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{メ}Optio H90

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PENTAX
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PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

新年一発目のデジカメレビューは珍しく新しい機種です。
本当は数カ月前に紹介したかったのですが、
存在そのものを忘れておりました。
デジカメって凄く安くなりましたよね・・・

PENTAX Optio H90は、2010年2月に発売された1200万画素のデジタルカメラです
購入価格は7800円。
発売当初の実勢価格は2万円前後です。

スタイリッシュなスタンダードクラスとして位置づけられている機種ですが、
やはり値段が安いですね。
中古で購入しましたが、実売価格もそのぐらいですし、
価格競争の象徴的な機種ですね。

現在、その後継機種となるNB1000が登場しておりますが、

これはこれで面白いですが、
シンプルなこの子も忘れてはいけません。

ということで、この機種はどうなのでしょうか

スペック
1/2.3型の1239万画素CCDで原色フィルター。
レンズは5倍ズームで、F3.5-5.9の28-140mmでオートフォーカス。
PENTAX LENSを搭載。
ペンタックスご自慢のレンズスライディングシステムで5倍ズームを搭載です。
レンズは広角側も望遠側も中々暗いですが、仕方が無いところ。
エントリークラスの中でも標準的なスペックではあります。高倍率ズームという事以外は。

ちなみに、手ぶれ補正は電子式のみと割りきってます。
ペンタックスは電子式好きですね。
ああ、今はPENTAXではなくHOYAですが

液晶は2.7型TFT液晶。(23万ドット)
マクロは8cm、メディアはSD(SDHC)カード、駆動は専用充電池(D-LI88)と、マクロは弱いですがその他は最近のデジカメですね。
液晶については割と平均的でもありますし、
D-LI88は最近のOptioは大体こんな感じです。
三洋OEMなので一部Xactiでもご使用頂けますね。

機能としては、
デジタルズーム、セルフタイマー、シーンモード、動画撮影(ハイビジョン対応)、連写の他、
32人を0.03秒で認識する顔認識やデジタルフィルターやダイナミックレンジ拡張機能など、
中々面白いですね。

・購入時の状態
付属品:全部あり
状態 :問題なし
機能 :問題なし
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス
パッと見無骨で無機質ですが、
これが最強にクールです。
好き嫌いが分かれるデザインではありますが、
見た目で購入してしまうぐらい個人的には好きです。
それでいて薄く、小さい所は流石でございます。

PENTAX Optio H90
このツートンも意外といいですね。
個人的にはオレンジ・シルバーが好きです。

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90
レンズ部が若干出っ張ってますが、
これはこれでいいのではないかと

PENTAX Optio H90
ボタン類の色付けも分かりやすい

PENTAX Optio H90
インドネシア製。
当然のごとく、PENTAXの刻印はなくHOYA表記です。

ミツミ8ピンコネクタが底面、
そして三脚穴の位置はちょっと微妙で御座いますね。
プラスチックですし

PENTAX Optio H90
電池蓋は可もなく不可もなく

PENTAX Optio H90
背面。
これは平均的です。

PENTAX Optio H90

・機能・仕様
PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

PENTAX Optio H90

起動は3秒以内と早いですね。
挙動もキビキビしておりますし、非常に快適です。
UIに関してはPENTAXではおなじみで、
分かりやすく、使いやすいです。
基本的には押すだけカメラですので、
シーンモードを自動的に選択してくれるオートピクトに設定してあげればまず問題はない感じ。
特に、EXILIM EX-H10とは違いシーンを見分けるのが非常に早いので、
中々使えます。
また、もっと簡単なグリーンモードも備えているのもいいですね。

このグリーンモードはグリーンボタンで呼び出せるのですが、
このボタンを別のモードに割り当てることが出来るので更に使いやすくなりますね。

この通り、いいところだらけのカメラなワケですが、
確かにいいところだらけです。
しかし、不満点が無いというわけでもなく、

まず、マクロボタンの挙動ですね。
EXILIMと比べると格段に楽にアクセス出来るのですが、
ボタンを押しただけではマクロに切り替わらないのが不満です。
また、マクロとスーパーマクロの区別があるのもいただけません。
スーパーマクロは一番寄れる位置に固定されるモードで、
当然ズーム操作は効きません。
ただ、デジタルズームが出来る等、結構面白い事は面白いです。

他には、動画ボタンが独立していないので、
動画撮影をするときはシーンモードから動画モードを選択してあげる必要があること。
微妙な位置にあるのでさがすのが割と大変です。
そして、デジタルフィルター機能を折角備えているのに、
適応できるのは撮影後の編集画面です。
オリンパスやPENTAXの一眼レフカメラなんかはダイレクトに設定できるのですが、
撮影後は基本的に取り込むだけという使い方をしているので最初から設定したいものです。
それに加え、セピアやモノクロなど、当然についている機能が「デジタルフィルタ」扱いとなるので、
撮影後にセピアなりモノクロなりに加工するという扱いになるのもいただけません。

自慢の電子式手ぶれ補正機能に関しては、シャッターを2回切って補正するという方式ですが遅いです。
液晶の色再現性はあんまりよく無いですが、まぁ、そこは仕方が無いところですね。

機能に関しては、パノラマ機能が意外と楽しかったりします。

AFの挙動は早くていいですね。
ただ、AWBは暴れます。
又、ISO感度はオートにすると800近くまで上がりますが、
高感度耐性が弱く、ISO400辺りでもう限界ですので、
AUTO設定は他社のように200までとか400までとか選べるといいですね。
高感度撮影は酷いものですのでできるだけ使いたくないです。

・画質・撮影
●画質
低感度撮影については中々。
とてもこの値段のカメラとは思えないような感じですね。
とはいえ、周辺光量落ちは勿論、周辺は結構流れます。
致命的な点としてはテレ端側ではピントが甘く、使いづらいですね。
お散歩カメラとして使うには最適ですので、
買って損はないカメラだと思います。

●作例
※作例に関しては、全て無加工でアップロードしております。
等倍画像をご覧になりたい場合は画像をクリック後、Flickrの該当画像が出てきますのでさらにクリック、
その後の画面で画面右上にあります「View all sizes」をクリックすると等倍画像が閲覧できます。

IMGP0355

IMGP0356

IMGP0324

IMGP0331

IMGP0351

IMGP0375
マクロは中々やりますね。

その他の写真はこちらにございます。

評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :10/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :08/10:マクロ、画素数、レンズ、液晶など
機能 :08/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :09/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :07/10:主に操作性
AF・露出精度 :07/10:AFは正確か、
画質 :07/10:文字通り
輝き度 :06/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :07/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :10/10:今後も使い続けたいかなど
合計:79/100
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