ニコン
Ai AF Nikkor 28mm f/2.8S
AiAF時代のニッコールレンズはロマンがありますね。
28mmF2.8のレンズについては、微妙にマイナーチェンジが施されているのですが、
年代特定は難しいです。
[warning]※今シリーズの内容は個人的な見解でございます。[/warning]
AF Nikkor 28mm f/2.8S は、
1986年7月に発売されたニコンFマウントのDタイプレンズです。
メーカー希望小売価格は不明です。
1991年にNewタイプが発売されたようですが、
これがどちらにあたるのかは特定できませんでした。
なお、現行のものとの違いは距離エンコーダーがついていないということですね。
現行品の製品名はAiAF Nikkor 28mm f/2.8D
・カタログスペック
焦点距離は28mm。
開放F値はF2.8で口径は52mm、
絞り羽根数は7枚。
最短撮影距離は0.3m
レンズ構成は5群5枚
現行品とレンズ構成が違うみたいです。
・デザイン・メカ・インターフェイス
小型で小さいレンズでございます。
Dタイプレンズなので絞り環が付いているのが愛おしいです。
デザインとしては、F4辺りで流行した感じのもので、
当時の近代感があります。
ピントリングは細いものの回しやすく、
高級なレンズという感じはしないまでも、
しっかりとしています。
AFは勢いがよく、
モーターがカツッカツッと無限遠にぶつかります。
MADE IN JAPAN
ねじ込み式レンズフード HN-2でございます。
・画質・撮影
単焦点レンズはデジタル時代になっても割と大丈夫。
という認識があったのですが、
このレンズとD700との組み合わせはちょっと厳しい印象でございました。
AFが若干後ピンのようなきがするのは置いといて、
解像力が足りてない印象です。
全体的にふわっとした感じで、引きで見る分にはいいのですが、
等倍鑑賞ではちょっとつらい感じです。
しかし、小型軽量なので撮影していて楽しいレンズでもあります。
画像
作例は全てNikon D700との組み合わせで行っています。
コメント