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{メ}EXILIM EX-H10

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CASIO
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CASIO EXILIM Hi-ZOOM EX-H10

久しぶりにメインコンデジを買いました。
そして、メインコンデジとしては初めてのカシオ。
カシオは様々な理由で避けていましたが、古デジを使って意外と良かったこと、
そして、食わず嫌いを払拭したかったので選んでみました。
さて、この機種はどうなのでしょうか。

CASIO EXILIM Hi-ZOOM EX-H10は、2009年7月に発売された1210万画素のデジタルカメラです
購入価格は16,800円。
発売当初の実勢価格は4万円前後です。

最近のデジカメは安いですからねw
今はH15という後継機が出てますし、更にその後継機が発表されていたり、
世代交代は早いです。
Hi-ZOOMという名称の機種は名機と名高いEX-V8以来2年ぶりとなります。
屈折光学レンズではなくなりましたがズーム倍率も上がり、新しいデジカメに生まれ変わっています。

スペック
1/2.5型の1239万画素CCDで原色フィルター。
レンズは10倍ズームで、F3.2-5.7の24-240mmでオートフォーカス。
CCDシフト式の手ブレ補正を搭載、
EXILIM 24mm WIDE OPTICAL 10X レンズを搭載。
このサイズで10倍ズームって凄いですよね。
画素ピッチはかなり厳しいことになっておりますが、最近のデジカメなんてみんなそんなもんです。
レンズに関しては広角側は暗めですが望遠側は結構明るいのではないでしょうか。
にしても、24mmスタートって凄いですよね・・・液晶は3型TFT液晶。(23万ドット)
マクロは7cm、メディアはSD/SDHCカード、駆動は専用充電池(NP-90)と、
中々がんばってます。
大型液晶ですがドットが少ないですね。
充電池に関しては恐ろしく持ちのいいのですが採用例が少ないのが残念です。

機能としては、
デジタルズーム、セルフタイマー、ハイビジョン動画撮影、ベストショット機能はもちろん、
オートベストショット、メイクアップ撮影、ダイナミックフォト、Eye-Fi対応など、
書ききれないぐらい多機能で御座います。

・購入時の状態
付属品:全部あり
状態 :問題なし
機能 :問題なし
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス
エクシリムっぽいデザインですが、
薄いといえど大分厚ぼったく、ずっしりとしています。
ホールド感はあんまり良くなく、高倍率ズームなのでちょっとブレが心配ですね。
個人的には中々スタイリッシュだと思いますね。

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レンズは結構大きめです。
流石にSMC PENTAXの刻印はありません。

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側面を見ると分厚さがわかります。
USB端子の形状はミツミ8ピンですね。

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反対側にはなにもないのです。

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上部。
最近のデジカメの配置は画一的で面白く無いですね。

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底面。
中国製。

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電池カバーについての不満は特に無し。
バッテリー固定用の爪もあります。

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ボタン配置が大分さっぱりとしてます。
ダイレクトボタンがまだ残っていることも素晴らしい。
録画ボタンが付いているのも最近のデジカメのトレンドです。

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レンズが伸びきるとこんな感じ

・機能・仕様
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まず、仕様というか、「非常に」気になった点を先に記載いたします。
レンズ内にホコリがありえないぐらい入ります。
元々中古で購入したものですが、
購入から3日目で全体的にウワッってなるほど埃まみれ・・・
高倍率ズーム機なのでどうしてもホコリが入ってしまうものなのですが、
これはちょっと・・・という感じで非常に残念です。

起動は初回起動が4秒以内と、割と早いです。
流石そこは最新のデジカメらしい所でございます。
動作自体はわりかしサクサクなのですが、
ボタン類の操作性がちょっと悪いですね。
カーソルキーが小さいので誤動作が多く、
左を押したつもりが上に動いてしまったりと、
ちょっとイライラしてしまいます。
上記の通り、動作はサクサクと言って差支えが無いレベルですが、
レリーズタイムラグが長めだったり電源をきる際にもたついたりしますね。

また、UIについてもちょっと微妙です。
基本的なUIはZ60と同じなわけですが、
機能を詰め込みすぎて配置がよくわからなかったりと、あんまりです。
トップメニューについては入れ替えが出来る点は非常に便利でございますが、
ダイレクトに操作できる手段がもっと欲しかったですね。
一応、左右キーになにかを割り当てることはできますが。

また、マクロ機能についても不満がありまして、
一応オートマクロなワケですが、
7cmマクロを使うには「1段」ズームする必要があります。
通常のAFモードでもオートマクロで7cmマクロが使えるようですが、
AFが全く合わないのと、表示には40cm〜∞表示になり、よくわかりません。
それなりの精度でマクロを使うには、メニュー画面からAF動作選択でマクロモードに合わせる必要があります。
それでも、一段ズームしなければなりませんし、正直AFもあんまりあてになりません。

個人的な不満点はそれ以外にも幾つかありまして、
ズームした直後にシャッターが切れません。
といいますのは、ズームをした後に数秒待ってからシャッターボタンを半押しにしてAFがあってからシャッターボタンを押さなければシャッターが切れないのですね。
自分の使い方では、ズームして、直ぐにシャッターボタンを全押しにする癖があるのでそれが使えないのが痛いです。
で、一応シャッター全押しで自動的にパンフォーカスになるわけですが、
そのやり方でシャッターボタンを全押しにしても、
ピントが合った状態(半押しの状態)で止まってしまいます。
シャッターを切るには一度シャッターボタンを離して、再度ピント合わせをしてシャッターを切るしかないようです。

他社のデジカメではその動作で普通にシャッターが切れるのでエクシリム特有の仕様のようですね。

そして、個体差なのか手ぶれしているのかは定かではないですが、
テレ側でパンフォーカスモードで撮影をするとピントが甘甘な写真が出来上がりますね。

そして、便利なはずのダイレクトボタンなのですが、
ボタンが大きくなった分、ソフトケースに入れてカバンの中にぶち込んで歩いていると、
気がつくと電源が入ってレンズが伸びてる状態で発見されたりすることがあります。

電池のもちは恐ろしくよく、
数カ月使ってますが1回も充電していないのにまだ電池が満タン状態です。
液晶は外でも見えますがあまり鮮明ではないですね。

AFの精度は悪く、
エクシリムの割には遅いので残念です。
ただ、最低感度がISO64から使えるのでちょっとうれしいですね。

・画質・撮影
●画質
高感度撮影に弱いです。
高倍率ズーム機ですのでCCDシフト式の手ブレ補正が付いているとはいえ過度の期待は禁物です。
ちょっとノイズが多めな気はしますが、
晴天下での画質はまずますです。
広角側の周辺光量落ちがちょっと目立つとかはありますが、
コンデジなのでキニシナイでおきましょう。旅行には便利な機種ですが、
使いこなすまでにはある程度の時間を要しそうです。

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その他の写真はこちらにございます。

評価
評価基準は私、さらもでの主観と個人的な思い入れで決定しております。
よって、上記内容と共に全くアテにならないこと請け合いで御座います。
画質などに関しては画素数に関係なく、「現在でも通用するか」を基準に採点しております。
(10段階、100点満点)
デザイン :08/10:見た目・質感・安っぽさは減点
仕様 :04/10:マクロ、画素数、レンズ、液晶など
機能 :08/10:必須機能や便利、面白い機能
挙動 :04/10:起動の速さ、動作の速さ等のレスポンス
使いやすさ :02/10:主に操作性
AF・露出精度 :03/10:AFは正確か、
画質 :05/10:文字通り
輝き度 :06/10:ありきたりではなく、尖った何かがあるか
価値 :06/10:レア度、今でも買う価値はあるか等
お気に入り度 :05/10:今後も使い続けたいかなど
合計:51/100
サラネ式デジカメ採点システムテーブルa ver1.00

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コメント

  1. yohibusi より:

    やはりホコリ入りやすいのですか。
    かなり以前に書いた通りEX-H15を使用していましたが、画像に数点の黒いカゲが…
    使わなくなって3年程経った先日にセンサーダスト退治を試みましたが、分解は各部品がユニット化されているのでやりやすいもののパズルのような構造になっているので時間がかかってしまいました。そしてイメージセンサーシフト方式の手振れ補正機なのでIRカットフィルターやCCDユニットが複雑でホコリ掃除が面倒という…
     
    オリンパスXZ-1でも感じましたが、鏡筒のヘアライン加工や艶消し加工によってありえないくらいホコリが付着するのが気になります。付いているホコリを払おうとして指を付けると更にホコリが付くという感じなのです。
    妙に遅いAFはEXILIM伝統の∞モードやPFモードでカバーです。

  2. さらもで より:

    もう5年以上触ってないカメラですが、
    高倍率ズーム機はどれもホコリがたくさん入る感じですね。
    あのレンズユニットを分解できるのは凄いですね。
    レンズ構成枚数が多い機構ですし、まぁ、この手のは仕方がないなと思っています。

    エクシリムの∞モードは便利ですが、
    この時期のものは回折か、ピントがかなり甘くなる事があるのがまた辛いところです。
    それ以来エクシリムにはあまり触っていませんが、
    現行機も面白い機能が着いているので機会があれば試してみたいものです

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