長期レビューパナソニックLUMIX DMC-CM1-第三章:結局、カメラってどうなのさ-ということで、 |
カメラ付き携帯電話というジャンルが登場し、
そののち、サイバーショットケータイなどのケータイ付きカメラ的なジャンルもありましたが、
結局、時代が早すぎたということで消えていってしまいました。
その後、色々とあったものの登場したのがこのCM1でございます。
どうでもいいですが、「CM1」と、「1」と表記しているのがまた、嫌らしいのでございます。
2とか出るんでしょ?
という含みを持たせてますね。
■ということで、ざっとカメラ機能を見ていきます。
とはいえ、こちらはジャンルとしてはデジタルカメラ。
ということで、カメラとしてのこの製品を見ていくことにします。
なお、「ざっと」と書いたのは、
仕事が多忙につき、あまり触る時間がないから・・・
使い込んできたらまた紹介する機会を設けます。
まず、カメラの起動はアプリから立ち上げてもいいですが、
上部のレバーを引くことによって立ち上げることが出来ます。
それは、ロック画面であろうがスリープだろうが、
立ち上がります。
起動はそれなりに早く、実用性は十分でございます。
そして、さんざん触れておりますが、
カメラを起動するとレンズがニョキッと繰り出しますね。
カメラの起動はこのレバー
ニョキッと繰り出すレンズ
こちらはメニュー。
非常にLUMIXっぽい。
そして、グレードとしてはLXシリーズ辺りのようで、
RAWでも撮れるという素晴らしさ。
スマートフォンでRAW撮りできるなんて、変態すぎるのでございます。
まぁ、1インチセンサーだからこのぐらいは出来て欲しいですけどね。
ただ、個人的にはLXシリーズというよりも、
懐かしのFX3桁番台機でございます。
(決してLF1とは言わない)
フォトスタイルや色々な事が割と本格的に設定できます。
この辺りの操作性は非常に快適でございます。
RAW+JPEGなんて芸当も当然できるのです。
ということは、プレビューでRAWが読めるということなのですが、
残念ながら、RAWで再生する場合は元データを読んでいるわけではなく、
埋め込まれているサムネイルを読んでいるようで、再生画面では画質が荒いです。
目玉機能は4K動画。
15フレームですが。
4Kフォトもついているでよ。
ただ、フルHDでは撮れますが、
今流行の60pには非対応です。
ピーキングもついています。
シャッター音。
つまり、シャッター音を消すことが出来ます。
当然ながら操作はタッチパネルです。
EOS Mなどと同じく、
左上のアイコンをタッチすると撮影モードを選べたり、
右上のアイコンをタッチするとコマンドダイヤルで動かす機能を選べます。
この辺りはLXっぽいですね。
絞りと露出補正は頻繁に切り替えるので、
露出補正をボリュームキーに割り当てています。
何気にMFも選べます。
前も触れましたが、
20Mがフルに活かせるのは3:2
再生画面。
なお、こんなに寄れませんヨ
■使ってみての感想。
起動、終了は中々早く、
液晶画面の遅延もほぼなく、かなり快適でございます。
画面が大きく目一杯に表示されるのは見ていて非常に気持ちが良いものです。
タッチシャッターも快適ですし、
操作性も慣れれば非常に快適なわけですが、
RAW撮りをすると記録時間がかかりますし、
AFはお世辞にも正確とは言えません。
タッチシャッターは便利ですが、
特に屋外で、
近接よりの撮影をするときは、
割りと大きな被写体であってもAFが背景に引っ張られる事が多々あります。
元々最短撮影距離は10cmと若干物足りなさはありますが、
例え15cmぐらいで、
手で覆って上げても指にはAFは合いにくく、
背景に引っ張られる感じですね。
この辺りがEOS Mっぽいです。
ISO AUTOにすると積極的に感度を上げる設定になっております。
等倍で見るとISO1600ぐらいで割りと画像が劣化してきておりますが、
スマホの画面で見るぐらいなら十分実用的です。
そして、裏面照射型CMOSセンサーではないのと、
パナの設計でありがちな、暗所部のノイズも出ますが、
そんな嫌なノイズではないので問題はないです。
レンズ自体は逆光には決して強くはないですね。
そして、RAWとJPEGで撮り比べていると割りと歪み補正がされているのがわかります。
発色はやや渋めという感じですかね。
28mmという焦点距離は賛否両論ありますが、
なかなか、いいのではないでしょうか。
ということで、
今回、まだわずかしか触れておりませんが、
撮影した写真の一部を公開します。
1インチセンサーではありますが、
結構ボケは出ます。
RAW
JPEG
歪みが補正されているのと、
発色を抑えめにしております。
フォトスタイルはスタンダードです。
フレアでいい感じになりましたね
基本的に、全て無編集撮って出しでやっております。
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