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{メ}RICOH/Caplio R3

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RICOH
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デジカメレビュー
リコー

Caplio R3

キャプリオシリーズ、懐かしい、
いつの間にやらCaplioが消え、
RからCXに代わり、
そのCXすら消滅してしまったのは悲しくてなりません。


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思えば、
Caplio R2から全力で舵を切った機種でございますね。
コンパクト・高倍率ズーム・手ぶれ補正という分野で革命を起こした機種だと思います。
この光学7.1倍ズームというコンセプトはシリーズの最終機種のCX6まで受け継がれる事になります。
レンズが暗くなったり、
ダブルリトラクティングレンズシステムの壊れやすさ故に賛否両論ありますが、
いい機種だと思います。

RICOH Caplio R3は、

2005年10月に発売された500万画素のデジタルカメラです。
当時の販売価格は5万円前後です。
購入価格は500円。
この頃はまだ500万画素だったんですね。

スペック

■センサー・仕様
センサーサイズ/センサー 1/2.5型CCD
画素数 513万画素
映像エンジン 記載なし
液晶 2.5インチ TFT液晶(11.4万画素)
オートフォーカス 外光パッシブ方式/コントラスト検出方式
ISO感度 64-800
■レンズ性能
焦点距離(35mm換算) 28-200mm
F値 F3.3-4.8
ズーム倍率 7.1倍ズームレンズ
レンズブランド RICOH ZOOM LENS
最短撮影距離 1cm
手ぶれ補正 CCDシフト式
■基本仕様
仕様メディア SDカード(2GBまで対応)
使用電源 DB-60
動画撮影機能 320×240/30fps
記録形式 AVI(Motion JPEG)
音声記録
録画時間 制限なし

だいぶハイスペックでございます。


・デザイン・メカ・インターフェイス

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後継機、R4とほぼ同じなデザインではございますが、
更にR6辺りよりも洗練されてない厚ぼったさはあります。
ただ、そのさまはまさに「カメラ」であり、
それはそれでかっこいいです。
そこそこの高級感はありますが、
高倍率ズームレンズが入っているとは思えない大きさであり、
デジカメの進化に驚きを隠せません。
まぁ、時代はデジカメ成熟期なので、
その後は個性のない時代に突入するのでございます。

背面はもはや現在のデジカメであり、
枠いっぱいの液晶やボタン配置はもう既にいうことはありません。
当然ファインダーも省略されていますし、そういう時代なんですね。

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レンズが大きいです。

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カメラって感じの箱感

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流石に底面は安っぽい。
中国製

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背面。
もう、こんな時代。

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誇らしげな外光パッシブ方式

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手ぶれ補正が

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電池蓋はペコペコしてます。
仕方がないですけどね。

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・機能・仕様

起動は3秒以内とだいぶサクサクです。
起動してからも速いので、
もう現代のデジカメという感じです。

というよりも、とりわけ当時のCaprioは早かった印象がありますね。
液晶の見栄えはやや物足りない感じではありますが、
この当時としては平均的。
それ以上に大きいのがいいのです。
操作性基UIは結構癖がありますが、
フォーカスポイント選択も出来ますし、
この時代としては割りとよくできる方です。

反面、手ぶれ補正が飾り程度だったり、
駆動音が大きかったりといった不満点は無くはないですけどね。

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・画質・撮影
●AF・画質

AFは早く、マクロ域も正確に合焦してくれます。
マクロの強さを売りにしてた機種なので、
その点は流石という感じでございます。

画質に関しては、
センサーが小さいということもあり、
更にズーム倍率の高いレンズということもあってか、
ちょっと物足りない部分もございます。

そして元々高感度耐性に弱いメーカーだけあって、
低感度であってもうっすらとノイズが乗ります。
まぁ、しかたがないといえば仕方がないですが。

今の水準としてはダイナミックレンジも狭めではございますが、
そういった欠点があっても、
面白いカメラだと思います。
WBは割りと暴れますし、
色は若干シアン寄りで癖がありますが、
このカメラでしか撮れない独特な風合いというのがありますので、
個人的には大好きな機種でございます。

今でも全然問題なく使用できる機種でございます。

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コメント

  1. yohibusi より:

    CXどころかPENTAX含めノーマルコンデジが消滅…
    GRとシータとWGと現場用はノーマルではないので。消えると思っていたGRはGRⅡが出てくるとは思いませんでした。てっきり有終の美を飾るものとして名前がGRと先祖返りしたものかと思っていたので。このDIGITALを消すというのはIXYやRevioと同じノリなのでしょうか。
    この世代のRシリーズはマクロもできて高倍率で手ブレ補正も付いて最強!かと思ったら効かない手ブレ補正に大暴れAWB、よく出るノイズに加えてピントが合わない、故障しやすいなどと欠点もそれなりに多いのが残念なところでした。何だか書類用と思われる斜め補正モードがあったり、ホワイトボードモードがあったり事務機器の延長のような印象です。それでも上記のCXシリーズは年代が経っていることもあってR10から2日間だけCX4に乗り換えた時は進化っぷりにびっくりしたところです。運悪くどちらも不良品で2日間で返品となってしまいましたが、撮った桜や川はかなり安定してとれておりキレイでした。 
     
    同じメーカーになったPENTAXのK100Dは仰るアドバイス通り購入しました。
    しかし、近い親戚が甚く気に入ってしまったらしく、購入額以上を払うので譲ってくれとどうしても頼まれてしまったのでドナドナとなってしまいました。仰ったとおりファインダーはちゃんと見てみると見やすく、手ブレ補正も付いていて現役でも使える素晴らしいボディでした。

  2. さらもで より:

    コンデジ業界は厳しいですからね。
    普通のコンデジですと既にスマートフォンとバッティングしますし、
    高倍率ズームなり防水耐衝撃なり、センサーを大きくしたりなどしないと太刀打ち出来ない状況にはなってきてますからね。
    それでいて価格競争も激しいですし、コンデジはてんで儲からないらしいですね。
    GRからデジタルを取ったのはいろいろと理由があるようですが、
    寸法は初代GRと同じですからね、結構こだわっていると思います。
    ただ、GRIIはほぼ性能変わらないのでちょっと蛇足だとは思いました。

    CaprioのRシリーズはリコーらしいといえばらしい仕様でした。
    でも、強力なマクロ機能はその当時のコンデジとは一線を画する仕様でしたので、
    その点で人気はありましたね。
    その当時に、業界の片隅にいた自分としては、
    R8以降不良率が激減したこともあり、またRICOH機を買う決心がつきました。
    結局、すぐ売っちゃいましたけどね。

    K100D買って手放されたんですね。
    いいカメラですし、大切に使ってくれる人がいるのならいいのではないでしょうか。
    最新のカメラに触らなければ、今でも通用するカメラだと思います。
    当時の一眼レフの中では高感度も強い機種でしたしw

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