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{メ}CANON EOS Rebel XS

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Canon
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Canon EOS REBEL X(Film Camera)
CANON EOS REBEL XS
EOS 20Dよりも先に所有していた初EFマウント機でもあります。
ちなみにEOS REBEL XSという表記ではありますが、日本ではEOS Kissとして発売された機種で、こちらは北米版だったりします。
あ、デジタルじゃないですよ

CANON EOS REBEL XSは、1993年9月に発売された35mmフィルムを使用するフィルムカメラです。
購入価格は2100円(レンズ付)
発売当時の価格は60,000円程度です。
デジタルになった今でもエントリー機の定番として君臨しているKissシリーズの始まりとも言える機種です。
もうすっかり20年近く前の機種となりますが、
今も昔も旋風を巻き起こしたのは言うまでもありません。
・カタログスペック
使用フィルムは35mmフィルム。
勿論AF機構を搭載です。
3点測距ですが、フォーカスポイントを自分で選択することが出来ません。光学ファインダーはダハミラー固定式で倍率は0.7倍、視野率は90%。
ファインダーは大いに物足りないですが、
それでもAPS-C機と比べたら広く大きいファインダーです。

マウントはEFマウントで、
当然ながらEF-Sレンズは装着できません。
それ以外のEFマウントなレンズでしたら装着可能です。

駆動はCR123Aが2本。
CR2や2CR5ではないので注意が必要です。

シャッタースピードは30秒-1/2000秒
その他、フラッシュ内蔵
オートローディング、DXコード対応等です。

そういえば、国内版のKissにはパノラマ機能とクオーツデートが付いていますが、
REBEL XSにはその機能はついておりません。
背面の蓋はのっぺりとした板だけの男らしい仕様です。

・購入時の状態
付属品:本体、レンズのみ
状態 :問題ない
機能 :問題ない
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス
今のデジタル一眼と比べてもコンパクトサイズですが、
横長でグリップ部の持ち心地もあんまり良くないです。
勿論質感は安っぽく、マウントもプラスチックですが、軽くて気兼ねなく使えるという面では素晴らしいと思います。

又、随所で以前紹介したPENTAX MZ-30と似ている部分があり、
Kissが他社に与えた影響の大きさを感じることが出来ます。

Canon EOS REBEL X(Film Camera)

Canon EOS REBEL X(Film Camera)
KissシリーズでXが付いたのがデジタルになって3世代経ってからですので、
Kiss Digital Xが出る13年も前にXが付いたEFマウント機ということになります。

Canon EOS REBEL X(Film Camera)
上部
非常にシンプルにまとめられています。
ちなみに、初期のPowershot同様、モードダイヤルのLの位置が電源OFFとなります。
シャッターボタンやギアは中々アナログな押し心地で、
ガリガリ、カチカチと安っぽい音を立てます。
個人的にはこの感触が大好きなワケですがw

Canon EOS REBEL X(Film Camera)

Canon EOS REBEL X(Film Camera)

Canon EOS REBEL X(Film Camera)
底面。
見づらいですが、シリアル番号が刻印されています。
シールになってる今ではありえない光景です。
但し、台湾製

Canon EOS REBEL X(Film Camera)
電池室はMZ-30同様、
何回も開閉してたらちぎれちゃいそうな感じです。

Canon EOS REBEL X(Film Camera)
シャッター幕はこんな感じ。
随所に安っぽさを感じます。

そして、なんでしょう。
これらの写真を撮影したのは去年の今頃なんですが、
自分で見ても愛を感じられない写真です。

・機能・仕様
流石に起動は早いですね。
MZ-30とは違い、しっかりとしたコントロールダイヤルも付いているので、
使い勝手も意外といいです。
特に、背面のAVボタンを押しながらダイヤルを回すと露出補正やMF時の絞り調節が出来るなど、
見ただけでマニュアルも何も見なくてもひと通りの操作が出来る点は素晴らしいです。
ファインダーを覗いたままこのような操作が可能なことから、
最近のエントリークラスのデジイチよりも優れていますね。

上記のとおり、測距点は3点、
中央以外のフォーカスエリアは自分で指定することが出来ず、
スーパーインポーズも付いていないのでピントがどこに合っているのかが分かりづらいわけですが、
そこは目を瞑ることにしましょう。

この通り、中々楽しそうな一眼レフカメラではありますが、
視差調節が出来ないことについてはちょっと驚きました。

また、この機種の面白い特徴としては、「プリワインド式巻上げ機構」というモノを備えており、
フィルムを充填をすると、一気に未現像のフィルムを巻きとってしまい、撮影の度に巻き戻していく方式でして、
そうすることにより、万が一撮影途中に蓋を開けてしまっても、撮影した写真は感光しないという画期的な機構です。
なので、通常のフィルムカメラのフィルムカウンタは撮影完了状態が0枚ですが、
この機構を備えたカメラでは最大撮影枚数(24枚撮りなら24)となり、
そこからのカウントダウンになります。
このような機構なことから、撮影し終わった後の巻き上げは一瞬で終わるので、
最初はかなり戸惑いましたw

すごく便利に見えるこの機能、
実はちょっと不便な要素もありまして、
機構上、本来フィルムの一番最後のコマから記録するので、
現像すると撮影された順番が逆に出てくるのですね。
つまり、24枚撮りなら24枚めのコマに1枚目の写真が記録されるわけです。

まぁ、デジタル時代には贅沢な不満点だとは思います。

電池は流石に気が遠くなるほど持ちますね。

●作例
[warning]※作例に関しては、全て無加工でアップロードしております。
等倍画像をご覧になりたい場合は画像をクリック後、Flickrの該当画像が出てきますのでさらにクリック、
その後の画面で画面右上にあります「View all sizes」をクリックすると等倍画像が閲覧できます。

フィルムスキャンはEPSON GT-X970を使用しております。
当人はこの機種を使いこなせておりませんので、
あくまで参考程度とさせてください。
[/warning]

レンズは全てCanon ZOOM LENS EF 35-80mm F4-5.6 III、
フィルムは富士フイルムの業務用フィルム(ISO 100)を使用しております。
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お花見

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その他の写真はこちらにございます。

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