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{メ}Dimage Xg

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KONICA/MINOLTA
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MINOLTA Dimage Xg

KONICA MINOLTA Dimage Xg

サラネ初のコニカミノルタ製デジカメであり、初代DimageXに次ぐ2番目に紹介するDimageXシリーズでございます。
赤い筐体がカッコいい!

KONICA MINOLTA Dimage Xgは、2004年2月に発売された200万画素のデジタルカメラです。
購入価格は1050円。
当時の価格は69,000円前後です。

値段が安くなりましたが、相変わらず300なのに200万画素という紛らわしさ。
しかも、2002年発売なのにまだ200万画素という事で、いささか時代遅れ感はありますね。

ちなみに、300との違いはデザインと操作性の向上、
あとは縦横検出がついたという、意外と画期的な感じですね。

スペック

1/2.7型の320万画素CCDで原色フィルター。
レンズは3倍ズームレンズで、F2.8-3.6の37-111mmでオートフォーカス。
KONICA MINOLTA ZOOM LENS を搭載。
屈折光学レンズなのであんまり画質面では期待が出来ないと思われますが、
望遠側でも明るいレンズですしいいですね。

液晶は1.6型デジタルインターフェースTFT液晶。
マクロは15cm、メディアはSDカード、駆動は充電池(NP-200)と、
マクロはちょっと微妙ですが、
テレマクロ(全域マクロ)に対応しているのでなかなか使えそうです。
充電池はDimageXシリーズ共通(2桁番台を除く)ですのでなかなか使い易いです。
生き残ってる玉が少ないですけどね。

機能としては、
デジタルズーム、セルフタイマー、音声付き動画撮影、ボイスメモ、画像合成機能やPCカメラ機能などなど、
意外と多機能です。
また、世界最速起動(当時)を誇る高速駆動も必見です。

・購入時の状態
付属品:本体のみ
状態 :良好
機能 :良好
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス
MINOLTA Dimage Xg
赤い筐体がカッコいいです。
そこそこ薄く、手のひらに収まってしまうのは屈折広角レンズならでわ。
しっかりレンズシャッターもついておりますし、
Dimageロゴもカッコいい。
スタイリッシュですので、世代の割りには素晴らしいです。

MINOLTA Dimage Xg
そしてコニカミノルタのロゴ。
それにしても、コニカミノルタのロゴってミノルタですし、
コニカ部分も小文字から大文字になり、Kの装飾もなくなってしまったので、
面影が無いですね・・・

ミノルタロゴは好きですけれども
MINOLTA Dimage Xg
SDカード、バッテリーの挿入口は同一側面側。
指ではなく爪をひっかけて開けるタイプですので多少戸惑いますが、
デザインの一部になっていますしバネが程よく、気持ちよく開けられます。
MINOLTA Dimage Xg
バッテリーのロック機構もありますので安心ですね。
この部分までデザインにしてしまうKONICA MINOLTAの粋なはからい。

また、USB端子は何故かカバー付きという面白い発想。
バッテリー部下の隙間はたぶん電源供給じゃないかな。

MINOLTA Dimage Xg
MINOLTA Dimage Xg
近年の屈折広角レンズ搭載機はもう少し薄いですが、
これでも充分薄いですね。
上部、底部はシンプルですが、
シャッターボタンはペコペコしており、あまり押し心地は良くないです。
底部は中央にありますが三脚穴はプラスチックですね。

OSAKA JAPANの刻印は健在で、
製造はインドネシアみたいです。

MINOLTA Dimage Xg
背面。
光学ファインダーはいいですね。
狭く見づらいですが許容範囲です。
FinepixのAシリーズみたいなボタン配置ですが、
右上のボタン類は十字キー+決定キーを兼ねてますし、
ボタン類やモードダイヤルの感触はなかなかいい。
配置もちょうどいいので好感が持てます。
少なくとも、DimageXよりかは改善されてるみたいですね。

MINOLTA Dimage Xg
つぶらな瞳が出現

以下、DimageXとの比較
MINOLTA Dimage Xg
MINOLTA Dimage Xg
流石初代と比べると背が低くなってスリムになりましたね。
ボタン類のムダも少なくなり、
より完成形に近づいているというところでしょうか。

小さくなった分両手で握りづらいところですね。
レンズが縁ギリギリになってしまうので、
片手で持つには問題ないですが、
左手のやり場に困ってしまいます。
それだけ小さいということなワケですけどねw

・機能・仕様

MINOLTA Dimage Xg
MINOLTA Dimage Xg
MINOLTA Dimage Xg
MINOLTA Dimage Xg
MINOLTA Dimage Xg

起動は2秒程度と速いです。
メーカーの0.8秒ジェットスターには遠く及ばないような気がしますが、
確かに、0.8秒ぐらいでチャラーンと起動音がなるので間違ってはいないのかもしれませんw
高速駆動の割りにはUI部は非常にモッサリで、
移動するにも、押してから0.5秒位遅れてカーソルが動き出します。
これが結構イライラしてしまいますね。
液晶の応答速度は速いので速いと錯覚してしまいますがw

UIの配置自体は悪く無いですがね。
上下移動、モードの左右切替と。
ただ、階層メニューの例えば上記写真で言えばドライブモードの所。
大抵のデジカメはドライブモードで決定キーを押せばその中のメニューにアクセス出来るところですが、
それが出来ず、右キーを押して項目を選んで決定キーと言う動作。
戻るときは決定キーより離れたMENUボタンと言う、
若干面倒くさい仕様です。
まぁ、シャッター半押しで戻ることも出来ますけどね。

設定は割りと選べますし、ISO感度も50から400ぐらいまで選べるので便利ですね。
なによりこの世代でオートマクロを実現しているということがびっくりですね。
この機種、どこにもマクロボタンが無いのですが、
実はマクロから望遠までボタン無しで自動判別してくれるわけですよ。
最近では当たり前の機能ですが、このころから搭載されているなんて素晴らしい。いや、本当に。

DimageXとは違い、起動時に望遠寄りの画角に設定されているわけでもなく、
ズームもスムーズで液晶も綺麗。撮影後のタイムラグも短いですね。
液晶の持ちはあんまり良くないかもしれませんが、そこは気にしない。

動画撮影はQVGAのサイズで15fps、30fpsの2パターンが選べます。
15fpsの際は撮影中のズームが使えますが,30fpsでは使えないので注意が必要です。

難点といえば、電源を切るたびにフラッシュの設定がリセットされてしまうということもありますが、
なにより、音です。サウンドです。
DimageXと同様、
ピントが合うと「シャキーン」という音が出たり、
シャッター音も思いっきりな電子音。
古くからカメラをやっている方にとってはちょっと違和感があるに違いありません。

ただ、その他には大して不満のない割りと完成されたカメラだと思います。

・画質・撮影
●AF・挙動
AFは早く,割と正確だと思われます。
露出、WB周りについては結構頑張ってると思いますね。
割りと使えます。

●画質
画質ははまれば非常に綺麗です。
レンズの性能柄、周辺光量落ちや色収差、歪みが見られますが、
比較的良好ではないかと。
色もよく再現されており、
デジタルカメラでは比較的苦手そうな赤系の発色も得意ですね。
ISO感度はオートだと100までしか上がらず、夜景撮影はちょっと厳しいわけですが、
感度をそれなりに上げればいいわけですしねw
マクロ撮影は非常に綺麗ですが、
なにより、動画撮影に強いのは意外でした。

画像
「データは無圧縮です」
PICT0012 (2)
周辺光量落ちはありますがこれなら許容範囲ですね。

PICT0002
あんまりこういう条件は得意ではないようです

PICT0003 (2)
赤の発色も自然

PICT0014 (2)
なによりマクロは綺麗です。


低照度でも撮影が可能です。

その他の写真はこちらにございます。

評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :06/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :06/10:マクロ、画素数、レンズ、液晶など
機能 :06/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :06/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :07/10:主に操作性
AF・露出精度 :07/10:AFは正確か、
画質 :07/10:文字通り
輝き度 :07/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :06/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :07/10:今後も使い続けたいかなど
合計:65/100
サラネ式デジカメ採点システムテーブルa ver1.00

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