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日>ゴルフ8/ゴルフ8納車から10日目のレビュー/走行性能編

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ゴルフ8
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ゴルフ8、eTSI Active(つまり、1000ccの3気筒エンジン)が納車されてから10日が経ちました。
走行距離は900キロと、そこそこ乗っておりますが、
コルト、コペンと乗り継いできて、
つたないながらもレビュー的なものを書いてみました。
実際に乗ってみると、自動車評論家が動画レビューで伝えている内容とだいぶ乖離があったのでございます。

この記事はかなりの「シラネーヨ」を含みます。
従来のサラネでは文章量を極限まで短くしておりますが、
長文だった頃よくご指摘を受けていたからでございます。
昔で言うところの「痛い」内容です。

ぶっちゃけ走行性能ってどうなのよ?

正直、
ゴルフ8が気になっている方はこの記事を読まないとは思いますが、
車は走行性能ありきでございますね。
よく、動画レビューで言われている、「加速はこれでも十分、日本で走るにはこれで問題ない(いいとは言っていないように聞こえる表現)」「3気筒エンジンの音、振動がある」「絶対に1.5Lの方がいい」という文言がありますが、
確かに、契約するときに両方のり比べた結果、1.5Lの方がパワーがあるなーと思っておりました。
しかし、実際に納車されて乗った感じだと、
こいつ、普通に速度がでます。当然ですが。

かなりなめらかに、そして静かに加速していくので、
ボーッとメーターを眺めていると思わぬ速度がでているときがありますし、
高速の合流も正直コペンと比べても楽です。
660CCターボと比べてもあれですが、
踏み込んだ時の加速はコペンよりもわずかに速い感じですね。
それが、マイルドハイブリッドの効果なのか、DCTなのかどうかはわかりませんが、
コペンやコルトのようにエンジンがうなって頑張っている様子はまったくなく、
するすると静かに余裕をもって加速していく感じでございます。
メーターは260kmまでありますが、
その速度域までは軽く出そうな雰囲気がありました。
そして、高速巡航の安定性の高さも特筆すべき点でございまして、
コペンも当然ながら100キロ巡航はラクラクで3000回転いかない位でキープしますが、
ずっしり感と遮音性に優れているので、
正直、100キロ出している感が全くないです。

エンジンスタート時もエンジンがかかった音はしますが静かで、
いわゆるエンジンの音を聞かせる車ではありません。
音は上記の通り非常に静かでございまして、
振動もほぼありません。
ハンドルのブルブル感も自分の車体では皆無でございます。


ハンドル軽すぎ問題

多くの人に伝わらない表現を始めにしておくと、
コペンのステアリングの感触がセガラリーチャンピオンシップだとすると、
ゴルフ8のハンドリングはセガラリー2でございます。
どちらかというと、コルトに近い電動パワステの感触でございます。
回りくどい言い方をしましたが、
一言で言うと、「ハンドル超軽い」でございます。
トルクが全くないので、停車していてもぐりぐりとハンドルを動かしてしまうことがあるぐらい、
快適でございますね。
それでいて手を離してもちゃんとハンドルが戻ってくるというのも素敵でございますね。
(多分故障していたのだと思いますが、コルトはハンドルが戻ってこなかった)
そういう点では、コペンとは違い、良い意味で遠隔操作している感覚になりますが、
疲れにくく、良いと思います。

余談ですが、
国産車と違うのか、
少なくとも、足を置いたときに、
コペンではアクセルのイチにブレーキがあります。
つまり、アクセルとブレーキが右にずれております。
一度、アクセルを押したつもりがブレーキを踏んでしまうというインシデントを納車の日に起こしてしまいました。
未だに、アクセルの位置が定まらないのがちょっと気になる所でございますが、
それは慣れですね。

慣れという意味では、
ワイパーとウインカーのレバーが国産車とは逆なので、
納車して2日ぐらいは、ウインカーを出そうとしてワイパーを動かしてしまいました。
これは、コルトがコラムシフトだったために、
コペンに乗り換えた時に山道でシフトダウンをしようとして頻繁にワイパーを作動させてしまったのとちょっと近いところがあります(ない)


ハイブリッド車の感触はない。

ゴルフ8はマイルドハイブリッド車でございます。
ハイブリッド車ではございますが、
電気だけで車を走らせることは出来ません。
電動自転車のように、
ガソリンエンジンでまわした力をアシストして走らせる事が出来るのと、
ブレーキを踏んだときに回生ブレーキでエネルギーを蓄えることが出来るという仕様のようです。
48Vという、やや非力なバッテリーでございますが、
スズキのマイルドハイブリッドは12Vなので、そう考えればそこそこパワーはあるような気もします。
48Vのバッテリーを12Vに減圧してカーバッテリーに電力を供給するという、
ほんのり回りくどいことをしているようですね。
そのせいなのか、エンジンオフにした後もやたらと電気を使いたがる演出をします。
そのことについては、また別の機会に・・・。

ディーラーの人曰く、ハイブリッドバッテリーは半永久的に使えるとの事ですが、
リチウムバッテリーなので絶対に交換時期がやってきます。
交換費用がちょっと憂鬱ですね。

さてさて、
自動車評論家に言わせると、
出だしのスルスル加速していくのは電気のパワーのアシストがかなり加わっている用ですが、
上記の通り、かなり加速よく軽やかですね。
しかし、乗っていて、果たしてこれがハイブリッドのアシストなのかどうかは正直分かりません。
DCTの構造上、シフトショックが結構強く出るらしく、
ゴルフ8ではそれをほぼ感じない(希にショックを感じることがありますが)ということで、
電気のアシストの賜ではあるのですが、
それを感じないぐらい自然です。

そして、加速をやめてしばらくするとエンジンを止めてしまい(アイドリングストップ)
そのまま惰性走行(コースティング)をするという機能が付いております。
三菱コルトは同じように加速を止めるとエンジンを止めないまでも、
エンジンへの燃料供給を止めるという機能が付いておりましたが、
ゴルフ8のそれは、エンジンを止めることによりエンジンブレーキがかからず、
速度があまり落ちずに走行出来るのです。
正直、CVTはエンジンブレーキが効きにくいまでも、
コペンやコルト、そして一般的な自動車の感覚でアクセルを離すと、
特に前方に車両がいて先が赤信号のような状況だと、
速度低下せずにドンドン車に近づいてしまいます。
これはかなり慣れが必要なところですが、
一般的なアイドリングストップよりもより燃費向上に繋げられる機能でございます。
 このアイドリングストップ機能ですが、
作動中はデジタルコックピットプロ上に「A」という表記が出るのですが、
正直、作動しているかどうかというのはこのAの表示を見なければ私は分かりませんでした。
この状態でアクセルを踏むとエンジンがかかり、加速するわけですが、
ベルト駆動式ジェネレーターという機構を搭載しているため、
普通のアイドリングストップのようにエンジンのかかる音がしません。
そのため、ハイブリッドの力を得ているのか、ガソリンだけで走っているのか、
はたまた、エンジンが止まっているのか、全く分かりません。私には。
ただ、軽快な車という感じでございますね。

停まる、動く

この車で一番気に入っているのは、
なんだかんだでこの未来的なヘッドアップディスプレイでございます。
要は、フロントガラス上にこのように、速度メーターとナビなどが浮かび上がるのです。
視線上にあるので実に見やすいですね。

というのはおいといて、
試乗時からちょっと気になっていたのは、
ブレーキの挙動でございます。
コペンの感じで踏むと、カックンブレーキになるのです。
正直、コペンのブレーキは「効かないブレーキ」なので、
割と強めに踏み込んで丁度良い感じだったのですが、
ゴルフ8はディーラーの人曰く、アウトバーンで260km以上の速度から止まらなければいけないからということで、しっかりとブレーキが効く仕様になっているようです。

実際のゴルフのブレーキは、
踏み込んだ時にちょっと遅れてガガガッとブレーキがかかる感触なので、
おそらく、エンジン停止→エンジンがかかる→エンジンブレーキ→回生ブレーキ→ブレーキパッドの順にブレーキがかかるような気がします。
急にブレーキがかかる感覚の違和感は、エンジンがかかるまでのラグのような感じですが、
ブレーキがかかると確実にしっかりと停まるので安心感がありますが、
同乗者を乗せているとちょっと気を遣う要素でございます。
現在はだいぶ慣れてきたのか、当初よりなめらかに扱えるようになりました。

そして、もう一つのポイントは、
電動パーキングブレーキを搭載していると言うこと。
要は、サイドブレーキが電動で自動的にかかるわけです(ホールドにしていれば)
停まると自動的にサイドブレーキがかかり、
アクセルを踏むとサイドブレーキが解除されて動き出します。
そのため、停止したら足をブレーキから離していてもいいので楽ですが、
過信しているとブレーキがかかっていなくてちょっと前にすすんで焦るなんてこともありますし、
別の車に乗ったときにその感じで乗って焦る未来も予想できます。

それ以上にちょっと気になるのは、
ブレーキがかかるとちょっと後ろ側が沈んだような感じなるのと、
始動するときに持ち上がる感じがするのがちょっと気になりますね、
意識していないとあまり気にならないようですが。
とはいえ、便利さ、安全にはかえられません。

まとめないけど、まとめ

とりあえず、走行性能という所で書いていきましたが、
走る、曲がる、停まるという動作に関しては非常に性能が高い車でございました。
この図体で1L(ターボではあるけれど)という、一昔前ではネタのような車でございますが、
非力さは全くなく、十分どころか超快適な加速性能を持つ車でございます。
正直、これで満足が出来ない人はどんなスポーツカーに乗ってる人だよと思うぐらいの性能だと思います。
(そして、いくつかのスポーツカーはトルクが細かったりするので加速に意外と時間がかかったりする)

特筆すべきは、
納車して3日後ぐらいに片道350キロ程度の遠出をしましたが、
コペンでは疲れて動けなくなる距離が非常に快適でございました。
コレについては、後述するであろうトラベルアシストを多用したのもありますが、
そういう点でいい車でございます。
不満点もあるけどね。


執筆日:2021/11/17

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