タムロン
SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD (Model A007)
タムロン待望の24-70mm F2.8のスペックを持つレンズでございます。
D800を購入したノリで入手してしまいました。
[warning]※今シリーズの内容は個人的な見解でございます。[/warning]
TAMRON SP 24-70mm F/2.8 Di VC USDは、
2012年6月に発売されたFマウント用のレンズです。
メーカー希望小売価格は140,000円ぐらいです。
登場した時の衝撃からだいぶ時間が経ってしまいましたが、
未だに同焦点距離の同F値のレンズの中で唯一の手ぶれ補正搭載レンズでございます。
・カタログスペック
焦点距離は24-70mm。
35mm換算値で36-105mm相当になります。
開放F値はF2.8
絞り羽根数は9枚(円形絞り)
最短撮影距離は0.38m
レンズ構成は12群17枚
フィルター経:82mm
最大撮影倍率は1:5倍
今風なレンズスペックだと思います。
・デザイン・メカ・インターフェイス
ゴールドリングがタムロンっぽさをアピールしておりますね。
もう少し後に出ていれば、
このリングもグレーになってもっと質感がよく見えるのに。
という残念さもなくはないですね。
大口径ということもあり、
レンズは太いですが、
競合他社の同スペックのレンズとくらべても全長が短く、軽めでございます。
それでもそれなりの重さはありますけどね。
ズームリングは若干チャチな印象を受けますが、
それも今風といえば今風でございます。
ちなみに、同社の28-75mm F2.8の後継機種と捉える事も出来ますが、
そうなると重さも大きさも全く異なる仕様にになります。
ロック機構もきちんとついています。
そして、
MADE IN JAPAN
青森製
・画質・撮影
AFは思ったほど早くはないです氏、
手ぶれ補正の補正量も気づかないレベルではございますが、
それでも、なかなか快適でございます。
強いて言えば、
AFはどちらかと言うと背景側に合うようなチューニングがされているようで、
近くのものにピントを合わせようとするとすぐに背景に飛んでいってしまう気がします。
画質に関しては色々と言われていますが、
確かに、開放ですと周辺光量落ちが大きく出ます。
しかし、画質に関してはタムロンらしいですね。
シャープというよりも解像感重視であり、
ふわっとしたやわらかい描写でございます。
欲を言えばもう少し寄れると面白いとは思いますが、
コストパフォーマンスに優れた良いレンズだとおもいます。
画像
作例はNikon D800との組み合わせで行っています。
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