Nikon D800
ああ、ついにこの時が来てしまいました。
ずっと愛用していたD700が壊れてきたのを騙し騙し使っていたものの、
ついに耐え切れなくなってしまったのです。
2012月3月に発売された3630万画素のデジタルカメラです
購入価格は秘密です。
登場時、賛否両論だったD800でしたが、
どちらにしろD4を除くフラッグシップ機ですし、
D700の操作性を受け継いでいるのは彼だけだったので購入しました。
最後の最後までD800Eと悩みましたが、
最終的には予算の都合でこちらになりました。
まぁ、後悔は全くしておりません。
・CMOSセンサーを搭載。
・有効画素数3630万画素
・液晶は3.2型92万ドットTFT液晶
・光学ファインダーは視野率100%、倍率0.7倍のペンタプリズム
・オートフォーカスは51点(うち15点がクロスセンサー)
・メディアはCF/SDXC対応です。
・駆動はリチウムイオン電池(EN-EL15)ライブビュー機能等、
液晶は当時としてはいいものを使用していたり、
現行のニコン機では唯一液晶のプラスチックカバーが取付可能だったりと、
色々と優遇されている製品でございます。
・デザイン・メカ・インターフェイス
かなり大きく、ずっしりとくるボディですが、
これでもD700と比べたらだいぶ軽くなりましたね。
本体は握りやすく、
流石ニコンのボディといった所。
ただ、最近の流れなのか、
D700よりも更に丸っこくなってる印象を受けますね。
そして背面。
フォーカスポイントの切り替えレバーが前面にいったのは頂けないですね。
慣れの問題てはありますが、
ついつい親指が動いてしまいます。
LVボタンが背面についたのはいいですね。
このように、
ボタン配置はだいぶいじられています。
SD、CFのデュアルスロット。
この仕様変更は地味に嬉しいです。
相変わらずTypeIIは非対応。
というよりも、もう対応はしないのですよね。きっと。
動画が撮れるようになったため、
マイク端子とイヤホン端子も装備。
蓋になっているのはさすがです。
USBも、汎用性があるUSB3.0の端子でございます。
Q
静音撮影モードです。
諸悪の根源?
D7000以降、
フォーカスポイントの切り替え、
AF-S/AF-Cの切り替えがここのボタンを押しながらグリグリになりました。
D700との比較
だいぶ変化していることがわかります。
・機能・仕様
UIに関しては、
上記の通り変化したのですが、
D700からすると操作の変更が多いので、
慣れるまではなかなか戸惑うことになりそうです。
ただし、
設定画面のUIは良くも悪くも殆ど変化がないですね。
ファインダーはやや暗めですが、
D700と比べて大きく進化しているポイントです。
D700程ではないのですが、相変わらずファインダーは黄色っぽい。
しかし、視野率100%。
フルサイズ一眼なので当然ファインダーは広大ですし、
質は向上しているようです。
気になったのはサイズが大きいからか、
プレビューが遅いということでしょうか。
後は個体差だとは思いますが、
しばらく使っているとシャッター音が変化していきます。(高い音になっていく。)
元々D700よりもミラーショックは減った点は評価出来ますが、
シャッター音自体は個人的にはD700のほうがよかったかな。と思っています。
元々完成度の高いカメラだっただけに、
それ以外はそつなくまとまっています。
強いて言えば、
D800にしてから感度自動制御を使う機会が増えてきたのですが、
入り切りをメニューからではなく、もっと素早くやりたいです。
ひょっとするとどこかに設定があるかもしれませんが。
あ、設定で思い出しましたが、
ファインダー内の水準器表示がなにげに便利です。
●AF周り・画質
AFエリアが広いという理由で、
D610やDFではなくこちらを選択しましたが、
もう少し広くてもいいかな。という具合です。
元々D700でもAF周りに不満はなかったので、
進化はしているようですが、
さほど体感差はありません。画素数があがったことでの撮影の難しさは思ったよりも感じませんが、
レンズの性能はだいぶ求められる印象です。
ノイズは流石にでる感じで、等倍域での処理はα900と同じような感じで、
割とノイズっぽく見えますね。
ISO400でうっすらノイズを感じることができ、常用で使えるのは1600が限界でしょうか。とはいえ、
3600万画素がこのボディで収まるなんて、
すごい時代でございます。
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