
▶デジタルカメラ
ニコン
COOLPIX 5000
P5000ではなくE5000でございます。
もう、20年近くも前のカメラになってしまいましたが、
当時のフラッグシップでございます。
▶購入の経緯

昔働いていたお店の店長からいただいた一品。
ずっと防湿庫で大切に保管していたのですが、
ようやく、持ち出せたのでございます。

カメラは使ってなんぼなんだから使えよ。
確かにその当時はちょっと意識高い系になっていた時期だったし、
古デジからちょっと離れていたからな。

進歩か退化か。
2001年発売とはいえ当時の高級機、
画質は非常に期待ができますね。
さて、試してみましょう。
▶スペック
Nikon COOLPIX5000は、
2001年12月に登場した500万画素のコンパクトデジタルカメラです。
当時の販売価格は150,000円
デジカメがまだ高価だった時代のフラッグシップ機・・・
と書いておきながら、
ハイエンドコンデジと考えると当時の価格並み、
場合によってはそれ以上になっている今日この頃でございます。
| 本体仕様/TCP1.03a | |
|---|---|
| センサー | 2/3インチCCD(補色フィルター) |
| 画素数 | 524万画素 |
| 映像エンジン | – |
| 液晶 | 1.8型低温ポリシリコンTFT液晶 11万画素 |
| フォーカス | AF(コントラスト検出方式) |
| ISO感度 | 100−800 |
| レンズ仕様 | |
|---|---|
| レンズ銘 | ZOOM NIKKOR |
| 焦点距離 | 7.1-21.4mm |
| 35mm換算 | 28-85mm |
| 絞り | F2.8-4.8 |
| ズーム倍率 | 3倍 |
| 最短撮影距離 | 2cm |
| 手ぶれ補正 | x |
| 基本仕様 | |
|---|---|
| 使用メディア | コンパクトフラッシュ |
| 使用電源 | EN-EL1 |
| 動画撮影 | ○ |
| 動画性能 | 320×24/15fps |
| ファイル形式 | QuickTime |
| 音声記録 | ○ |
| 顔認識 | x |
| Wi-Fi | x |
| GPS | x |
| 防水 | x |
| 防塵 | x |
| 備考 |
補色フィルターではございますが、
そのおかげで500万画素を実現しております。
そして、この世代のこの形のコンデジとしては異例のcmマクロ。
なにげに液晶がバリアングルというところもとても評価できるポイントでございます。
▶デザイン・メカ・インターフェイス

後のPシリーズに通ずるカメラらしさがありますね。
クーピースタイルは当時からあったのかはわかりませんが、
そこそこのでかさの割に丸っこくキュートな感じでございます。
握りやすいグリップとボタン配置はニコンらしいですが、
後述しますがUIが全く追いついてない感じでございます。
液晶は小さいながらバリアングル。
電子ダイアル、ホットシューを装備しており、
どことなく一眼レフ風なスタイルになっているのもいいですね。
ファインダーにシャッターがついている意味があまりわかりませんが、
とてもわくわくするカメラでございます。

専用フードを取り付けられますがものすごくださくなります。

窮屈に寄っているのはニコンらしいです。














▶機能・仕様
電源を入れてから撮影開始までは大体7〜8秒という感じでしょうか。
動きは割ともっさりとしております。
そして、世代的に詰められていないUI.
登場当初はバグが頻発してファームウェアがインフラの細い当時においては異例なぐらい出ておりますが、
UIについてはまだデジカメ黎明期ならでわという感じですね。
過剰なまでのグラフィカルとアニメーション(何かとポップアップとアニメーション)
動きはそれなりにもっさり。
そして、ひさしぶりに触った際マクロの呼び出し方に困って思わずpdfのマニュアルを開いてしまいました。
昔の自分だったらポンポンといけたとは思いますが、
AFボタンを何回も押すとは思いませんでした。
そして、EOS 1Dシリーズのようなボタン同時押しの多用。
電池の持ちはさほど気になりませんでしたし、
液晶はまぁ、見える程度でございますが、
この個体、かなり不調でございます。
電源レバーを入れても
収録当時のツイート。
すごく不安定でございました。
とはいえ、それに関してはカメラの古さ故のあるあるでございます。







▶使ってみて
AFは世代の割には頑張っておりますね。
この世代の割にはという感じですが。
そして、世代もあるとは思いますが、
すぐにストロボを使わせたがるのと、
AEが白飛びをさせないようにちょっとアンダー目を指してきます。
一緒に持ち歩いていたG1X MarkIIがその対極にあり、
空が真っ白になっていたので逆にこちらの方が全然好みでございます。
撮る前は不安定ですが撮ってしまえば頼もしいという感じで、
不鮮明な液晶なので信用してなかったのですが、
実際の画質を見てみるとなかなか、優れものです。
当時のカメラとはとても思えない画像を吐くのはさすがに大型センサー。
補色フィルターであっても、色再現性は割としっかりとしております。
特に驚いたのはマクロ機能でございまして、
かなりシャープに、そして高倍率で撮影できます。
ラチチュードはさすがに狭めで、
高感度撮影は厳しいですが、
逆光はフードなしでも割と優秀でございます。
撮ってて非常に楽しいカメラですね。
■まとめ
| 購入場所 | − |
| 価格 | − |
| 購入年 |
2011年 |
執筆日:2020年1月31日















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