デジカメレビュー
ミノルタ
Vズーム22-80mm F4-5.6
MINOLTA Vマウント
完全に、カメラ史どころか、
コニカミノルタ時代にとどまらず、ソニーに移行してからもすっかり消しされてた。
そんな悲しいマウントがこの、ミノルタVマウントでございます。
[warning]※今シリーズの内容は個人的な見解でございます。[/warning]
MINOLTA Vズーム22-80mm F4-5.6は、
1996年06月に発売されたミノルタVマウントのレンズです。
執筆時の実勢価格は38,000でございます。
こういった境遇のため、
非常に情報が少ないレンズでございます。
こんな時代なのに、Vマウントのマウントアダプタが存在しないというのも、
物語っているものがありますね。
・カタログスペック
■仕様 vl1.1 | |
焦点距離 | 22-80mm |
35mm換算値 | 33-120mm相当 |
開放F値 | F4-5.6 |
絞り羽根数 | – |
最短撮影距離 | 0.4m |
最大撮影倍率 | – |
レンズ構成 | – |
フィルター経 | 49mm |
フルサイズ対応 | x |
超音波モーター | x |
手ぶれ補正 | x |
防塵防滴設計 | ? |
フルタイムマニュアル | x |
ソ連レンズよりも情報がないのでございます。
まぁ、真面目に調べてないというのもありますが。
まぁ、真面目に調べてないというのもありますが。
・デザイン・メカ・インターフェイス
キットレンズという扱いのため、
非常にチープな感じは否めません。
しかし、ベクティスのデザインでございますので、
つけてみるとなかなかおしゃれでございます。
そんな感じで、非常に軽く、
小さいレンズという印象ですね。
しかし、ベクティスのデザインでございますので、
つけてみるとなかなかおしゃれでございます。
そんな感じで、非常に軽く、
小さいレンズという印象ですね。
22-80mm
結構中途半端な画角でございます。
結構中途半端な画角でございます。
AF/MFの切り替えはここ
そして、
VECTISの文字。
・・・おや?日本製ですか?
VECTISの文字。
・・・おや?日本製ですか?
レンズはかびてました
1996年
・画質・撮影
AFが遅いシステムなのでアレですが、
意外と寄れますし、
意外と使いやすいレンズでございました。
カビレンズなので本来の性能は出ていないとは思いますが、
解像力もそこそこで、
周辺の画質も悪くないですね。
簡易マクロとして接写メインで使うことが多かったですが、
楽しいカメラでございました。
画像
作例はVEVTIS S1との組み合わせで行っています。
{メ}MINOLTA/VECTIS S1
フィルムカメラレビュー ミノルタ VECTIS S1 今はなき、APSフィルムを使用した一眼レフでございます。 フィルム一眼レフのマウントでは結構後期なミノルタVマウント機でございます。
コメント
IX NikorとかEOS IX Eとか
現在の主流CMOSフォーマットがAPS-Cなので「当時のAPSフィルム一眼レフの交換レンズを付けば同じようなもので性能いいんじゃね?」的な発想で様々な方が現代で無理やり当時のレンズを使おうと目論んだみたいですが、野望はすべて粉砕してしまったみたいです。それでIX Nikkorをフルサイズ一眼に改造して装着するという謎の遊びが…
どうしてもAPSフィルム一眼のレンズを使いたかったら、Dimage RD-3000を使うしかないですねw
あの頃は転換期というか、
色々な事をしておりましたねぇ。
APSレンズは人気が微妙でしたし、
そんな大したレンズもないので、そういう点でも難しいと思いますね。
その当時のAPSカメラはかっこいいですけどね。
RD-3000も面白いカメラですが、
実物を見たことが無いですねぇ。
苦労して手に入れたところで画質はたかが知れてますしw