購入価格は105円。
当時の価格は7800円前後だそうです。このデジカメはどう見てもおもちゃなわけですが、
その機種の紹介よりもそれにまつわる事件というか、そういうもので話題になった機種でもあります。
この機種自体、そこそこ売れたわけですが、
ミーシャという名前から、当時人気だったアーティストの方のミーシャの所属事務所が、
不正競争防止法に抵触するとして訴えを起こされたということが、
当時テレビニュースでも放送されてましたね。
その訴訟が後にどうなったのかは分かりませんが、
公式サイトにもミーシャと書いてあるところを見るに、
和解したのではないかと思われます。この機種はこのノーマルタイプの他に、
サンリオモデルとや、動物占いのソフトが付属したモデルなど、
様々なモデルが発売されるロングセラーモデルとなっております。
それが後にXiaoシリーズにつながるわけですね。
・カタログスペック
25万画素CMOS素子。
レンズは単焦点という事しか分かりません。
液晶はなく、マクロは無し、内蔵メモリ、駆動は単4乾電池4本です。
最短撮影距離が60cmからですね。
なんか、単四電池をやたらと使いますね、
仕様的には非常に残念な事になっております。
また、レバーとシャッターボタンしか無いシンプル設計なので、
機能は一切なし。
更に、初心者向けのおもちゃと位置づけられているモデルですし、
1999年ということでUSB規格も増えつつある時代なのに、
何故か接続がパラレルオンリーという悲しい仕様です。
なんでこんな小さいデジカメにパラレルなんだと。
SCSIじゃ無いだけましですけどねw
当然のごとく、Windows95/98/Meのみの対応となりますので、
NT4.0/2000/XP/Vista/7には非対応で御座います。
・購入時の状態
付属品:本体のみ
状態 :良好
機能 :不明
台数 :1台
・デザイン・メカ・インターフェイス
当時はダサイと言われたモデルらしいですが、
確かに、ロゴはダサイかもしれないです。
そして、この安っぽさ!
プラスチック全開でスッカスカな筐体。
そして、背面の「消去・撮影」の文字。
よく分からない位置にあるシャッターボタン。
何をとってもおもちゃです。
三脚穴しか内割に、
電池蓋の開閉機構はなかなかマニアック。
一応、Made in Japanという表記があるのも見逃せません。
振るとカチャカチャいうのも面白い。
・機能・仕様
電池を入れて撮影に合わせるとランプが赤く光ります。
電池を入れたらあとは電源を切ることができず、
消去を押すと全部消えてしまいます。
当然、トイデジカメですので、電池を抜くと中のデータがすべて消えてしまいますよ!
・・・まぁ、取り込んでいないので本当に動いているのかどうかわかりませんけどねw
せめて枚数表示の液晶ぐらいは欲しかったですね。
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