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{メ}FUJIFILM Finepix 4500

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FUJIFILM
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P8160242

FUJIFILM Finepix4500
最近、こういう正方形なデジカメって出なくなりましたね。


公開日時:2009年9月4日
追記日時:2015/8/16
画像追加
記事修正

P1000581.jpg

FUJIFILM Finepix4500は、2000年12月に発売された240万画素(432万画素)のデジタルカメラです。
購入価格は1050円。
何故画素数が2つ表記されてるのかはカタログスペックのあたりで記載いたしますが、
おそらく、縦型デジカメのFinepix700辺りからの血を汲んでるモデルでしょうね。
そして、このシリーズの末路は2006年3月に発売されたFinepixV10で途絶えてしまっております。
Zシリーズと被ってしまうということかもしれませんが、
残念ですね。

・カタログスペック

撮像素子は大型の1/1.7インチのスーパーCCDハニカム。
勿論原色フィルターな訳ですが、
ハニカム初期の製品であり、
富士フイルムももっとアピールできないかと考えたのかは不明ですが、
240万画素CCDなのに何故か432万画素の記録が出来ます。

商品の外箱にもサイトにも、
「432万画素!」というのが前面に押し出されておりますし、
本体側にも240万画素の記録モードは存在しません。

その下の方でも記載するとは思いますが、
勿論240万画素を無理矢理引き延ばしただけなので画質については400万画素クラスには到底及ばない感じになってますし、
商品名自体も「4500」と、400万画素クラスを思わせる表記。

当時、この事が問題となり、そういう表記はしないように規制されたとかされないとか。

この頃は、機能よりもコンパクトでスタイリッシュなデジカメが流行りだした時期ですので、
感度は固定。
しかし、ISO200とちょっと高めになってますね。
レンズはF2.8の単焦点レンズとちょっと珍しい感じですが、
屈折光学レンズが考案される前の話なので、ズームレンズは乗せられなかったのかと思います。

電源は単三電池2本、スマートメディアは128MBまで対応しております。

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追記:2015/08/16/以下、追加画像
P8160243 P8160244 P8160245 P8160246 P8160247 P8160248 P8160249 P8160250 P8160251 P8160252 P8160253 P8160254 P8160255 P8160256 P8160257 P8160258 P8160260

 
・デザイン・メカ・インターフェイス
ころころしててかわいいです。
今となっては、決して小さいとか薄いとかじゃ無いですが、
形が形なのでコンパクトに見えます。
上面の紫色のワンポイントがなかなかいい感じですし、
高級感もありますね。
この頃のFinepixはデザインが本当にいい!

逆に、今はどれも弁当箱なのが悲しいところですね。

背面はFinepixのAシリーズっぽい感じで、
慣れるまでにちょっと時間がかかりそうです。
まぁ、そんなに選ぶ機能もないですし、
このぐらいが丁度いいのかもしれませんね。

電池蓋のバネは堅く、気持ちがよく跳ね上がりますが、
ちょっと爪が割れそうな感じなので怖いです。
壊れるとしたらここからですね。

電源のスライドスイッチなど、当時の富士フイルムらしい感じがいかにもです。
電源を入れると、レンズシャッターが開いて撮影可能になるわけですが、
開閉するときも勢いよくガシャッと動く動作や、
ピント合わせの際、絞りが動く動作はどちらかというと荒技って感じ。
まぁ、それも又心地よい訳ですけどね。

あと、レンズが小さいのが気になりました。
豆粒というか、携帯のカメラレンズ並みで、「本当にこれで写るの?」
と心配になってしまいます。
レンズこそは富士フイルムの高級レンズ、スーパーEBCフジノンレンズを採用しているみたいですけどねw

そして、この固体に限らずこの形のFinepixは、
どれもフラッシュボタンを押すと筐体がきしみます。
設計上の問題なのでしょうかね?

・機能・仕様

追記:2015/08/16/以下、追加画像
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レスポンスはきびきびしてて好感もてます。
現行機種と比べても遜色無いかもしれませんね。
あと、動作音が心地よいということも、きびきび感を出しているのでは無いかと思います。
スマートメディアながら、記録時間も短く、
本当に気軽に撮れるデジカメだと思いますね。

難点といえば、アルカリ電池だと10枚も撮れないこと。
ニッケル水素電池(まぁ、エネループとも言いますが)では全く問題が無い位撮れますので問題ないですし、
サラネではアルカリ電池を使わないので、そんなのこの時代のどのカメラでも同じ、ということでしょうか。

強いて言えば、液晶が暗く、見づらい(特に外)ということでしょうか。
光学ファインダーも付いていますが、
液晶ファインダー派の人はちょっと困りますね。
まぁ、この時代のデジカメはみんなこんなもんですけどね。

・画質・撮影
●AF/AWB
早いです。
暗いところでは効かなくなりますが、
普通に明るいところや屋外では1秒もかかりませんね。
この頃のFinepixはマクロに非常に強いので、
本当に敵なしって感じです。

●画質
残念なのは上記の通り、画素数的な事ですね。
画像補完しているので、等倍で見るとやはりノイズが目立ちます。
しかし、そのノイズがフィルムカメラで撮影した物をフィルムスキャナで取り込んだ時みたいな感じですので、
好き嫌いが分かれる感じですね。
個人的には、「見れる」写真だと思いますし、
50%に縮小する分には非常にきれいな画像です。
富士フイルムは「パソコンで見る」のではなく、
「印刷して見る」事を前提に作ったのかもしれませんね。

どちらにしろ、使ってて本当に楽しいカメラであることには間違いありません。

画像
全て無圧縮です。
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