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{メ}Nikon COOLPIX2500

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Nikon
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P8120544
Nikon COOLPIX2500
またしてもニコン特集ですw
なんともコンセプトが面白そうなデジカメですが、
古デジといえど、今でも結構よく見かけるデジカメで御座います。

公開日時:2010年2月17日
追記日時:2015/8/14
画像追加
記事修正

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Nikon COOLPIX2500は、2002年3月に発売された200万画素のデジタルカメラです。
購入価格は250円。
当時の価格は57,000円です。時期と値段的にはエントリーモデルっぽい感じですが、
この挑戦的なコンセプト、只者ではないような気がします。
はたして、どんな機種なのでしょうか?・カタログスペック
1/2.7型の200万画素CCDで補色フィルター。
レンズは3倍ズームで、F2.7-4.8の37-111mmと、
素子の小ささと補色フィルターというところがちょっと残念です。
ちなみに、
CCD素子が大きい以外はちょっと中途半端な仕様。
補色フィルターというところもちょっと残念ですね。ちなみに、噂によるとこのデジカメ、Nikon最後の補色フィルター機らしいですね。
あと嬉しいところ言えば、レンズがちょっと明るいというところでしょうか。液晶は1.5型低温ポリシリコンTFT液晶
マクロは4cm、メディアはCF、駆動は充電池(EN-EL2)
ニコン機のマクロ(マイクロ)は強力ですね。
リコーほどではありませんが、当時でこの水準は驚異的です。

機能としては、
動画撮影はもちろん、シーンモードや、画像を低解像度に縮小して複製保存する「スモールピクチャ」機能を搭載。
まぁ、この機種の最大の機能としてはレンズが回転するインナースイバル機構がついているという事がありますけどねw

・購入時の状態
付属品:本体、バッテリ、ネックストラップのみ
状態 :液晶を含む全体的に傷
機能 :良好
台数 :1台

・デザイン・メカ・インターフェイス
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追記:2015/08/14/以下、追加画像

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なんとも可愛らしい。
見た目はこいつに見えなくもありません。
レンズも使わないときは中に収納出来るという点でも合理的ですし、
珍しくニコンにしてはポップでカッコいいデザインに仕上がってますね。
機構的に同じようなものなのに、こいつと比べてもだいぶ小さいですし、ところどころニコンの本気がちらほら見える感じです。
上部はも珍しいスライドスイッチですし、
背面のボタンも一見人間工学に基づいたと思われる絶妙な配置。
まぁ、それぞれ小さくて押しづらいわけですけどねw

側面はCF/バッテリスロットになっておりまして、
引っ張るとグワッとカバーが引き出てくるなかなか面白い機構です。
小さい筐体にここまで詰め込むのも大変でしょうに。
その代わり、外部出力端子は一切なく、
USBはもちろん、ビデオ出力や充電も本体からは行えません。

自分は上記の状態で購入したため、充電器は別途用意したわけですが、
対応機種がこれを含めた3機種しかないのに結構高かったですw
まぁ、この機種が割と売れたので数は結構ありますけどね。

欠点としてはレンズが回転させるのがちょっと大変ということでしょうか。

にしても、この大きさでズームレンズとフラッシュまでつけてしまったことには本当に凄い。
光学ファインダを廃してしまったという点に関しては賛否両論でしょうが、
こういうコンセプトですので自分は肯定的です。

なお、原産国は韓国。

・機能・仕様

追記:2015/08/14/以下、追加画像

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起動は3秒程度とそこそこです。
起動時にレンズを出しておかないとアニメーションで警告してくれます。
GIFアニメーションなわけですが、当時のデジカメでこんなにこだわってるのってなかなか見たことないですね。

とはいえこのインナースイバル。
デザイン的に何となく想像がつくと思われますが、
あんまり自由な回転はできません。
例えば、上に向けると上の枠にぶつかってしまいますし、
下もしかりです。
レンズと枠がかぶってしまうと先程のアニメーションが表示されてしまいますので、
なんというか、そんなに自由度が無いですね。

メニューに関しては相変わらず決定キーが無いのであんまり使い易くはありませんが、
そんなに選べる項目が無いので慣れてしまえば割といい感じですね。

ボタン数が少ないのでそんなに悩むこともありませんが、
ただ1点だけ、物凄く不満な点があります。
それは、マクロボタンが存在しないこと。
最初、マクロ機能がついていないかこの時代なのにまさかオートマクロがついているのではないかとそれなりに淡い期待をしてみたりもしましたが、
実際はシーンモードのなかのクローズアップモードにありました。

このシーンモードのメニュー、
何故か青背景に白色のアイコンという一昔前のATMみたいな配色でして、
なんとも、レガシー感が漂ってきます。
更に、デフォルトのカーソルの位置が左上ではなく右下なので、
今自分がどこにいるか一瞬わからなくなりますし、
マクロの位置が4段あるうちの上から2番目の一番右と、
なんとも微妙なところですし、
かといって最初の画面から上に2つ移動すればいいのではないかと思いきや、
最初のカーソルの位置だけ一個更に右側にあるので、
左を押してから上2回という、もう、説明すると長いんですよ。
なんでメニューの写真を撮らなかったのか、
というか、今から撮って貼っても間に合いそうな気がしますが、
ここまで説明してしまったのでお分かりいただけるかと思いますw

液晶の質はあんまり良くないのでピントの山をつかむまでには至りませんし、
バッテリーの持ちもあんまりよろしくありません。

あと、電源を切るとフラッシュの設定が勝手にオートになってしまうという地味に不便な機能もついてます。
でも、面白いから許す

・画質・撮影
●AF・挙動
AFはタコですが、
意外とマクロ撮影には強いです。
何故マクロボタンを設けなかったのか、
フラッシュを使わない人間としてはそこをマクロボタンにしていただいても良かったのにと思いますが、
そこは気にしないことにします。

しかし、夜景であってもそこそこピントが合ってくれる点においてはなかなか侮れません。

●画質
補色フィルタらしいあっさりというか渋い色合いですが、
夜景においては強さを発揮します。
また、マクロの綺麗さは目を見張るモノがありますね。
今なお使っているユーザーが多いという事はその大きさからも画質からも納得がいきますし、
今のデジカメにはない面白さがあるのも事実です。

画像
「拡大・元データ表示は無圧縮です」
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拡大・元データ

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拡大・元データ
ズームテスト。
それなりに使えます。

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拡大・元データ
夜景。
補色フィルタだけあって夜景撮影は強いですね。

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拡大・元データ
マクロテスト
これぐらいの能力があるんだから、
もう少しアピールしても良いと思う

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コメント

  1. コカスキ より:

    これもなんやかんやで4台持ってます。

    回転しても写せない方向があるのは不満です。

    そのおかげで頑丈なのかもしれませんね。

    原産国は、型番多いやつインドネシアでした。

  2. さらもで より:

    お世話になっております。さらもででございます。
    最近、この機種やたらと転がってますよね。
    コンセプトとデザインは面白いのですが、この筐体を生かした造りが出来なかったのが残念でなりません。
    色々な国で生産してるんですねw

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