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{メ}Finepix A310

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FUJIFILM
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FUJIFILM Finepix A310
これだけ富士フイルム製デジカメを紹介していると、
フジがどれだけデジカメに尽力していたのかが伺えます。

FUJIFILM Finepix A310は、2003年4月に発売された310(600)万画素のデジタルカメラです。
購入価格は1050円。
当時の価格は35000円前後です。
カッコ付けで600万画素というからにはアレなわけですが、
新しい世代の高画素機なのでどうなのか気になりますね。

・カタログスペック
1/2.7型の310万画素スーパーCCDハニカムIV HR で原色フィルター。
レンズは3倍ズームで、F2.8ーF4.8の38mm-114mmと、
ついに4世代目のCCDハニカム素子が廉価モデルに付いてしまいましたね。
レンズに関しては無印フジノンですが、割りと標準的なズームレンズなスペックです。
かなりまともです。

液晶は1.5型のアモルファスシリコンTFTカラー液晶
マクロは10cm、メディアはxDピクチャーカード、駆動は単三乾電池2本と、
まぁ、それなりではあります。
マクロが比較的強い事はメリットですし、
メディアも今のところ普通に入手出来るxDピクチャーカード。
一応、1GBまでは認識出来ているようでなによりです。
液晶はアモルファスな事が残念ですが、単三駆動モデルという事でまぁいいかという感じですね。
そういえば、フジってCR-V3に対応しませんよね。

機能としては、
まぁ、新しめの機種ですので
動画やシーンモードなどはモチロンのことです。
0.3秒間隔の4枚連写ができたり、
フィルムシミュレーションも搭載されているあたり、流石富士フィルムというところ。
あとは6カ国語が表示出来るとか、その程度ですがエントリーモデルにしては上々ですね。

・購入時の状態
付属品:本体のみ
状態 :傷だらけ
機能 :不良
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス
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デザイン的にはよくあるタイプではありますね。
結構コンパクトで、
フジに多いちょっと縦が高い感じです。
単三電池モデルにしては薄く、ホールド感も悪くないところが好感持てます。
ちょっと安っぽいのは仕方がないですが、
エントリーモデルとは思えないギミックの面白さが流石です。

まず第一に、電源スイッチ。
表面のグリップ部っぽいところを引くわけですが、
引くと同時にレンズバリアーがカシャ!っと開きます。
このギミックが面白くてとりあえず1日中カシャカシャやるわけですよ。

もちろん、ちゃんと電源と連動しますので煩わしさもありません。

2つ目は背面のモードダイヤル。
これがまた、面白いところにありますよね。
そしてだいぶ回せそうな感じ。
ただ、こいつは見掛け倒しでして、動画モードからSPまでしかカーソルが動きません。

シーンモードに直接アクセスできるかとワクワクしていた気持ちを踏みにじまれてしまいますねw

近代のFinepixということで、ちゃんとFボタンもついていますし、
結構好感が持てるわけですが、

電池室とxDピクチャーカードスロットが同じ場所な上、
蓋が絶対折れやすい感じなのが残念でなりません。

・機能・仕様
起動は5秒程度と遅く、
動作が全体的にとろいです。
人によってはイライラするレベルではありますが、
あまりいじる部分もありませんしこんなもんでしょう。
操作性に関してはあんまりよくないですが、
Finepixではずいぶん長い間使われたインターフェイスを採用しておりますので、
慣れればそれほど面倒ではありません。
ただ、この頃のFinepixは設定がリセットされると記録サイズがリセットされて1Mモードの記録になってしまうので注意が必要です。

まぁ、色々と難点もありますが、
フジクロームモードで撮影ができるので許しましょうw

液晶は一応外でも見えますが不鮮明ですし、
バッテリーの持ちはそれなりですね。

と、ここまでがこの機種のレビューになりますが、
自分の個体は厄介な病気を持っています。
というのは、動作が恐ろしく不安定ということです。

まず、操作を一切受け付けなくなる事があります。
そして、操作を受け付けるようになってもシャッターが切れなくなることが多々。
ピントは合うのにシャッターが押せない!
と悶々することが多々。

また、起動時にフォーカスエラーが出たりなど、
勿体無い。

・画質・撮影
●AF・挙動
AFは遅く、マクロ域はピントが全然合わないというか癖がありますね。
露出に関しては割りと問題はないですが、
マクロ域では常にオーバーになり、結構癖が出ますね。

●画質
画質については、
正直それほど良くないです。
縮小してみる分にはいいですが、
等倍付近の干渉になるとボケボケとして悲しいことになります。
はまった時のマクロの画質は驚異的です。

発色は原色フィルタの割りには薄く、
うっすらと青かぶりな雰囲気です。
あんまりFinepixらしくない発色に思えました。

画像
「拡大・元データ表示は無圧縮です」
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拡大・元データ

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拡大・元データ
ズームテスト

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拡大・元データ
マクロ、なかなかいい感じです。

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拡大・元データ
マクロ

その他の写真はこちらにございます。

評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :05/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :05/10:マクロ、画素数、レンズ、液晶など
機能 :05/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :03/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :04/10:主に操作性
AF・露出精度 :03/10:AFは正確か、
画質 :05/10:文字通り
輝き度 :04/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :05/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :03/10:今後も使い続けたいかなど
合計:42/100
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