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{メ}D700

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Nikon
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IMGP2361
Nikon D700
以前ちょっと紹介しましたが、
ついに待望のフルサイズ一眼を購入してしまいました。
そろそろ新機種の噂がではじめているこの機種ですが、
それでも「今が買い」の一台です。

Nikon D700は、2008年7月に発売された1200万画素のデジタル一眼レフカメラです。
購入価格は180,000円ぐらい。
発売当時の価格は30万円半ばで、
2010/06/21現在の最安値は19万円前後です。
まだまだ値がはりますが、
APS-Cなフラッグシップ機のレンズキット並の価格でフルサイズ一眼が購入出来る時代になったんですね。
フルサイズ一眼としてはまさに「破格」です。

フルサイズ一眼のメリットとしては他のサイトの説明に譲りますが、
要は素子サイズが大きいのでAPS-Cよりも画素ピッチが広く高画質で、35mm判と同じ焦点距離になり、被写界深度が浅くなる(よくボケる)というところでしょうか。
一方、レンズをフルに使いますので、
APS-Cと比べて周辺部の画質低下が見られるというデメリットもあるといえば有ります。

・カタログスペック
36.0×23.9mm(35mmフルサイズ相当)の1287万画素CMOSセンサー(原色フィルタ)。
D300と比べても画素数はおとりますが、
画素ピッチはとんでもなく広いですね。

それよりも、数年前まで「Fマウントでフルサイズ一眼を実現するは不可能」と発言していた会社がこのサイズでフルサイズ一眼を出したという価値を評価したいところですね。

液晶は3型低温ポリシリコンTFT液晶を搭載。
92万ドットですしなかなかいいものを使っています。
D300と同じといえば同じですね。
ちなみに、ライブビューは位相差AFが使えます。

光学ファインダーはペンタプリズムで倍率は0.75倍、視野率は95%。
D700で残念な点はこのファインダー。
APS-Cと比べるとだいぶ広く見えるわけですが、
D300と比べると視野率が残念ですし、
α900と比べるとすごく残念に思えてしまいますw
まぁ、なれますけれどね。

マウントはFマウントで、
非Aiニッコール意外は大体使えます。
FXフォーマットを推奨しておりますが、
DXフォーマットのレンズも一応使用できます(中央をクロップして500万画素相当になりますが)
AFは51点測距と、D300と同様です。

メディアはCF(Type Iのみ) 駆動は専用充電池(EN-EL3e)
電池はD300と同じなのがありがたいですが、
CFがTypeIしか使えないのがキツイ。
CF/SDHC変換はたいていTypeIIですし、
マイクロドライブユーザーは残念ですね。

その他の仕様として、
秒間5コマかつ100枚までの連写機能や、
30秒〜1/8000秒の高速シャッター。
ライブビューやダストリダクションシステムを搭載、
倍率色収差軽減機能等、
様々な機能を搭載しております。
それよりも、この機種は使う度に良さがわかりますね。

・購入時の状態
付属品:すべてあり
状態 :新品
機能 :良好
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス
以下の画像は急いで撮影したのでちょっと酷いですが、
D300と同じような筐体によくフルサイズを詰め込んだなという印象。
確かにちょっとでかいですが、D3系よりはずっと小さい。
その代わり、見た目以上にずっしりときますね。

本当、よく出来ています。
DSC04041

DSC04042

DSC04043

DSC04044

ボタン配置は大体D300と同じですね。
特に大きな戸惑いはありません。

DSC04045
DSC04046
HDMI端子がついていますが動画撮影はできません

CFスロットはD300であったレバー式ではなく、
ちょっと簡素なスライド式になりました。
まぁ、出し入れはしやすくなりましたけどね。

DSC04050
背面。
まず、光学ファインダーについてはなんと遮光シャッター付きです。
ファインダー内は黄色っぽく、正直ホメられたものではないのは事実です。

DSC04051

DSC04055

DSC04048
流石に日本製です

・機能・仕様
DSC04056
DSC04057
DSC04059
DSC04060

起動は1秒程度と早いです。
UI自体はD300と大差がなく、ニコンユーザーからすればわかりやすいですかね。

起動は1秒程度と非常に早い。
ダストリダクションシステムが無いというのも早い要因ですがね。
この世代の一眼ですので、背面液晶は撮影時は全く使わないことを前提に作られておりまして、
コンパネすら出てきません。
UIに関しても特に画像の味付け等ができるわけでもなく、
最低限の項目しかないところが時代を感じるというか、
なんかいいですよね。
細かい機能としては、倍率色収差補正や、ある程度のシャッタースピードになると自動的に感度を上げる機能なんてのもあり、
使ってみるとなかなか便利です。
ただ、水準器についてはメニューから呼び出さなければならず、
一応Fnボタンに割り当ては可能ですが、
水準器が作動するのはFnキーを押しっぱなしにした時だけということで、
指がつって水平どころではありませんw

また、カーソルキーについてはD300の方が使い易いですね、
個体差なのかもしれませんが、うちのD700は下ボタンをおしていても反応しなかったり、
左下に入ってしまいます。

AFポイントに至ってはD300と同じ測距点の位置ですので、
中央により過ぎてあんまり使い物になりません。
ダストリダクションの効き目はD300並といった所。
ただ、バッテリーの持ちは相変わらず良くないですね。

ただですよ。
使っていて本当にいい筐体だと言うことが分かります。
ミラーショックについてはそこまででもなく、
気持ちよくシャッターが切れますし、
操作性もなれれば手になじみます。
機械の作りの良さについては他社よりも圧倒的にニコンの方がいいですね。

・画質・撮影
●AF・挙動
上記内容がありますが、大方問題はないですね。
WBがちょっとバカで、緑被りし易い印象にあります。
また、白飛びしやすい傾向にもあるとおもいますが、
まぁまぁ許容範囲ではないかと思われます。

それよりも、高感度耐性は確かに化物。
しかし、被写体によっては高感度撮影するとNRが強烈に働くのか目に見えてアバウトな描写になります。

画像
●画質
画質は圧巻です。
D700がというよりも、フルサイズだからという部分もありますが、
D300とは別世界だと思いますね。
APS-Cから乗り換える必要があるのだろうか?と悩んでいましたが、
実際使ってみて、フルサイズにして本当に良かったと満足です。
確かにもう少し画素数は欲しいかなという感じもしますが、
この機種で10年は戦えますね。

なお、高感度耐性が高いということで低感度はいまいちではないかと思っていましたが、
実際はそんなこともなく、
低感度は低感度で素晴らしい。
D300では、ISO200もで結構ザラザラした感じでしたが、
D700では拡大してもクリアです。

DSC_0642
Nikon AF-S VR Zoom Nikkor ED 24-120mm F3.5-5.6G(IF)

火星から来た蝶
TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1

DSC_0022
TAMRON SP AF90mmF/2.8 Di MACRO1:1

DSC_0611
SIGMA 50mm F1.4 EX DG HSM

その他の写真はこちらにございます。

評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :09/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :07/10:画素数、液晶など
機能 :07/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :08/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :09/10:主に操作性
AF・露出精度 :07/10:AFは正確か、
画質 :09/10:文字通り
輝き度 :10/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :10/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :10/10:今後も使い続けたいかなど
合計:86/100
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