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{メ}Cyber-shot F1

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SONY
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SONY Cyber-shot F1

SONY Cyber-shot F1

以前、F3を紹介いたしましたが、
今回紹介するのはその2機種まえのF1、何気にCyber-shotと名の付く最初のモデルでございます。

SONY Cyber-shot F1は、1996年10月に発売され35万画素のデジタルカメラです。
購入価格は278円。
当時の価格は88,000円前後です。

上記の通り、初めてのサイバーショットブランドです。
当時のニュースサイトでは「愛称:サイバーショット」などと記載されており、
当時はサイバーショットがソニーの1ブランドになるとは夢にも思わなかったようですね。

スペック

1/3型の35万画素CCDで原色フィルター。
レンズは単焦点で、F2の35mmでパンフォーカス。
SONY VIDEO LENS を搭載。
レンズ構成からしてF3と違いはないようですが、
画角が違うのはCCD素子の大きさが違うからですね。
前世代の方が高性能に見えてしまいます。
にしても、F2は流石ですね。

液晶は1.8型TFT液晶。(6.1万画素)
マクロは8cm、メディアは内蔵メモリ(4MB)、駆動は専用バッテリー(LIP-10)と、
液晶は変わらず、マクロが弱くなって内蔵メモリが少なくなってという感じでしょうか。
30万画素デジカメなので別に4MBでも不満はないですけどね。
転送は専用ケーブル及びIrDAと、先進の技術の集大成です。
流石サイバーショット

機能としては、
フラッシュ、セルフタイマー、連写など
こんなもんですよね

・購入時の状態
付属品:本体のみ
状態 :ボロボロ
機能 :レンズカビ
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス
初サイバーショット、そして1996年発売のデジカメとしてみてもこの本体の完成度は素晴らしいです。
総金属な作り、そして辺り漂うサイバーな感じがたまりません。
ずっしりと重く、完成形に相応しいです。
が、F3と同じ筐体といえばそうなのですよね。

SONY Cyber-shot F1
しかし、残念なところはシールですね。
サイバーショットもIt’s a SONYのロゴもシール張り。
発売直前で急遽サイバーショットという名称に決めたのでしょうか?
なんという残念なシールで御座います。
商品名がシールなのって後にも先にもこの機種ぐらいなんでしょうか。

SONY Cyber-shot F1
あいも変わらずF3とおなじなわけですが、
マクロの切り替えレバーが新しい。
ずいぶん後期のFシリーズまでの課題だった回転レンズなのにレンズがしまえないという欠点は健在ですし、
ヒンジがゆがんでいるのも相変わらずですね。

SONY Cyber-shot F1
側面のサイバー感もまた。
ソニーのアイデンティティのジョグダイヤルが新鮮ですし、
ロック機構もやっぱりついてます。
このロック機構でロックにしても動いてしまうわけですけどね。意味がないギミックです。

SONY Cyber-shot F1
反対側もロック機構付きのモードダイヤルがありますが、
同じく動いてしまい意味がありません。
電池蓋に関してはかまぼこ型電池使用デジカメでおなじみな感じ。

SONY Cyber-shot F1
にしてもこの電池、21世紀の世の中に生き残ってる個体があるのでしょうか?

SONY Cyber-shot F1
底面、
三脚穴が端っこなもののしっかりついています。
Made in Japanの刻印もあり。
液晶の明るさ調節はここからできます。

SONY Cyber-shot F1
ビデオカメラみたいなボタン配置。
とはいえ、だいぶ完成されつつあるインターフェイスでございます。

・機能・仕様

SONY Cyber-shot F1

SONY Cyber-shot F1

SONY Cyber-shot F1

SONY Cyber-shot F1

SONY Cyber-shot F1

起動は6秒程度と遅いです。
液晶は外だと見づらい感じですが、
世代にしては頑張ってる方ではないかと思います。
無音で寂しい感じではありますが、仕方がありません。
操作性はあまりよくないですが、UIはなんか近代的ですし、
例えればメガドライブのファンタシースターIVみたいな階層式メニューが近代的です。
この世代のパンフォーカス機の癖してシャッタースピード設定が出来たりしますし、
なんか無駄に多機能で御座います。

色々と弄ってみて面白かったのは、
液晶を4分割にして、
左上を液晶ファインダーに、
右下でプレビューという、撮影しながら画像を見るってモードがあったりします。
他にはシャッターボタンを押すと、その前から現在までの連写写真を作る機能など、
なかなか面白いです。

なんかサイバーチックですね。
ただ、プロトタイプ感は拭えず、
コピーがダビングという表記になっていたりと、
ちょっとビデオカメラ臭さも残っています。

なにより、F3同様何故か取り込みができないという点も残念なポイントです。

あと、バッテリーが死んでたり、
レンズがカビだらけだったりと、残念な機種でございました。

その他の写真は こちらにございます。

評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :07/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :02/10:マクロ、画素数、レンズ、液晶など
機能 :03/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :02/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :02/10:主に操作性
AF・露出精度 :02/10:AFは正確か、
画質 :ー/10:文字通り
輝き度 :06/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :04/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :01/10:今後も使い続けたいかなど
合計:28/100
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