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サラネが20周年をむかえました。

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サラネ
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2000年4月7日に更新が始まったsara-netですが、
本日、2020年4月7日をもちまして開設20年周年を無事迎えることが出来ました。
紆余曲折はありつつも波風経たず淡々と続いた20年でございますが、
新しいツールとして登場したインターネット、ホームページを20年続けたということ。
そして三日坊主の自分が1つのことを20年続けたという意味で非常に達成感を感じる日となりました。
サイトを開設して20年。世の中はめまぐるしく変わっております。
2001年の9月11日のアメリカ同時多発テロ事件はインターネットチャット中に起こった事件ですし、食品レビューを始めてだいぶ経った2008年の毒入り餃子事件では何故かサラネに問い合わせが相次ぎました。
2011年3月11日の東日本大震災では世間からお叱りを受け、20周年を迎えた現在は新型コロナウイルスで世の中は大変な状況となっております。
インターネットの界隈でも、ここ20年いうのは言わずもがな、石器時代から現代ぐらいの進化を遂げた世界でございます。


サラネと私というコンテンツでも延々とやっておりますが、
開設当初はブラウザによってレイアウトが大きく崩れる事や、インターネットインフラが細かった事により、(今となっては極小サイズの画像でも)画像やちょっとモダンなHTMLタグを扱っているだけでご指摘を受ける時代でした。
テレホタイム、キリ番、ホームページバナー、This Page is Japanese Only!、リンクはフリーです。などなど、懐かしく感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
携帯電話が簡易的なホームページを開けるようになるとGIFアニメーションというジャンルが脚光を浴びるようになり、サラネでもホームページバナーにGIFアニメーションを取り入れたりした時代もありますが、
今度はGIFの権利問題が危うくなり「GIF画像警察」が現れるようになりました。
PNGは対応しているブラウザが限られるし、などと悩んでいる内に世間ではMIDIブーム、Flashアニメブームが到来します。
この時代になるとインターネット回線が徐々に近代化しつつあり、
駅などでADSLモデムを配っている光景が日常的な物となります。
サラネではFlashアニメーションを表示するまでには至りませんでしたが、
同じくトレンドだった「テキストサイト」の体裁を取り入れるに至ります。
テキストサイトとは、基本的に文字だけで楽しませる手法であり、


フォントいじりをしたり、

行間を空けてみたりして、

 

閲覧者を引きつける事で大ブームになりました。
もちろん、センスが問われる手法が故に人気のサイトだけが残り、
それ以外のサイトは埋もれていくことになります。
サラネも当然、埋もれていくサイトなのでございます。、
理由は簡単、中身がないから。

テキストサイトが流行出すと、
世の中にはインターネットサイトやFlash、フリーソフトを紹介する雑誌があふれてきます。

テキストサイトブームが一段落すると、
今度はブログが登場します。
「日記」を書くツールは昔からありましたが、
誰でも簡単に記事を書け、レイアウトもある程度自由に設定できるようになると、
一気にHTMLタグを駆使したホームページはブログに移行し、
かつてのホームページは廃れていきます。
サラネもその波に乗り、2005年にブログの体裁を取ることにします。
 そしてそのブログ化こそが、現在の「インターネットゴミ屋敷」になるターニングポイントとなったのです。
 それまでのサラネは中身のない日記的な記事と、中身のないニュースを紹介するアンテナサイトとして存在しておりましたが、
ブログ化するということで、必然的にコンテンツを作らなければならなくなりました。
その頃は既にデジカメは普及しており、これを活かしてというので誕生したのが飲食レビューでございます。正直言って、サラネ自体は2005年のブログ化の延長線上でサイトが続いており、そこから進化も退化もしていないのです。

今後のサラネについて

気がつくと昔話をはじめてしまったのが悪いクセでございます。
開設当初は12歳だった私も現在は32歳。もうすぐ33歳でございます。
立派なおっさんでございますし、昔のカメラ雑誌を読んでいたら「33歳の初老」的な文言を発見して絶句した記憶があります。
サラネとは関係なく、現代の私は心も体もボロボロな状態でございますが、
生きている間はどうにかサラネを続けていきたいと思っております。
ただし、もしかすると生きている内にインターネットという概念自体が変化する可能性もあり、
個人ホームページという文化がパソコン通信のように廃れ、終息してしまう可能性もある時代です。
サラネのコンセプトとしては「ほぼ全ての人には需要がないけれど、だれか一人がふと思い出して検索したときに引っかかる」というものです。
「あれなんだっけ?」「あんなのあったなー」と言うときに検索に引っかからず、悶々とするのは悲しいものです。
そんな誰かに刺さればいいなと思い、ここ15年はサラネを運営させていただいております。
そんな理解不能のサイトをできる限り続けていきますので、
今後ともゆるくて理解不能なインターネットゴミ屋敷、サラネットをよろしくお願い致します。

執筆日:2020/04/06

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