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{メ}QV-10

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CASIO
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CASIO QV-10

CASIO QV-10

さんざんQVシリーズをやってきて、
ようやく初代QV-10にありつけたわけです。
あー、なんだか遠回りだったなーと思いつつ、
今更感もありますんへ。

CASIO QV-10は、1995年4月に発売された25万画素のデジタルカメラです。
購入価格は278円。
当時の価格は65,000円前後です。

世界初の民生用デジカメとかいわれていたりしますが、
実は全くそんなことはなく、
そして、実はカシオ初のデジタルカメラという事でもなかったりします。
ただし、どちらにしろ歴史的な一台だということは間違いありません。

スペック
1/5型の25万画素CCDで補色フィルター。
レンズは単焦点で、F2.8の60mmでパンフォーカス。
無名の単焦点レンズを搭載。

だいぶ望遠よりになりますねw
まぁ、25万画素ですしどうでもいいですよね。

液晶は1.8型TFT液晶。
マクロは10cm、メディアは内蔵メモリ(2MB)、駆動は単三乾電池4本と、
QVシリーズではおなじみの仕様です。
液晶が世代にしては大きめなのもポイントですよね。
TFTでこの価格って当時としてはかなり思い切っているではないでしょうか?

機能としては、
セルフタイマーぐらいですね。

・購入時の状態
付属品:本体のみ
状態 :液晶傷
機能 :良好
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス
もう見慣れたQV的なデザインで、
特に目新しさもありません。
って、そういうのは後継機にいうことであって、
初号機に言う事じゃないですよねw

CASIO QV-10
このカラーリングは結構好きです。

CASIO QV-10

CASIO QV-10
マクロはイラストじゃなく英語表記。
なかなか無骨です。

CASIO QV-10
上部のボタンはかわらず。
ただ。インタフェイスを覆っている蓋の滑りはかなりいい感じです。
無意味にカチャカチャやってしまいます。

CASIO QV-10
三脚穴は金属かつ中心。
電池蓋の壊れやすさだけは残念ですが、
流石にお金がかかってます。

CASIO QV-10

・機能・仕様
CASIO QV-10

起動は4秒程度と遅いです。
起動時の不安定さ(画面が青くなったり戻ったりを繰り返して起動)や、
動作のモッサリ感はさすが旧世代機ということですが、
QV前期(QV-10A/QV-100)等とインターフェイスは変わらないので違和感はないですね。
そして、UIはなきに等しいのでとりあえずボタンにしたがって行く感じでして、
直感的な操作で大体の操作は可能です。
唯一、絞りはどっちがどっちだかパッと見分からないというのもありますけどねw

スイバル機構が楽しく、
一番最初の機種にしてカメラを自分の方に向けたらちゃんと画面が反転するなど、
ユーザーフレンドリーな仕様になっている点が好感持てます。

液晶については外ではあんまりですし、
電池はエネループならそれなりに持つものの、アルカリだと一瞬という感じですので、
そういうところが古い機種故に残念な点ですが、
ある程度は完成されているので操作性については遅い以外は悪くなかったりします。

記録は遅いです。

・画質・撮影
●画質
いうほど悪くないというのが正直な感想です。
25万画素ながら結構頑張ってますし、
実用にはもちろん耐えられないまでも、楽しいです。

個人的には画質については10Aや100よりも好きですね。

画像
「データは無圧縮です」
qv100001

0008

qv100015

qv100009

その他の写真はこちらにございます。

評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :04/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :02/10:マクロ、画素数、レンズ、液晶など
機能 :02/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :03/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :05/10:主に操作性
AF・露出精度 :03/10:AFは正確か、
画質 :04/10:文字通り
輝き度 :07/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :06/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :06/10:今後も使い続けたいかなど
合計:36/100
サラネ式デジカメ採点システムテーブルa ver1.00

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コメント

  1. コカスキ より:

    私は、これを3万5千円くらいで買いました。

    初デジカメで、一台で15年前なのに最高金額です。

    それから4年ほど前までデジカメに興味なかったです。

  2. さらもで より:

    お世話になっております。さらもででございます。
    この機種は当時は画期的だったようですね。
    今はフィルムカメラが淘汰されるぐらいに勢力を拡大した分野ですが、
    ワクワク感では当時を超えるものは作れないのではと思います

  3. 無名 より:

    オリンパス、フジなどの画質を求めて撮影枚数を犠牲にしたのに対し、カシオ計算機はその逆をいったのがQV-10なのですよね。
    当時はデジタルカメラというのがすごすぎて、撮影枚数なんてどうでもいいみたいな風潮があったみたいなので。

    フジは確定、オリンパス、ペンタックス、東芝、シャープ、NEC、エプソン、コダック、三洋、は済み パナ、リコーも検討と撤退が相次ぎそうなコンデジ部門ですが将来コンデジというデジタルカメラはなくなってしまうのでしょうか。
    もしそうなるとこのページのような博物館の価値がものすごくなると思います。
    ところでこのQV-10のカシオですがコンデジエントリークラスの製品がカメラでは主力なのに撤退したらカメラから撤退してしまいそうなのですがどうなんでしょう。

  4. さらもで より:

    その当時、フジは民生用で作っていなかったわけですし、
    オリンパスのデジタルカメラはQV-10以降でしたが、
    自分の考えとしては、
    カシオは確かに撮影枚数は多いものの、
    内蔵メモリに固執しすぎて画素数を上げられなかった点と、
    撮り終わった後の処理の敷居が高かった(パソコンのデータ転送ケーブルも高価で、パソコンも普及してない時代だった)のが問題でしたね。
    富士フイルムは外部メモリを早くから採用したのでその時点での敷居はやや低いですね。
    ただ、記録メディアも高い時代だったわけですがw
    オリンパスは内蔵メモリでしたが、当時としては割りと大容量メモリを積んでいた印象ですね。

    ただ、どの機種にしても電池の持ちはさっぱりでしたけどねw

    コンデジ部門に関しては、
    厳密にはフジは高級コンパクトにシフトするということで、
    オリンパスは撤退ではなく、ラインナップを再編したにとどまります。
    ペンタックスはリコーとくっついて高級コンパクトにシフトというところですかね。
    スマートフォンの普及と価格競争でだいぶ疲弊した業界ではありますが、
    完全に消えるほど需要がないわけでもないので、なくなることはないと願いたいところですね。
    まぁ、古いデジカメはゴミといえばゴミですがw
    カシオは中国でかなりヒットしていたり、
    熱狂的なファンが居るので当分は大丈夫だと思いますね。

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