デジカメレビュー
ニコン
AF Zoom Nikkor 28-80mm F3.3-5.6G
ニコンFマウント
ニコンUという超エントリーな一眼レフに付いているキットレンズでございます。
はてさて、その性能はいかに。
[warning]※今シリーズの内容は個人的な見解でございます。[/warning]
Nikon AF Zoom Nikkor 28-80mm F3.3-5.6Gは、
2001年03月に発売されたニコンFマウント用のレンズです。
メーカー希望小売価格は25,000円前後でございます。
最終的には1万円前後で販売されていた、
超格安レンズだったようですね。
確かに、非常に安っぽい感じでございますし。
ちなみに、初のGレンズでございます。
・カタログスペック
■仕様 vl1.1 | |
焦点距離 | 28-80mm |
35mm換算値 | 42-120mm相当 |
開放F値 | F3.3-5.6 |
絞り羽根数 | 7枚(円形絞り) |
最短撮影距離 | 0.35m |
最大撮影倍率 | 0.29倍 |
レンズ構成 | 6群6枚 |
フィルター経 | 28 |
フルサイズ対応 | ○ |
超音波モーター | x |
手ぶれ補正 | x |
防塵防滴設計 | x |
フルタイムマニュアル | x |
開放F値が微妙に明るいですが、
レンズの枚数も少なく、
なかなか面白そうなレンズでございます。
レンズの枚数も少なく、
なかなか面白そうなレンズでございます。
・デザイン・メカ・インターフェイス

非常に安っぽいというか、
えげつないレンズでございます。
高級感のかけらもなく、
レンズが入っていないんじゃないかと思うぐらい軽い。
195gですしね。
最近の画質を求める重たいレンズや質感を求めている風潮からすると、
真逆の立ち位置にあるレンズと言えます。
オールプラスチックです。
えげつないレンズでございます。
高級感のかけらもなく、
レンズが入っていないんじゃないかと思うぐらい軽い。
195gですしね。
最近の画質を求める重たいレンズや質感を求めている風潮からすると、
真逆の立ち位置にあるレンズと言えます。
オールプラスチックです。


書いてあるものは書いてあります。 

タイランド製。
この頃からタイニコンってあったんですね。

この頃からタイニコンってあったんですね。




超プラスチックでございます。 

gレンズですが、
モーターは内蔵しておりません。

モーターは内蔵しておりません。





こんなセットです。
・画質・撮影
AFはモーターを内蔵しておりませんので、
割りと大きめの音がしますし、
そんなにAFは速くはないですね。
とにかく、軽いのは絶大で、
D800との組み合わせでも非常に楽です。
なお、プラスチックということとあまりにも軽いので、
シャッターを切るとミラーショックでレンズも振動します。
写りには影響がなさそうですが、
ちょっと怖いですね。
写りに関しては全く期待をしておりませんでしたが、
意外にも、しっかり解像します。
D800との組み合わせでも物足りなさはなく、
かなり意外でございました。
開放では周辺がやや甘くなりますが、
格安のレンズとは思えない仕上がりでございますね。
なんというか、
レンズの良し悪しってなんだろうと思ってしまいました。
画像
作例はNikon D800の組み合わせで行っています。

{メ}Nikon D800
Nikon D800 ああ、ついにこの時が来てしまいました。 ずっと愛用していたD700が壊れてきたのを騙し騙し使っていたものの、 ついに耐え切れなくなってしまったのです。
コメント
同時期・同クラスのミノルタAマウントDレンズ(DTではない)はマレーシア製で画質は解像してなくイマイチでした。このあたりも現在でもやけにNIKKORが高い理由ですかね…
良くも悪くもニッコールは作りが良いですからね。
ミノルタのその頃のものはかなり売れたようですが、
最近不思議と出物が少ないのが悲しいところです。