デジカメ実験室
携帯電話はデジタルカメラの夢をみるか
第2回:フィールドテスト その1・携帯電話編
第1回はこちら
最近、携帯電話のカメラ機能が飛躍的に上がったと言われてますが、
果たして、実際はどうなんだろうかという事を検証しようかなという突発的なコーナーです。
今回は、フィールドテストその1・携帯電話編と題しまして実際に作例をあげていきます。
まず、エントリー機種のおさらいをしておきましょう。
携帯電話部門
・富士通 docomo PRIME FOMA F-01A
・ソニー・エリクソン docomo FOMA SO905iCS(Cyber-shotケータイ)
スマートフォン部門
・Apple iPhone4
・SHARP au IS01
コンデジ部門
・PENTAX Optio H90
・OLYMPUS CAMEDIA C-4040 ZOOM
この中でも、今回携帯電話部門をお送りいたしますが、
これらの機種で果たしてどんな結果を出してくれるのでしょうか?
携帯電話部門
・富士通 docomo PRIME FOMA F-01A編
A
携帯電話の画面で見る分には綺麗でしたが、
パソコンで見てみるとちょっと物足りないですね。
総じて彩度が低く、渋めの発色です。
Bなんかを見るとノイズリダクションの影響か、だいぶのっぺりとした感じに仕上がっていますが、
その割にはノイジーなようです。
Dは細かい被写体をどれだけ解像するかという事を兼ねての画像でしたが、
紫色に色カブリしてしまっていますね。
レンズの質はあんまりよくないようです。
(元々防水携帯なのでその絡みもあるとは思います)
とはいえ、携帯にしてはなかなかいいのではないでしょうか
・ソニー・エリクソン docomo FOMA SO905iCS(Cyber-shotケータイ)編
A
元々調子が悪かった携帯ですが、
どうも、片ボケしてしまってるような感じですね。
どの画像も眠たく、目に見えて解像してません。
ただ、Cの逆光テストで太陽の形がそっくり現れてるのは面白いですがw
Dを見てみると木の枝の細かい部分が溶けてしまってますし、
ノイズリダクションが強力にかかってるようですね。
また、よくみると湾曲収差も大きいですが、屈折光学レンズなので仕方がないところでございます。
このような具合で、次回はスマートフォンのフィールドテストをお送りいたします。
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