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Nikon COOLPIX P5100

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Nikon
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Nikon・COOLPIX P5100
あれ?古い機種じゃないぞ?
というか、量販店で投げ売りされていたのでつい買ってしまいました。
ちなみに、初めてNikon製カメラを買いました。

R0010239.jpg
COOLPIX P5100は、2007年9月に発売された1210万画素のデジタルカメラです。
年代を見ると4世代ぐらい前ですが、ハイエンドモデルなのでモデルとしては一個前です。
量販店というか、ヨドバシカメラで19800円のポイント10%で出ていたのでつい購入。
型落ち品といえど、中古でもこの値段では中々でないという位お買い得価格でした。
安いからってつい買ってしまうのは本当に負けた気がするのですが、それはいいでしょう。

現行のP6000は何故か有線LANポートやGPSなど、
変な路線を走り続けているので、P5100はまだカメラ部分にお金を回してるだけマシだと勝手に思ってます。
まぁ、元々COOLPIXのPシリーズはWIFI付けたりよくわからない方向性のモデルですからね。
というか、この業界でバイトながら仕事をしている身としては、COOLPIXのラインナップがよく分かりません。
何を目指して作ってるのかがさっぱりと。  まぁ、どうでもいいですけどね。
R0010241.jpg
R0010242.jpg
・デザイン・メカ・インターフェイス
ハイエンドカメラという位置づけで販売していた当時のモデルと比較しても、
比較的コンパクトで軽いですね。
ちなみに、「PowerShotG9、LUMIX LX2、RICOH GX100、SIGMA DP1」と比較してですけど。
コンパクトはいいとしても、いまいち安っぽい感じです。
ご覧の通りインターフェイスはホットシューも付いてますし、
ボタン、ダイヤルも多く、
「いかにも色々と出来ます」的なオーラを発していますけどね。

安っぽいと思えるのは、レンズユニットあたりかもしれません。
他社競合機種と比べてレンズユニットが小さい。という事で。
ハイエンドカメラでレンズが出っ張ってない上レンズバリアーが付いているのは、
これとG9ですが、
G9はG9で大きなレンズユニットですからね。
まぁ、レンズユニットが大きい小さいというのは別にあまり関係ないのかもしれませんが、
見た目がちょっとハイエンドに見えないのかもしれません。

あと、見た目がOLYMPUSのSP-350とかに似てますね。
P5000のが似てますけどw

話を戻して、
背面のボタン配置は同社の一眼レフカメラを意識したようで、
コンデジとしては珍しい感じです。
操作性は慣れれば使いやすいですね。
Fnキーと組み合わせて様々な機能を直ぐ呼び出せますし、
メニューの項目も多く、当然この手のカメラなので色々といじれるわけですが、
欲を言えばAUTOモードでももっといじれるようにして欲しかったですね。
AUTOモードのメニュー項目が画像サイズと圧縮率だけって少しキビシイです。

そして、ハイエンドカメラとして、
バッテリーとSDカードスロットは別々にして欲しかった。
勿論バッテリーは着脱式なのですが、
バッテリーのフタが「絶対何回か開け閉めすれば壊れる」という感じがします。
バネも付けて欲しい感じはします。

後、両肩にストラップの取り付け口があるので、
ネックストラップを付ける人は便利。
・特筆機能
レンズユニットがどうのこうの言ってましたが、
絞りが6枚羽根ですよ。
カメラファンにはたまりませんね。
そして、Nikonのデジタル一眼レフでは同じみなVRレンズ搭載。
ということは、レンズシフト式の手ぶれ補正でございます。

画角は35mm F2.7と、最近トレンドな広角ではないですが、
ちょっと明るいレンズと画角は若干落ちますが、ゆがみ補正機能がついているので、
結構うれしいです。
ゆがみ補正を入れない状態だとゆがみが大きいのは残念。

・機能・仕様
電源ボタンが押しづらいですし、
押してから電源が入る(液晶表示・レンズが出る動作)まで1秒半ぐらいかかるので、
本当に入ったのかが分かりづらいです。
が、電源を連打して、レンズが出てきた瞬間に電源が切れるって事がないのでそこは安心w

レンズが出た後の動作はキビキビしていて好感が持てますが、
最近のデジカメでは珍しく、レリーズタイムラグがちょっと長いです。
撮影後、砂時計が表示されます。その動作自体は1秒は掛からないのですが、
バッファを用いるなどしてタイムラグを軽減していただきたかった。

そして、頼みの綱のAFなのですが、
遅い

昼間の風景撮影などではAFは正確で早いほうなのですが、
マクロが本当弱い。
晴天下の外、しかも黄色い花など、
「どう見てもこれに合わせるしかないだろう」って部分にAFが来ないw
中央に持ってきても背景の草の一部分に合わせて来るなど、
AFの主にマクロ部の動作はどうなっているんだと悶々としてました。

マクロは最短4cmなのですが、
勿論マクロモードにして、
4cmだろうが10cmだろうが20cmだろうが、
変なところに合わせてくる。

この機種はMFは付いてないので、AF頼みになるワケですが、
一緒に持って行ったRICOH R10のマクロ時でのAFの正確さと早さに改めて驚かされた程です。

この点については、SCENEモードのクローズアップにすることでちゃんとピントが合うようにはなったわけですが、
それじゃ通常のマクロは何のために?
という感じでした。
・・・というか単純にこの個体が不良なような気もするわけですが。

R10に慣れてしまうと、
ジャイロと水準器がないと寂しいですね。
水準器は仕方がないとしても、
E-510、R10とジャイロの便利さに慣れてしまった身としては、
縦構図の写真をパソコン側でわざわざ回転させる手間がかかります。

あと、RAW撮りも欲しいです。
それがなくても、圧縮率をもう少し細かく設定できれば・・・
どうでもいいですが、FINEモード、最大解像度で撮影したのですが、
ファイルサイズが画素数が少ないR10よりも小さいのが若干気になるのです。

あと、ディスプレイの表示が若干不親切だと思いました。
電池残量の表示は欲しいですし、
もう少し情報を出せる設定はあってもいいとは思いました。

又、フラッシュ設定を保存してくれない事も。
起動後、毎回フラッシュを発光禁止にするのもどうかと。

そして、これは本当にこの個体が不良な可能性もありますが、
バッテリーを充電し終わって、カメラにバッテリーを装着して電源を入れると、
初期設定に戻ります。

時刻設定は勿論、
SETUPでいじった設定等、全て消えてしまいましたが、
2回目以降は保持されました。
恐らく、内蔵電池への充電が不十分だったみたいですね。

・・・なんかちょっとボロクソ言ってますけど、
本人は凄く満足しているのですよ。

・画質・撮影
低感度での撮影は凄い。
R10とは違い、色合いは自然に近いというか好みの色が出ますね。
個人的には濃いめの設定が好きなので、仕上がり設定を「もっと鮮やかに」にしてみましたが、
もの凄く好みの画像が出てきます。
残念なのがISO400からノイズが多く出てくる事。
個人的にISO800辺りからちょっとキビシイかな?と思いました。
FinePixF10でいうと、ISO1600のノイズがISO400位で出るような感じです。

手ぶれ補正に関しては結構効いてる感じはしますが、
暗いところではAFが合わなくなってくるのが気になりますね。

まぁ、これぐらいじゃじゃ馬でなきゃ、
面白くないですよね?

画像

DSCN0043.JPG
DSCN0051.JPG
DSCN0071.JPG
DSCN0076.JPG

マクロに弱いクセにマクロが綺麗というw
ちなみに、3枚目の青い花は、RICOH R10で撮影すると紫色になります。
こっちの色の方が正しい、というか色再現性はカメラメーカーらしく素晴らしいと思います。

出てくる絵がこれだけ素晴らしければ、
文句はまったく言えないですね。

その他の写真はこちらにございます。

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