ニコン
Ai Nikkor 200mmF4S
Ai機構を持つレンズであれば、
現行のニコン製一眼レフ(D7000番台以降)でも使用することができます。
そんな、旧世代のロマンが詰まったAiレンズも、
ちょっとずつ紹介していこうと思います。
[warning]※今シリーズの内容は個人的な見解でございます。[/warning]
Nikon Ai Nikkor 200mmF4S
1981年12月に発売されたニコンFマウントのDタイプレンズです。
Ai-Sニッコールレンズでもございます。
メーカー希望小売価格は不明です。
現在はもう、カタログ落ちして消滅してしまった焦点距離ではありますが、
オートニッコール時代から存在する仕様であり、
このレンズはその最終形態といってもいいでしょう。
・カタログスペック
焦点距離は200mm。
開放F値はF4で口径は52mm、
最短撮影距離は2m
レンズ構成は5群5枚
現在のレンズでは考えられないほど重厚感があります。
ピントリングも回しやすく、
マニュアルフォーカスレンズの風合いです。
総金属製というのもいいですね。
また、フードが組み込み式でコンパクトなので、
重さに目をつぶれば持ち運びも悪くないレンズです。
フードを伸ばしてみる
Nikonの旧ロゴ
当然、
接点はなし
接点はなし
なかなかの風格。
・画質・撮影
なんというか、
非常に良く出来たレンズです。
開放からシャープですし、
1段絞るだけで現在でも全く問題ない仕上がりでございます。
周辺光量落ちも問題無いですが、
ちょっとだけ、パープルフリンジが出ます。
それも許容範囲ですね。200mmという焦点距離と、
現在の水準ではだいぶ長めの最短撮影距離2mというところに目をつぶれば、
なかなか、良いレンズなのではないでしょうか?
非常に良く出来たレンズです。
開放からシャープですし、
1段絞るだけで現在でも全く問題ない仕上がりでございます。
周辺光量落ちも問題無いですが、
ちょっとだけ、パープルフリンジが出ます。
それも許容範囲ですね。200mmという焦点距離と、
現在の水準ではだいぶ長めの最短撮影距離2mというところに目をつぶれば、
なかなか、良いレンズなのではないでしょうか?
画像作例は全てNikon D700との組み合わせで行っています。
コメント
どんなに古くて汚いものでもオールドニッコールってカゴジャンク落ちしないのですよね。というわけで最低グレード品でも割と高いので、こちらはジャンク落ちしてしまったD100などがあっても気軽にデジ一遊びできそうにありません。αやEFはかなりの数のレンズは安価であるのですが。
それにしてもジャンクで眠っているシグマの暗黒高倍率ズームのあの数は一体何なのでしょう…
ニッコールレンズはなかなか崩れないですね。
ハードオフなんかは、意外と一眼レフにくっついているレンズが狙い目だったりします。
まぁ、これだけデジタル一眼レフが低価格になっている時代ですので、
わざわざジャンク寸前のカメラやレンズを買ってまで使うものではないとは思いますけどねw
αはともかく、
EFマウントも純正レンズはまず見ないですね。
シグマやタムロンのあのあたりの出玉が多いのは、
結局、それだけ売れたということですね。
ある種の黄金時代だと思っております