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[ゲハ]NEC PC-FX

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PC-FX
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PA261959
日本電気ホームエレクトロニクス

PC-FX

NECホームエレクトロニクスが発売した
PCエンジンの後継機種でございます。
コア構想を中途半端に引きずっていますが、
PCエンジンとの互換性は一切ありません。
知る人ぞ知るマイナー機であり、
メジャー機なんでしょうかね。


ゲームカタログ(PCFX)>
ゲームカタログ(PCFX)01 アニメフリークFX Vol.1>

PA261959

簡単な概要です。
NEC、PC-FX(ピーシーエフエックス)は1994年12月に発売されたゲーム機です。
当時の価格は49,800円。

次世代機なので、
結構高額でございます。

上記の通り、PCエンジンとの互換性は一切ございません。

皆様ご存知のスペックを記載していきます。
CPUは V810 21.475Mhz
グラフィックにHuC62
RAMは2MB
VRAMに1.5MBを搭載。
CD-ROMは2倍速、

フォトCD、CD+G対応です。

CPUこそは32ビットでございましたが、
グラフィックに関してはPCエンジンに搭載されていたHuC6270を2つ搭載して、
MPEGデコーダを追加したものという有り様でございました。
なんという、微妙な仕様・・・

つまり何が言いたいのかというと、
このPC-FX、3Dポリゴンゲーは全く考えられていないハードであり、
しかも、微妙な仕様から、2D出会ってもアクションゲーム、格闘ゲーム、シューティングゲームには全く向かないハードになってしまったようです。
なんという・・・

一応、
プレステ、セガサターンとともに、
次世代機の3大ハードとして名を連ねていることが多いこのゲーム機でございますが、
実際、11万台ほどしか売れなかったばかりか、
発売されたソフトのほとんどがギャルゲーとアニメ。
キラータイトルが発売中止という微妙な路線でございました。

PA261960

正直言って、
縦置き型ハードというのもかなり珍しいのに、
輪をかけてでかい。

 

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PCエンジンというよりも、
小型のPC-88といった感じ。
なお、インターフェイスとしてSCSIも持っており、
PC-9800シリーズの外付けSCSI接続CD-ROMドライブとして使用できるようです。

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でかい割に、
背面はスッキリ

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蓋。
CD-ROMは

 

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トップローディングです

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でも、よく見るとインターフェイスは割りと多い

 

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コントローラーは2つさせます。

 

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コンポジットでございます。

 

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底面。

 

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型番、 PC-FX

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こんなところにも拡張端子が。
何をする予定だったのでしょうか。

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未来を感じるオープニングデモ

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バインダーなんですね。

 

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中古PC-FXハードPC-FX本体(本体単品/付属品無) (箱説なし)
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コメント

  1. マイケル村田 より:

    たとえ、何度転んでも立ち直ってしまうPCエンジンだが、あのバブル期には戻れない今、このPC-FXが立ち直る事は2度となかった…。大量に様々なバリエーションが発売されたPCエンジン(初代、CD-ROM2、SUPER CD-ROM2、シャトル、スーパーグラフィックス、コアグラフィックス、コアグラフィックスII、Duo、GT、LT、Duo-R、Duo-RX)に対し、PCエンジンの後継機、PC-FXはたったの1機種だけで、NECはゲーム業界から引退。 敗北した時には潔く諦めなければならない時が来る。 その後、ゲーム業界から差し退いたNECはWindowsブームの波で本業のパソコン事業で成功を収めていた。ゲーム事業からの引退の良さが良いNECとして成績である。

  2. さらもで より:

    NECはゲーム機にかぎらず、
    撤退のタイミングはいつも潔いですよね。
    PC-FXも、拡張スロット等を見てみると、
    コア思想のようなの展開をしたかったのではないか。
    という推測ができますが、
    まぁ、負けるにして負けたハードでございますね。

  3. マイケル村田 より:

    NECのゲーム業界の引退を見て、「なにが潔く諦めるだ! 諦めたらそこで試合終了ですよって話じゃないか!」と納得いかなかったのが任天堂であるがしかし、「セガが日本市場での暫定1位」、「そしてNECがゲーム業界からの撤退」、そうなると次に笑いの神が舞い降りるのはま・さ・か? 任天堂に笑いの神が舞い降りる事などありえないじゃないか…。 と思っていたが、1995年、その笑いの神が容赦なしに任天堂に舞い降りた。バーチャルボーイ。携帯ゲーム機にも3Dをとニンテンドー3DSの技術を16年分欲張って、無理やり、横井軍平が開発したゲーム機であり、ゴーグル型のディスプレイを覗き込んでゲームするというスタイルを余儀なくされ、更に携帯ゲーム機器と据え置きゲーム機の中間的位置づけのゲーム機と方向性が全く定まっていないため、日本でも海外でもヒットしない、でもそこら辺は任天堂のブランド力で何とか黒字分には売りさばく事が出来たが、下手に開発して売っちゃったという事が災いし、任天堂史上のクソハードとして永久に語り継がれる事になった…。 セガやNECでは許されるクソハード(PCエンジンシャトル、シャープX1ツイン、テラドライブ、レーザーアクティブ)も任天堂が発売したとなれば大問題である。

  4. さらもで より:

    実際、任天堂はこの手の失敗をよくしてますね。
    ファミコン以前も、ファミコン以降も・・・
    バーチャルボーイは当時、話題にだけはなっていましたし、
    自分もおもちゃ屋さんでよく触ってました。
    物凄く斬新ではありましたが、
    本体が妙に高かった事とコントローラーが見えないので操作しにくいのが印象に残っています。
    持っている人はいましたが、
    結局、このシステムを活かしたソフトがあまり作られなかったのも残念なポイントです。
    残念なハードではありましたが、そこまでクソハードだとは個人的には思っていなかったりしますw

  5. RFコンバータの型番と定価を調べているのですが、全く資料が無くて…

  6. さらもで より:

    こんにちは、さらもででございます。
    PC-FXのRFコンバーター、
    非常に興味深いです。
    私も気になってちょっと調べてみましたが、
    取扱説明書の接続方法にも案内がないですし、
    本当に全く資料がないですね。
    ちょっと探ってみます。

  7. daiki より:

    このコネクタを見る限り、恐らくパイオニアのJA-RF3LやソニーSCPH-1060が流用出来るはずですが、
    NEC純正のRFコンバーターが知りたいのです。

  8. さらもで より:

    レーザーアクティブと共用出来るらしいですよね。
    確かに、ちょっと手持ちの資料には手がかりがなかったので、
    引き続き、調査をしてみます。
    お役に立てず申し訳ございません

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