LUMIXの2世代目の機種でございます。
ヴィーナスエンジンとライカ製レンズの組み合わせはわくわく致します。
ただし、動きません・・・
購入価格は278円。
当時の価格は50,000円前後です。
当時の売りはスタイリッシュで5色展開、
CMキャラクターに浜崎あゆみ氏を起用というところでしょうか。
旧世代風のデザインでございますが、
確かに、いま見てもなかなかカッコいいですね。
ちなみに、上記で動かないと表現しましたが、
実はバッテリーが完全に死んでいるだけでACにつなげば電源は入ります。
レンズは3倍ズームで、F2.8-4.9の35-105mmでオートフォーカス。
LEICA DC VARIO-ELMARIT LENSを搭載。
ライカですw
素子サイズが小さく、スペック上はあまりパッとしないわけですが、
エルマリートレンズというだけでも上質な感じがします。
液晶は1.5型低温ポリシリコンTFT液晶。
マクロは10cm、メディアはSDカード及びMMC、駆動は専用充電池(DMW-BCA7)と、
なかなかいい感じですね。
特に、マクロは10cm以下でようやく実用になる感じですし、
まぁ、パナソニックなので当然SDカードですからねw
ただ、バッテリーなのがネックですねw
デジタルズーム、セルフタイマー、動画、連写、シーンモード、携帯電話の連携機能など、
流石にこの世代なので大体の機能は揃っていますね。
・購入時の状態
付属品:本体のみ
状態 :キズ多数
機能 :バッテリー完全消耗
台数 :1台
・デザイン・メカ・インターフェイス
キャンディータイプのなかなかカッコいいデザイン。
ちょっと大きめにはなりますが、ホールド感は意外といいですね。
このようなデザインは家電やさんならでわなのかなとも思いますが、
しっかりカメラしてます。
シリアルポートとUSBポートが両方ついているのは珍しいですが、
シリアルポートは携帯電話との接続用だそうです。
バッテリカバーのバネは心地よいです。
こういう所の作りはパナソニック製デジカメは全般的にいいですね。
輝かしいSDの文字。
パナソニックのアイデンティティである電源のレバーなど、
なかなか使い易い感じです。
3Dメガネを掛けると3Dに見えません。
ぶれてしまいましたが、背面は当時のパナデジではおなじみのスタイルです。
光学ファインダがあるのは素晴らしいですが、
あんまり見えは良くないです。
ボタン類の押し心地もあんまり良くないのが残念です。
起動は5秒程度と遅いです。
ルミナスエンジンということで一応処理はキビキビしているように見えますが、
UIが酷いです。
まず、操作性の悪さ。
決定ボタンが下ボタンということや、押し心地が悪く誤作動を起こしやすいカーソルキー。
あんまり洗練されていないUIですので、結構イライラします。
フォントが汚いのは別に関係ないですけどねw
処理は早いわけですが、
メカ部はやはり遅いので、
もっさりとした印象を受けます。
液晶の質はあんまり良くないわけですが、
仕方が無いところでございます。
●AF・挙動
AFはそれなりに早いわけですが、
あんまり正確ではないですね。
10cmマクロの割には全然寄れない感じでした。
これで電池が生きていればいいわけですが、
その点だけが残念でした。
その他の写真はこちらにございます。
評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :05/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :05/10:マクロ、画素数、レンズ、液晶など
機能 :05/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :04/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :03/10:主に操作性
AF・露出精度 :03/10:AFは正確か、
画質 :ー/10:文字通り
輝き度 :05/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :05/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :ー/10:今後も使い続けたいかなど
合計:35/100
サラネ式デジカメ採点システムテーブルa ver1.00
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