だったり、後一歩という所が随所に見られます。

カメラらしいですけどねw

・機能・仕様

追記:2015/08/13/以下、追加画像

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起動は3秒ぐらいと、割と早くなりました。
レンズもなかなか良さそうな感じに見えますが、
だいぶゆったりな所が残念ですね。

ただ、C-900 ZOOMと比べてもだいぶレスポンスやインターフェイスについては改善されまして、
特に、不完全ながらも階層メニューと設定保持が出来るようになっただけでも大きな進歩だと思います。
バッファも効いておりますので、
撮影間隔も短くてなかなかいい感じです。

ただし、一つ致命的な問題がありまして、
このデジカメ、2000年発売なのに日時設定がありません。

相変わらず液晶ボタンを押さないと液晶がつかなかったりとか、
何故か動画撮影がファンクション撮影の中に入っていたりとか、
そういう事はどうでも良くなるぐらい致命的な欠点だと思われます。

そして、これだけボタンがありながら露出補正がメニューの中にあったりと、
細かいところに微妙に手が届かないところがあります。

液晶については外でも割と見えますし、
TFTなのでそこそこ綺麗です。
それについては、後述、というか、次回更新でまた何か動きがありますがねw

上部液晶がなかなかイカしてますし、
確かに機械としての使い心地としてはIXYとは全く違うベクトルなモノって感じです。

あと、プレビューが微妙にもっさりですね。
そして、この頃っていうかμ-Digitalが出てくるまでだったとは思いますが、
当時のオリンパス製デジカメって何故か電源切ってからでないとプレビューが出来ないのですよね。何故か。

・画質・撮影
●AF/AWB
AFに関しては悪くないですね。
ただ、補色フィルターだからか、AWBが馬鹿だからなのか、
この頃のオリンパスはみんなそうという感じではありますが、
若干黄色っぽい絵を吐くことがあります。

●画質
当たればでかい。
というか、完成度は非常に高いです。
どくどくな空気感が出ているというか、
ズッシリしているだけのことはあるというか。

上記の不満点も割とありますが、
この画質ならいいかな、とも思えてしまいますね。

画像
「拡大・元データ表示は無圧縮です」
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拡大・元データ
広角

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拡大・元データ
マクロテスト。
はまれば中々の絵を吐いてくれます。

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拡大・元データ
ただし、シャープネスが弱めかなという印象もありますね。

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拡大・元データ
マクロに関しては極めて良好です。

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