ニコン
AF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6G IF-ED
今やF4通しのレンズとなってしまったこのレンズでございますが、
発売当時は酷評され、
生産完了後は神レンズと評されるよくわからない評価をされているレンズでございます。
[warning]※今シリーズの内容は個人的な見解でございます。[/warning]
AF-S VR Zoom-Nikkor 24-120mm f/3.5-5.6G IF-EDは、
2003年6月に発売されたニコンFマウントのGタイプレンズです。
メーカー希望小売価格は98,700円です。
まだFXフォーマットのデジタル一眼が登場していない時代のニッコールレンズでございまして、
主にフィルム一眼とDXフォーマットで使用することを想定したレンズのようです。
・カタログスペック
焦点距離は24-120mm。
開放F値はF3.5-5.6で口径は72mm、
絞り羽根数は円形7枚。
最短撮影距離は0.5m(等倍)
レンズ構成は13群15枚
超音波モーターにインナーフォーカスかつVRというスペックのレンズでございます。
このレンズが登場する前年に同スペックのDタイプレンズが登場しておりますが、
24mmからの5倍ズームは中々使いやすいスペックです。
・デザイン・メカ・インターフェイス
F4通しの現在のものもそうですが、
だいぶ大きく重たいレンズでございます。
質感は割といいのですが、
ピントリングのローレット辺りはあまり高級感を感じません。
AF周りも特に不満はなく、
手ぶれ補正もそこそこ効く印象がありますが、
これといって大きな特徴のないのですが、
安心して使えるレンズでもあります。
タイランド製
フードはHB-25でございます。
意外と取り付けにくいのです。
・画質・撮影
写りに関しては、
中心部はシャープで周辺部はいまいち。
という評価が多いですね。
確かに、近年のレンズと比べるとその感はあります。
基本的にF11辺りまで絞って撮影することが多いですが、
悪くないレンズでございますね。
ボケはあまり期待できないレンズですし、
あまり、近接撮影には向かないレンズではございますが、
スナップや風景写真には持ってこいなレンズでございます。
画像
作例は全てNikon D700との組み合わせで行っています。
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