デジカメ実験室

デジカメ実験室

携帯電話はデジタルカメラの夢をみるか

第一回：紹介
最近、携帯電話のカメラ機能が飛躍的に上がったと言われてますが、
果たして、実際はどうなんだろうかという事を検証しようかなという突発的なコーナーです。
今回は、競技方法と使用機種について考察します

競技方法については、単純に画質を比べます。
それを踏まえ、同じような条件でマクロや逆光、遠景等のシチュエーションでどれだけ差が出るのか、
また、機能等、使い勝手も取り扱おうかなと思います。
そしてタイトルにもあるように、デジタルカメラとガチンコの勝負を行います。

但し、当然のことながら、携帯電話は単焦点の機種が多く、自分が所持しているのもだいたい単焦点のものです。
ですので、画角やら画素数がまちまちとなります。
よってサラネらしく、結局のところは独断と偏見で比較をするわけですね、はい。

というわけで、エントリーされる機種達ですが、
厳正な抽選の結果、各ジャンル2機種ずつに絞りました。

以下のとおりです。

携帯電話部門

最近はスマートフォンに押され、ガラケー（ガラパゴス化した携帯電話）という不利益なレッテルを貼られているジャンル。
ちなみに、スマートフォンという言葉に対抗して、フィーチャーフォンと呼ばれているらしいですが、イマイチ浸透してません。

エントリーNo.1
富士通 docomo PRIME FOMA F-01A
発売：2008年11月
カメラ機能：520万画素CMOSセンサ/AF/画角不明
一応、この機種が自分の持っている携帯電話の括りでは一番新しい機種です。
防水やワンセグ、万歩計機能なんてどうでもよく、カメラ機能として見ればまずまずですね。
手ぶれ補正やゆがみ補正まで付いていますが、果たしてどうなのでしょうか。
発売：2008年11月
カメラ機能：520万画素CMOSセンサ/AF/画角不明

エントリーNo.2
ソニー・エリクソン docomo FOMA SO905iCS（Cyber-shotケータイ）
発売：2008年2月
カメラ機能：510万画素CMOSセンサ/AF/画角不明/光学三倍ズーム
携帯のカメラって焦点距離書いてないのが多いから画角わからないですね。
一応、絞りはF2.8-5.4との事。
カメラ機能で言えば、流石サイバーショットの名を持っているだけあって、
画像処理エンジンのExmorを搭載していたり、
スマイルシャッターが付いていたり、
更に、屈折光学式の光学3倍ズームレンズを搭載している徹底っぷり。
そういう点ではかなりの期待が出来るわけですが、
動作が不安定すぎてこの記事を書いている間にも何回もリブートを繰り返してくれてる残念な子です。
勿論、こんな不具合があったから破格で購入できたわけですけどｗ
ということで、一応エントリーはしておりますが実践で使えるかどうかは分かりません。

スマートフォン部門

エントリーNo.3
Apple iPhone4
発売：2010年6月
カメラ機能：500万画素裏面照射型CMOSセンサ/AF/画角不明/
言わずもがななiPhone4で御座います。
HDR撮影が素敵で、裏面照射型CMOSを早くも搭載してくる辺りが侮れません。
ちなみに、アプリを追加すると多彩な撮影が出来ますが、今回はデフォルトでいきます。
HDRは使うかもしれませんが。

エントリーNo.4
SHARP au IS01
発売：2010年6月
カメラ機能：527万画素CMOSセンサ/AF/画角不明/
iPhone4の対抗として、そしてau初のAndroid端末として満を持して発売した言わずもがななスマートフォンです。
・・・まぁ、その後にバグが発見されて販売見合わせになったとか、Androidのバージョンアップを断念したと発表したとか、
その後に登場したIS03があたかもau初のAndroidケータイという触れ込みだったり（なかった事にしてます？）
更に、異例の速さでディスコンしたりと、話題の尽きない機種ですがそれでもいいよネ
だから格安で入手出来たわけだし・・・

デジタルカメラ部門

エントリーNo.5
PENTAX Optio H90
発売：2010年2月
カメラ機能：1/2.3型の1239万画素CCDで原色フィルター。
レンズは5倍ズームで、F3.5-5.9の28-140mmでオートフォーカス。
PENTAX LENSを搭載。
うん、なんだあれだ、もっといい機種出そうよ。
と言われてしまうような機種ではございます。
実勢価格が8000円台のエントリークラスではありますが、
実は性能は侮れないお気に入りのデジカメ君です。
で、こんなに安くて採算取れるの？HOYAさん？

エントリーNo.6
OLYMPUS CAMEDIA C-4040 ZOOM
発売：2001年8月
カメラ機能：1/1.8型の413万画素CCDで補色フィルター。
レンズは3倍ズームで、F1.8-2.6の35-105mmでオートフォーカス。
OLYMPUS SUPER BRIGHT ZOOM LENSを搭載！
10年前のデジカメだけど、
レンズにしろ何にしろ、お金がかかりまくってます。
名機中の名機ですが、最新鋭の携帯電話の性能とどこまで張り合えるのかが注目されます。
「若造にはまだまだ負けぬ」