▶デジタルカメラ
オリンパス
CAMEDIA C-1400XL
なぜか今頃紹介するシリーズでございます。
今回は1998年発売のデジタル一眼レフ。
CAMEDIA C-1400XLでございます。
▶購入の経緯
メルカリの1000円クーポンの使い道を考えていたら、
丁度2台1000円のカメラを発見してポチったのです。
実質無料?
いやいや、ただでさえ置き場所がないのに何考えているんだよ
在庫がすでに500台・・・
それだけあったら2台ぐらい増えても問題なし。
OKOK
ということで、運命的な出会いでございました。
古デジブームの時には意外と高い上に玉数が少なかったこのカメラが、
なんと、安価で出ていたので購入してしまいました。
▶スペック
OLYMPUS CAMEDIA C-1400XLは、
1998年10月に発売された140万画素の一眼レフカメラです。
当時の販売価格は128,000円
購入価格は500円でございますが、
正直、妥当だと思います。
元は1997年10月に発売されたC-1400Lの後継機でございまして、
基本的な部分に変更はありません。
2/3インチの大型センサーを搭載しているレンズ固定型のデジタル一眼レフカメラでございましてm
OLYMPUSのLシリーズの一眼レフバージョンといって差し支えがないですね。
後のE-10につながる流れでございます。
C-1400Lとの違いに関してはいろいろとありますが、
マイナーチェンジでございます。
今買う上で一番重要なポイントとしては、
C-400Lはスマートメディアは8MBまでの対応で、
XLは32MBまで対応しております。
そして、5枚までの連写が可能になっております。
本体仕様/TCP1.03a | |
---|---|
センサー | 2/3インチ 原色プログレッシブCCDセンサ |
画素数 | 131万画素 |
映像エンジン | – |
液晶 | 1.8型TFT液晶(61000ドット) |
フォーカス | AF(位相差・コントラスト検出方式) |
ISO感度 | 100 |
レンズ仕様 | |
---|---|
レンズ銘 | OLYMPUS LENS |
焦点距離 | 9.2-28mm |
35mm換算 | 36-110mm |
絞り | F2.8-F3.9 |
ズーム倍率 | 光学3倍 |
最短撮影距離 | 30cm |
手ぶれ補正 | x |
基本仕様 | |
---|---|
使用メディア | 3.3vスマートメディア(32MBまで対応) |
使用電源 | 単三乾電池4本 |
動画撮影 | x |
動画性能 | – |
コーデック方式 | – |
音声記録 | x |
顔認識 | x |
Wi-Fi | x |
GPS | x |
防水 | x |
防塵 | x |
備考 |
元をたどれば1997年のカメラでございますので、
性能面で古さは否めません。
マクロ撮影時はコントラスト検出方式のようでございますが、
そういう頃のカメラでございますね。
重量は電池を除いて470g
▶デザイン・メカ・インターフェイス
一眼レフということでなかなかの大きさでございます。
ただ、12万円のカメラの割にあまり重厚感はないですね。
結構、プラスチッキーな感じでございます。
グリップはやや大きめでございますが握りやすく、
そのあたりは非常によく考えられていると思いますね。
▶機能・仕様
電源を入れてから3秒程度で撮影が可能でございますので、
この世代にしては驚異的に早いほうでございますね。
そして、デジタル一眼レフでございますので、
撮影中のライブビュー撮影はできません。
そして、基本的にはプログラムオートでございまして、
絞り、シャッタースピードの設定はできません。
露出補正は可能でございますが、
メニューから潜る必要があるので少し面倒くさいです。
メニューは旧世代のインターフェイスでございますが、
世代にしてはサクサクとしております。
ただ、液晶にノイズが走るので、
アナログでつながっているようでございます。
そんなに、いじるものではないようでございます。
最高画質にするとメモリーカードは32MBまででございますので、
30枚程度で撮影が終わります。
1枚撮影するごとに10秒近く待たされるので、
かなり広い心で使用する必要があります。
しかし、それを持ってしてもバッテリーの持ちが非常に悪く、
あっという間にアルカリ電池を消費します。
そして、機械が劣化しているのか仕様なのかはわかりませんが、
手持ちのニッケル水素電池は使用できませんでした。
そうそう、
これだけは伝えておかなければならない情報ですが、
このカメラ、時計が2019年までです。
つまり、2020年に対応しておりませんでした。
▶使ってみて
AFはそこそこ早く、
精度も悪くはないです。
ファインダーは一眼レフと考えると少し狭いですが、
見やすく、使いやすいですね。
ピントはあまりつかめませんが。
使っていて気持ちいいのですが、
5枚撮るとバッファがいっぱいになるのでひたすら待たされます。
画質に関しては
130万画素ということで4Kモニターで見るとかなり悲しい事になりますが、
思った以上にきっちりと解像しております。
このセンサーで130万画素というのがある意味オーバースペックなのかもしれませんね。
そして、原色フィルターなので発色もクリアでございます。
ちょっとフレアが出ますが、
それもまた味でございますね。
いろいろと使用するハードルは高いですが、
用途によってはまだまだ実用になりそうでございます。
■まとめ
購入場所 | インターネット |
価格 | 500円 |
購入年 |
2020年 |
執筆日:2020/01/24
コメント