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{メ}LAOWA/LAO005 15mm F4 Wide Angle Macro with Shift/EFマウント

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その他
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P6030002

デジカメレビュー
LAOWA(ラオワ)

LAO005
15mm F4 Wide Angle Macro with Shift
EFマウント

気がつくと、
怪しいレンズを手にしておりました。
一部で話題のこのレンズを使う機会に恵まれました。

[warning]※今シリーズの内容は個人的な見解でございます。[/warning]

LAOWA 15mm F4 Wide Angle Macro with Shiftは、
2016年04月に発売されたキヤノン EFマウントのレンズです。
執筆時の実勢価格は81,530円前後でございます。

ちょっと色々ありまして、
このレンズはご厚意によりお借りすることが出来ました。
本当はFマウントが希望でしたが、
そういう事情があり、EFマウントでの紹介でございます。

さて、このレンズ、
フルサイズ対応で15mmという超広角レンズでありながら、
等倍マクロ撮影が可能で、
APS-C機ではシフト機能が使えるという、
バケモノレンズです。

そして、LAOWAという、聞き慣れないメーカーというのも特徴ですね。
日本国内での代理店は双眼鏡で有名な、ケンコー・トキナーグループのサイトロンジャパンでございます。

 


・カタログスペック

■仕様 vl1.1
焦点距離 15mm
35mm換算値 24mm相当
開放F値 F4
絞り羽根数 14枚
最短撮影距離 0.047m
最大撮影倍率 1倍
レンズ構成 9群12枚
フィルター経 77mm
フルサイズ対応
超音波モーター x
手ぶれ補正 x
防塵防滴設計 x
フルタイムマニュアル
この性能でありながら、
フィルターが付くというのもふしぎでしょうがないです。
なお、用意されているマウントはNikon Fマウント・CANON EFマウント・SONY αAマウント・SONY αFEマウント・PENTAX Kマウントと、
意外と網羅されています。

・デザイン・メカ・インターフェイス

P6030003
写真で見るよりも小さいです。
しかし、よく作り込まれているというか、
結構しっかりとした質感でございますが、
よく見ると、結構安っぽさも感じます。
マニュアルフォーカスレンズ故、
ピントリングの滑りはまずまず。
ですが、もう少し重みがあってもいいかなとは思います。
そして、絞りリングとフォーカスリングは結構間違えて動かしてしまう事がありますね。
絞りレバーはレバー式で、
押しながら上下させる事によりシフト撮影が可能になります。
しかし、絶対にこれ、壊れそうな動きをします。
そして、フードはゆるく、

逆につける事は出来ないと思ったほうが無難です。

 P6030004 P6030005
 P6030007
中国語で書いてありますね。
シリアル番号が結構若いですが、
あまり流通量が少ないレンズですからね。 P6030008
ほんのちょっとレトロな部分 P6030009
シフトのレバー。
これを動かした写真を撮ってなかったのが残念です P6030010 P6030011 P6030012
当然のごとく、
電子接点はなし P6030014
フードを付けてみる P6030015 P6030019 P6030032
LAOWAな組み合わせで撮ってみました。

・画質・撮影

等倍状態では、レンズを被写体にくっつけてもピントが合わなかったりするので、
多分、どうやっても等倍は出せないんじゃないかと思われます。

このレンズの近接撮影を極めるには、
フードはおろか、
レンズフィルターすらつけられなさそうな感じです。
逆に言えば、どんな距離でもとりあえずピントを合わせることが出来るレンズですので、
そういう点ではなかなか面白いですね。

今回は、虫撮影に使えるかなと思って挑戦してみましたが、
結局、虫撮影には一切使用することがなく終わってしまいました。
正確には、今回使用した機材では虫撮影には全く使えない機材の組み合わせだったからでございます。

まず、EOS Mとこのレンズの組み合わせにおいて、
近接撮影時はワーキングディスタンスがレンズ前1cm以下になることから、
例の怪しいフラッシュは必須。

[メ]LAOWA/KX-800/クリップオンストロボ
LAOWA(ラオワ) マクロツインライト KX-800 (フラッシュ) ついに、 怪しいストロボに手を出してしまいました。 ラオワと読む、 すごくニッチなストロボでございます。

しかし、EOS MはLVブースト的な機能が着いていないので、
マニュアル露出にした瞬間に開放絞りでも画面が真っ黒になってなにも映らなくなる為、
インテリジェントオートでピント合わせ→絞りを動かす→マニュアル露出に切り替えでシャッターを切るという動作が必要になります。
ただでさえ距離が近いのに、
この手順と、更にごちゃごちゃしたフラッシュが着いている。
更に、調光が何故か安定しないということで、
仕方がないので絞り優先+ISOオートにして、
単焦点レンズとして使うに至りました。

何故か、ISO感度を決め打ちにすると、
AEが滅茶苦茶になるのでございますが、
原因は不明でございます。

15mm(EOS Mなので24mm)のレンズとしてみると、
結構よく写るレンズではありますが、
自分の使い方ではあまり使い道がないな。
というのが感想でございます。

フルサイズでは、
手元にあったフィルムのEOS Kissで覗いてみましたが、

{メ}CANON EOS Rebel XS
CANON EOS REBEL XS EOS 20Dよりも先に所有していた初EFマウント機でもあります。 ちなみにEOS REBEL XSという表記ではありますが、日本ではEOS Kissとして発売された機種で、こちらは北米版だったりします。 あ、デジタルじゃないですよ

当然のごとく、
レンズに被写体をくっつけないとピントが合わない最短撮影距離でございます。
でも、8万で15mm単焦点と考えれば結構安いんじゃないかと思いますよ。

 

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